約 3,310,560 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3426.html
染谷「電気も消して良いじゃろ?」 京太郎「は、はい。是非」 京太郎「じゃ、じゃあ、胸、触りますよ……?」 染谷「ん……」 京太郎「ダメですか?」 染谷「ちょっと待って。今、心の準備を整えるけぇ」 京太郎「は、はい」 染谷「んっ……」 京太郎(胸に手を置いて……暗くてよく見えないけど、顔が真っ赤だ……) 染谷「よ、よし!」ポンポン 京太郎(さすがに恥じらう姿は可愛いなぁ……) 染谷「心の準備出来たわぁ。えぇよ」 京太郎「では……」スッ 京太郎「……」ムニュッ 染谷「んっ……」 京太郎「……」ムニュムニュ 染谷「んっ……」 京太郎(良かった。正直、興奮出来るかちょっと不安だったけど……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(なんだかんだ、しっかりこうやって女の子な部分を触れば……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(まこさんでも、ちゃんと興奮出来るんだな)スッ 染谷「!?」 バッ 京太郎「……」チュッ 染谷「んっ……!」 京太郎「……」チューッ 染谷「ん……ん……」 パッ 京太郎「ふぅ(口固く結んじゃってて……)」 染谷「……」カァッ 京太郎(舌は入れられなかった……) 染谷「え、えらい急じゃな!」テレテレ 京太郎「上、脱いで下さいよ」 染谷「え、えぇ?」 京太郎「ほら。今日のまこさん、とっても可愛いですから」 染谷「……」カァッ 京太郎「しっかり見せてください」 染谷「えっ……そ……」 京太郎「早く」 染谷「……」サッ 京太郎「もちろん下着もです」 染谷「そ、それは……」カァッ 京太郎「……」 京太郎(恥じらいは醜婦をも天使にするとは言ったものだな……)ムラムラ 染谷「ま、また今度に…」カァッ 京太郎「……」グイッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ほら、もう見えちゃいましたよ。将来、まこさんの赤ちゃんがしゃぶる部分」 染谷「いやっ……」バッ 京太郎(か、可愛い……)ムラムラッ 京太郎「……っ」カシッ 染谷「いや!」 京太郎「んっ……」乳首チューッ 染谷「あっ……あっ……」 京太郎「ふぅー……(む、無我夢中で舐めてしまった……)」 染谷「はぁ……はぁ……」 京太郎「どうでした?」 染谷「ど、どうって……」 京太郎「気持ち良かったですか?」 染谷「な、なんかスーッとしたわ」テレテレ 京太郎「そうですか」 染谷「う、うん」 京太郎「じゃあ次は」 染谷「……」 京太郎「下も脱いで下さい」 染谷「んー……」カァッ 京太郎「まずスカートどけて……」ファサッ 染谷「きゃっ」 京太郎「……」 京太郎(こうやって女の子らしい声出されるとくるなぁ……)ムラムラ 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「パンツ、下げますよ?」 染谷「ちょ、ちょっとそれは待って……」 京太郎「なんでですか?」 染谷「いや……その……」カァッ 染谷「そ、それは……」 京太郎「それは?」 染谷「ま、またこ、今度というか……」 京太郎「じゃあ、ここだけ……」スッ 染谷「!?」 京太郎「ちょっとずらして……!」クロッチ ガバッ 染谷「きゃっ!!!」バッ 染谷「ちょっ……ちょっとなにしとる!」 京太郎「もうまこさんの一番恥ずかしい所見えちゃいましたから、恥じらう必要ないですよ?」 染谷「なっ……」 京太郎「もう一番嫌らしい所、しっかり見ちゃいましたから」 染谷「……」カァッ 京太郎(か、顔真っ赤……!)ムラムラムラムラ 京太郎「そんな隠さないで下さいよ!」 染谷「だ、だって、男の子の目の前でなにも身につけんといるなんて初めてで……」カァッ 京太郎「可愛いですよ」 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「しかし、これがまこさんのパンツか~」ヒラヒラ 染谷「ちょっ、やめ!」 京太郎「クロッチのにおい嗅いじゃいますね~」スッ 染谷「ちょっ! 本当にやめって!」カァッ 京太郎「まこさんもちゃんと、女の子のにおいするんですね~」クンクン 染谷「ど、どういう意味じゃ!」 京太郎「じゃあ、その女の子のにおいの元を……」バッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ってな感じだったわけだよー」パンパン 咲「なるほどね」パンパン 京太郎「それで起きた後、悔しくってさ」パンパン 咲「悔しい……? どういう事?」 京太郎「だって、夢とは言え、まこさんで興奮しちゃったんだよ?」パンパン 咲「そ、それは良いじゃん! まこさんだって女の子なんだから! ……って、私は焼き餅焼くべきなんだけど……」パンパン 京太郎「しかも、起きてからもギンギンでさ。屈辱ったらないよ」パンパン 咲「そ、そっか……」パンパン 京太郎「だから、口直しとして、咲を起こして、こうやって相手してもらったんだよ」パンパン 咲「そ、それはちょっと嬉しいかも知れないけど……」カァッ 京太郎「やっぱ咲マンが落ち着くわぁ」パンパン ドピュッ 京太郎「ふぅ」ヌルッ ポンッ 咲「あ! また中で出してー!」ドロッ 京太郎「ごめん、ごめん。夢の中のまこさんに興奮したのもあって、止まらなかったんだよ」 終
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/60.html
. 京太郎「はぁ……」トボトボ 京太郎「夏休みも明けて1か月になるけど……」 京太郎「相変わらずのぼっちかぁ」ポツーン 泉(はぁ……) 泉(どうしていつも同じクラスの人とか、麻雀部員とかこっちにいないんやろか) 泉(相変わらずのぼっちやなぁ……) 京泉「「……寂しいな」」 その望み、叶えてやるだわさ! 行けっ!遠隔操作型イレカワール! 京泉「「……今、なんか聞こえたような?」」 ビビビビビッ! 京太郎(泉)「気のせいやな」トボトボ 泉(京太郎)「気のせいか」トボトボ 京太郎「……あれ、道変わってへん?それに心なしか視点も高いような……」 泉「いつの間にこんなところに来たんだ?それになんだか体中すーすーするような……まあいっか」 【side-泉】 京太郎「急に風が無くなったな……ん?」ペタッ 京太郎「ん?ん?ん?」ペタッペタッペタッ 京太郎「私の体ってこないにゴツかったやろか……そもそも服が……?」コカンチラッ チョッピリモッコリ 京太郎「……は?」 【side-京太郎-】 泉「すっげーすーすーしてんのに全然寒くないな、俺の体おかしくなってんのか?」テヲミル 泉「手が小さく見えるな……っておい!」ペタッペタッペタッ 泉「袖がねえって思ったら、体が小さくなってる?」コカンチラッ ヒラヒラー 泉「…………」モイチドチラッ ヒラヒラー 泉「…………」サワサワ フニッ 泉「あんっ」 泉「どんな声出してんだよ!……って」 泉「何じゃこりゃああああああ!」 prrr prrr prrr 泉「えーっと、携帯さんどこですかー」 泉「あったあった……【須賀京太郎】?どーなってんだ」ピッ 泉「もしもし、どなたで『京太郎くんですか!?』」キィーーン 泉「そうだけど、あんたは?」 泉(この声聞き覚えがあるような……) 京太郎『二条泉です!』 京太郎『今スカート穿いてますよね!?』 泉「ん……どうしてかわかんねえけど」 泉「ちょっと待て、その声俺の声と似てないか?」 京太郎『はい、えっとですね』 京太郎『どうやら、入れ替わってしまったみたいです』 泉「入れ替わった?何が」 京太郎『私たちの身体が、ですよ』 泉「は!?」 【side-泉-at教室】 ワイワイガヤガヤ 京太郎(どうして京太郎くんと入れ替わりなんて……) 咏「京太郎ー」 京太郎(これじゃあお手洗にも行けひんやないか……) 咏「京太郎ー」フリフリ 京太郎(それにあのことまで……!) 咏「おーい」フリフリ 京太郎(それはダメや!)ガタッ 咏「京太郎って呼んでんだろ!」 京太郎「へ?」 咏「呼ばれたらすぐ返事しろってんだよなー」フンス 京太郎(せやった、私は今は須賀京太郎なんや) 京太郎(京太郎くんに迷惑はかけられへん)グッ 咏「おーい、聞いてんのかー?」 京太郎(確か京太郎くんはいつも……) 京太郎「ごめんごめん、咏に見蕩れてたんだ」 咏「はっ?」カァァ 京太郎「咏はいつも通り可愛いな」ナデナデアンドイケメンスマイル 咏「う、うぅ……か、からかうんじゃねー!///」プシュー 京太郎(そうそうこんな感じやったな) 【side-京太郎-at教室】 泉(これが女子の身体か……)ゴクリ 泉(ここを触って……)サワッ 泉(トイレが楽しみだなー) 泉「おっと、ここが泉の教室か」 ガララ ワイワイガヤガヤ 泉(泉は挨拶をちゃんとしてるから……) 泉「みんな、おはよー!」 シーン 泉「あ、あれ?」 ……ワイワイ……ガヤガヤ 泉(どうなっているんだ……?) 生徒A「二条ーお前先週のゴミ捨て忘れとったやろ、今から行ってこい」 泉「今から、ですか?」 泉(始業まであと5分しかねえじゃねえか) 生徒A「はよせんと先生に殴られるでー」 生徒B「せやせや」ケラケラ 泉(まあ泉はちゃんとしてるように見えて意外なところでおっちょこちょいだからな) 泉(ぱぱっとやるか) 泉「わかりました、行ってきます」 泉「えーっと、この辺りだっけなー」 生徒C「あーそこ危ないでー」 泉「へっ?」 ガタッ ドサドサ 泉「いつつ……まさかゴミが上から降ってくるなんてなー」 泉「まあいっか、ほいほいっと」 泉「あと2分なら間に合うな」タッタッ 【side-泉-at授業】 京太郎(京太郎くん、大丈夫やろか) 京太郎(大丈夫やろな、きっと) 「須賀ァ!てめえが答えるんだよ!」 京太郎「ひっ!」 クスクス 京太郎「すみません……」シュン 【side-京太郎-at授業】 「ほな二条、お前この問題解いてみろや、式は黒板に書いてええで」 泉「チョークはええです、それはx=2,-3ですがx 0よりx=-3は不適、したがってx=2となります」 「おお、上出来や、座ってええで」 泉「はい」ドヤッ シーン 「次は……生徒D!」 生徒D「これはx=10,5ですが、x 6よりx=5は不適、x=10となります」 「あーそれはどっかで符号間違えたな、x 6によりx=10は不適、x=5が答えや」 生徒D「えぇ……」 ドッ ワハハハ ドンマーイ キニセントイテー 泉(あれ、あれ……あれ?) 【side-泉-at昼休み】 咏「京太郎ー、屋上行こうぜー」 京太郎「ああ、ちょっと待ってな……」 京太郎(なんでお弁当が二つもあるんやろ……?) 京太郎「咏ー弁当持ってるよなー?」 咏「もちろんだけど、どうしたんだ?」 京太郎「いや、何でもねえ、待たせて悪かったな、お詫びだ」ニギッ 咏「おわっおもおお、おまっ!なに手ぇ握ってんだよ!」カァァ 京太郎「あー、悪かったな」サワヤカスマイル 咏「う……別にいいよ……ったく」 咏「来たぞー」 京太郎「どうもー」 霞「二人とも遅かったわね」 咏「京太郎がゆっくりしてたからなー」ジトッ 照「何してたの……」 憩「ゆっくり……シてた……!」ビビクン! 郁乃「遅れてごめんな~」 良子「ソーリーです」 エイスリン「イクノ!ヨシコ!オソイ!」 京太郎(な、なんで戒能プロがおるんや!?) 京太郎(それに郁乃って、赤阪さんは郁代やなかったっけ?) 郁乃「ん~どうしたんや京太郎くん?」 京太郎「いやっ、なんでも?」 霞「どうして疑問符?」 京太郎(えっと、宮永さん、荒川さん、エイスリンさん、赤阪さんと石戸先生も弁当持ちやんな) 京太郎(そうすると……) 京太郎「あ、戒能プロ、これどうぞ」 良子「……センキュー」シュン 京太郎(なんか落ち込んどる!?) 京太郎(何や、何が悪かったんや!?) 京太郎(……そっか、京太郎くんのことや) 京太郎「落ち込んでると、その可愛い顔が台無しだぞ、良子」サワヤカスマイル 良子「よ……し……こ?ワッツ?ヨシコ?ヨッシィコォ?」 京太郎「どうしたんですか!?」 良子「ああいや、なんでもない、ノープロブレム、ノーウェイノーウェイ」 良子「京太郎が私のことを良子なんて呼ぶわけ」 京太郎「良子?」 良子「はうっ」プシュー 【side-京太郎-at昼食】 泉「お、これは泉のお母さんが作った弁当かな」 泉「いただきまーす「に・じょ・う・さーん」」 泉「はい?」 生徒B「先生がさっき呼んでたで、用事があるとか」 泉「わかりました、おおきに」 生徒C「ええってええって、ほら早く」 泉「はい、では」 泉(今の声……ゴミ捨て場で聞こえた声とそっくりだったな) 生徒ABCD「「「「……くすっ」」」」 「用事?そんなん無いけどー、どうしたんや?」 泉「え?」 「ま、ええわ、二条最近大丈夫か?」 泉「何がですか?」 「最近お前クラスでハブられとるように見えるんやけど」 泉「見えますか?」 「この前は泣いとるみたいやったけど、「なんでもない」言うとったやん?」 「ほんまに大丈夫なんか?」 泉「…………」 『二条ーお前先週のゴミ捨て忘れとったやろ、今から行ってこい』 『あーそこ危ないでー』 『シーン』 『先生がさっき呼んでたで、用事があるとか』 泉「…………あー」 泉「大丈夫です」 「そうか?まあキツイ思ったらいつでも相談してくれでええからな」 泉「はい、失礼しました……あ、そうだ」 泉「先生、みんなでパーティーの準備をしてるんでお昼ご飯食べ終わったら来てください」 「ん、了解や、楽しみやなー」 ガララ 泉「……大丈夫だ」 泉(もう、解決するから) ガララ 生徒B「あ、二条さんお帰りー」ニコニコ 泉「どうもです」チラッ 他の生徒「」ビクッ! ザザッ 泉(やっぱりかぁ) 泉(机) 机「」ビチャア 泉(教科書) 教科書「」グチャビチャア 泉(……弁当) 弁当「」グチャァ 泉「…………っ」グッ 泉「えーっと、生徒Aさん、だったっけ?」 生徒A「何ー?どうかした?」ケラケラ 泉「ちょーっとばかし面貸してくんねえか、そこの三人もな」ニッコリ 生徒B「へぇ、二条ちゃんも偉うなったもんやなー」 生徒C「前まではただ泣いとるだけやったのに」 生徒D「ほんま……生意気やわ」 泉「お前らさぁ、こんなことして何が楽しいんだ?」 泉「やってて空しくならねえの?」 泉「人をよってたかっていじめて、どうやらお前ら四人が主導だったみたいだけど」 泉「見てて気持ち悪かった」 泉「お前ら、この教科書を誰の金で買ったのかわかってんの?この弁当誰が作ったかわかってんの?」 泉「この机が何年間使われて、どんな人に使われてきたかわかってんの?」 泉「物ってのには思いが込められてるんだよ、教科書だって「学校で頑張ってほしいな」とか、弁当だって「この具、あの子食べてくれるかな、あの具を入れたらあの子喜ぶかな」とか」 泉「お前らそんなこと考えたことあんの?」 生徒D「なんやさっきから長ったらしく、うるっさいわ」 生徒B「遊び道具が反抗するなや」 泉「悲しくならねえのかって聞いてんだよ!」バンッ! 泉「その程度のこともわかんねえようなやつが粋がってんじゃねえぞ」 生徒A「ウチらが粋がっとる?ずいぶんおかしなことを言うなぁ」 生徒C「あー腹立ってきたわ、もう蹴ってええ?」 生徒B「ええでーやったれやったれー」 「はい、そこまでや」 「現場はしっかり押さえてもろうたで、他の先生にも来てもろうとる」 「四人とも、生徒指導室に連行や」 夜、俺は泉と話した クラス内でのいじめは夏休み明けから始まったらしく、泉も相当疲れていたようだ クラスメイトの人たちの証言から、あの四人は校則違反のみならず、万引きなどの犯罪行為も行っていたらしく、処分が決定するまで停学だそうだ 先生曰く良くて停学、悪くて退学だとか 今日の出来事を全て話し終えると、泉は泣いて、何度も何度も、ありがとう、と言っていた 電話越しに自分の泣き声を聞くってどんな拷問なんだろうか そして、泉との電話を終えて、風呂に入ろうと思ったその瞬間 ビビビビビビッ! 元に、戻った えええっ!?神様都合よくない!?やっとこの目、泉の目で泉の……むふふを視れると思ったのに どうやら入れ替わっていた時間はちょうど12時間だったようだ ……ほんと、タイミング悪いよな 泉とは日曜日に一緒に遊びに行く約束をした、少しでも俺が癒してあげられたらなー、なんて と、まあそんなこんなで俺と泉の波乱な一日が終わった そして翌日 照「京、おはようのハグ」 憩「京太郎くん……昨日の……真に受けてええんやな?」カァァ 郁乃「きょ、京太郎くんのアホ!///」プイッ 咏「きょ~たろ~なでなで~」 エイスリン「ネコミミ、ツケテミタ///」 良子「どうして呼び捨てにしてくれないんだ……せっかくカラーまで付けてきたのに……そうか、それが新手のプレイなのか!」ハッハッ 京太郎「……は?」 何しやがった泉……後で覚えておけよ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2276.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1363190997/ 東京 アパート 京太郎「やった!!ついに憧れの一人暮らしだ!」 京太郎「部屋も家賃がやすいし広いしで最高!さあ!片づけするぞ!」 京太郎「お?なんかこの段ボール重いな」 京太郎「そんな重いもの入れたっけ…と」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 京太郎「……」 咲「……」 ゴソゴソ 段ポール「……」 京太郎「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 ゴソゴソ 京太郎「さてと、廃品回収はっと」 段ボール「ちょ!ちょっとまってよ!京ちゃん!」 京太郎「咲、いや、段ボール姫」 段ボール「段ボール姫ってなに!?」 京太郎「なんでお前がここにいる!」 段ボール「あ!あとさっき京ちゃん重いって言った!ひどい!」 京太郎「そりゃあそうだろ!段ボールに人が入ってりゃ重いわ!」 段ボール「そんなの知らない!謝ってよ京ちゃん!」 京太郎「す、すまん……って!」 京太郎「お前話逸らそうとしたな!」 段ボール「あうっ!ばれたっ!」 京太郎「まったく……そろそろ出てこいよ」 段ボール「……ヤダ」 京太郎「は?なんでだよ」 段ボール「……おしえないもん」 京太郎「……お前はいつもそんなよく分からないすねかたするよな、なにをして欲しいんだ?」 段ボール「……聞かないで」 京太郎「何をだよ」 段ボール「私がここに来た理由」 京太郎「はぁ……なんでそんなに隠したいのかは分からないけど、分かったよ、聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタ揺れるなよ!下の階の人の迷惑になる!」 段ボール「……ごめんなさい」 京太郎(絶対中でショボンとしてるな) 京太郎「いいよ、で、きちんと親に連絡してるんだろうな」 段ボール「…………」 京太郎「…………」 段ボール「…………シテルヨ」 京太郎「嘘付け」 10分後 京太郎「電話してきたぞ」 段ボール「おかーさんなんて言ってた?」 京太郎「……お姉ちゃんで慣れてるから心配するな、京太郎さんがいいならここで3日お世話になってから帰ってこいだと」 段ボール「!やったーーー!!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタするなっ!それに俺が良いって言うかは分かんねえぞ?」 段ボール「……えっ?だめなの?」ショボーン 京太郎(感じる……しょぼんとしてる…) 京太郎「ったく、まあいいけどさあ」 段ボール「ホント!?やったーー!」 ガタガタッ 京太郎「ガタガタすんな!」 京太郎「ていうかさ、段ボール姫」 段ボール「なあに?京ちゃん」 京太郎「それ取れよ」 段ボール「なっ!なにを言うのかな!京ちゃんは!」 京太郎「俺が間違ってるのか?」 段ボール「この段ボールは私の結界なんだよ!解くための方法はただ一つ!」 京太郎「ほう?してその方法は?」 段ボール「咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいいって言いながら段ボールを3回なでなでするんだよ!」 京太郎「……えー」 段ボール「ほら!地球の命運は京ちゃんにゆだねられたよ!」 京太郎「なんか壮大なバックストーリーだな」 段ボール「さあ!京ちゃん封印をといて異世界にジャンプだよ!」 京太郎「地球見捨てるんだな、やればいいんだろ?やれば」 京太郎「こうか?咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい咲ちゃんかわいい」ナデナデ 段ボール「なななななんと!」 カボッ 咲「段ボールの中は咲ちゃんでしたー!」 京太郎「おう、知ってた」 咲「……へ?」 京太郎「だってさっきからずっと話してただろ、それにお母さんにも連絡したじゃねーか」 咲「……あ」 京太郎「……!おまえまさか!」 京太郎「いままで気づかれてなかったと思ってたんじゃ」 咲「うわぁぁ~~~ん!」 カポッ 段ボール「か、かわいい咲ちゃんはいなかったよ!いるのは私段ボール姫だけ!」 京太郎「……図星なんだな」 段ボール「ちがうもん!気づいてなかったのは京ちゃん!今のは幻覚!」 京太郎「思わずなん…だと…と言いたくなるな」 段ボール「そうだよ!私中身なんてないもん!ロボットだから」 ぐぅ~~~~ 京太郎「……」 段ボール「……」 京太郎「今の腹の音はなんだ」 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「そうか、なら段ボール姫はロボットだからご飯いらないな」 段ボール「ごめんなさい、わたしです」 5分後 京太郎「ゴメンな、引っ越しの途中だったからカップ麺しか用意できなかった」 段ボール「ううん!かっぶめん大好き!」 京太郎「そうか、ほれ、引っ越しそばだからどん兵衛だ」 段ボール「わぁい!どん兵衛!」 にゅ~~ 京太郎「その手はなんだ?」 段ボール「ちょうだいの手!」 京太郎「その中で食べるのか?……まあいいけどさ」ヒョイ 段ボール「ありがとう!」 ズルズル 段ボール「……京ちゃん」 京太郎「なんだ」 段ボール「すごい暑い」 京太郎「だろうな」 京太郎「段ボール姫、俺はこれから買い物に出かけようと思うのだけど」 段ボール「……あ、そっか」 京太郎「姫は残っとくか?」 咲「うーん、そうだ!ちょっとまってて!」 スススススススス 京太郎(奥の部屋に去っていったぜ) トトトトトトトト 咲「あっ!京ちゃん偶然だね!どこかいくの?」 京太郎「……おう、ちょっとスーパーにな、咲もいくか?」 咲「うんっ♪いくいくっ♪」 咲(ふふっ♪うまくいったよ!) 京太郎(ここ俺の家のリビングなんだが……黙っておいてやるか) 東京の大型デパート(東京しらん) 京太郎「さて、ついたぞ」 咲「うわぁ、すごい人だね!」 京太郎「そうだな、はぐれないようにしっかり側にいろよ」 咲「京ちゃん!すごい!あっちにとっても大きなペットショップがある!」ドドドドドド! 京太郎「っていってる側から!」 咲「早く行こうよ!京ちゃん!」 京太郎「ったく、ほら」 ギュッ 咲「あっ」 京太郎「手、つながないと迷子になるだろ?」 咲「……………………」 京太郎「咲?」 咲「……………………………」 京太郎「咲っ」 咲(これが……最後の京ちゃんの手の感触……これが……最後……) 京太郎「咲っ!」 咲「ひゃあ!」 京太郎「大丈夫か?具合はどうだ?ふらふらしないか?」 咲「っ!……あはは、京ちゃんは心配症だね」 京太郎「間違いなくおまえによって育てられた性格だ」 咲「そうかなー?ねえねえ京ちゃん!早く行こうよ!あっちにカピパラの赤ちゃんがいるって!」 京太郎「って引っ張るな!ちょっと!」 咲「カピパラの赤ちゃんみんな寝てるね」 京太郎「カピパラは隙があれば寝るからな」 咲「でも寝てるカピパラって可愛いね!」 京太郎「そうだな、カピもよく俺の布団を占領してた」 咲「そういえば京ちゃん言ってたねー「数学の時の咲はカピパラみたいだな」って!」 京太郎「あー言ってたな」 咲「数学の時の私がこんなに可愛いなんて照れちゃうよー」 京太郎(……相変わらずバカだな) デパート 食品売場 京太郎「晩ご飯なにがいい?」 咲「京ちゃんが作ってくれるならなんでもいいよ!」 京太郎「おっうれしいこと言うな、なら」ドサッドサッ 咲「トマトピューレに鳥モモ肉?」 京太郎「ああ、今日はミネストローネもどきを作ろうと思ってな」 咲「わーい!京ちゃんのミネストローネ!」 京太郎「落ち着け、お菓子売場があそこにあるからお菓子一個かっていいぞ」 咲「ほんとっ!?ありがとう!」トトトトトコケッ 京太郎「あ、コケた」 ドシーン 京太郎「……頭からいったな、あ、子供に心配されてる」 アパート 京太郎の家 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまー……はっ!」 京太郎「どうした?咲」 咲「ちょっとまってね!」トトトトトト 京太郎「どうしたんだ?あいつ?……あー、なるほど」 ススススススス 段ボール「ただいまー!」 京太郎「そこに戻るのか」 段ボール「戻るのです!」 京太郎「圧力鍋のおかげで料理もらくちんだな」 段ボール「圧力鍋ってすごいね!」 京太郎「ああ、あと一時間ほど待ったら完成だ、だからその間に片づけをしよう」 段ボール「手伝うよ!」 京太郎「それはありがたいが……おまえその中にいて片づけできるのか?」 段ボール「……あ」 京太郎「わっせわっせ」 段ボール「がんばれー!」 京太郎「ほいさ、ほいさ」 段ボール「ふぁいとー!」 京太郎「よいしょ、よいしょ」 段ボール「まだまだー!」 京太郎「どっこらせ!どっこらせ!」 段ボール「ふれーふれー!」 京太郎「ちょっと静かにしてくれよ!」 段ボール「ええーーっ!」 段ボール「じゃあ私はなにをすればいいの?」 京太郎「……ちょっと隣の部屋で静かにしていてくれないか?」 段ボール「むー、わかったよ!」 スススススス 京太郎「ふー、っと、このテーブル組立式か、金槌隣の部屋からもってこよう」 京太郎「おーい、咲って!!なんだこりゃ!」 ゴチャア! 段ボール「前が見えなくて段ボールに激突しちゃったよう……」 京太郎「よし!片づけも終わったしご飯にするか!」 段ボール「わーい!ご飯!」 京太郎「まったく、あ、食べながらでいいから聞けよ」 段ボール「なあに?京ちゃんの美味しいよ?」 京太郎「食べおわったら風呂沸いてるから行ってくれな」 段ボール「あ、………………」 京太郎「姫?」 段ボール(このままじゃ……私………) 京太郎「段ボール姫、どうしたんだ?」 段ボール「京ちゃん」 京太郎「どうした?」 段ボール「一緒に…入る?」 京太郎「は?へ?咲?」 段ボール「どう…かな…?」 京太郎「だ…だめだ!だめに決まってる!」 段ボール「……プッ」 京太郎「へ?」 段ボール「あはははははは!京ちゃんかわいー!」 京太郎「なっ!だましたな!」 段ボール「なにを騙したのかなー?私わからないや!京ちゃんおしえて!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!」 段ボール「あはははは!」 段ボール(…………………) 夜 京太郎「じゃあ段ボール姫、俺は座布団で寝るから姫は布団で寝てくれ」 段ボール「ふぇ?そんなの悪いよ」 京太郎「いいんだよ、お客様だしなにより女の子だ、こうしないと俺の気がすまない」 段ボール「……うん、じゃあありがとう」 京太郎「電気消すぞ」 段ボール「うん、大丈夫」 パチン 京太郎「……なあ、咲」 咲「へ?私は咲じゃないよ、段ボール姫…」 京太郎「まっくらでなにも見えないんだ、わかんねえよ」 咲「………」 京太郎「すまないけど、約束破らせてもらうな」 咲「……うん」 京太郎「おまえ、どうしてここに来たんだ?」 咲「……どうしてだと思う?」 京太郎「解ったら聞いてねえよ」 咲「あはは、そうだね……それじゃあ、言えないよ」 京太郎「……どうしてもか?」 咲「………………」 咲「うん、どうしても」 京太郎「……そうか」 咲「そうだよ」 京太郎「聞いて、ごめんな、お休み」 咲「うん、お休み」 一日目 終了 二日目 段ポール「京ちゃん、おはよう!」 京太郎「ん、おう、おはようって、お前まだその格好なんだな」 段ボール「これが戦闘服だから」 京太郎「明らかに戦いに向いてないな、このあと俺は朝ご飯食べてちょっと観光しようと思うけどどうする?」 段ボール「私は行けないけど代わりに咲ちゃん呼んでくるよ」 京太郎「ちゃんと段ボールは片づけておけよ」 段ボール「大丈夫!この段ボール折りたたみ式だから」 京太郎「段ボール姫はなんか見たい場所なんかあるか?」 段ボール「私?私はせっかく東京に来たんだし東京の雀荘に行ってみたいな!」 京太郎「それは観光というのか?」 段ボール「見たい場所だもん」 京太郎「わかったよ、じゃあチェンジしてこい」 段ボール「わかった」 ススススススス 咲「ただいま!」 京太郎「もうただいまとか言ってるしな」 時を同じくして アパート 別の部屋 菫「ついに!」 菫「ついにようやく念願の一人暮らしを始めたぞ!」 菫「ずっと前から憧れていたんだ、片づけにも力がはいる」 菫「ん?なんだこの段ボールは、やけに重い?」 パカッ 照「……」 菫「……」 菫「……」 照「……」 カポッ 段ボール「……」 菫「……」 パカッ 菫「……」 照「……」 ゴソゴソ 菫「たしか燃えるゴミは今日だったな、よし」 段ボール「ひどい」 菫「照、なにをしている」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい、なぜここにいる」 段ボール「……さっき菫私が重いって言った」 菫「照、話を逸らすな」 段ボール「……」 菫「……」 段ボール「照じゃない、段ボールプリンセス」 菫「どうでもいい」 菫「ほら、とっととそれを外せ、その中は暑いだろう?」 照「……ヤダ」 菫「はあ?なんでた?」 照「……教えない」 菫「まったく、片づけにならないな、一体なにがしたい?」 段ボール「……」 菫「……だんまりを決め込むか」 照「……だんまり」 菫「喋ってる、喋ってるぞ」 菫「……わかった、私の負けだ、なにも聞かない」 段ボール「……!」 ガタガタッ 菫「うれしいからって暴れるな!」 一つ下の部屋 ガタガタッ 段ボール「上の部屋の人どうしたのかな?」 京太郎「上の人も今日引っ越しだから忙しいんだろ、あとでお蕎麦もっていこうか」 十五分後 段ボール「みっちり怒られた」 菫「当然だ、勝手に忍び込んでこれくらいですむほうがおかしい」 段ボール「それは一理ある」 菫「万理ある!はぁ……そろそろそれ外せ」 段ボール「……じつはこれ私の結界、解くためにはテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いテルちゃん可愛いといいながら……」 菫「やらないからな?」 照「……」ショボーン ピンポーン 菫「来客だな、行ってくる」 段ボール「ちょっと待って、恥ずかしいからこれ外してくる」 菫「その良心があって安心した」 照「お待たせ」 菫「よし、行こうか、どうぞー」 ガチャ 京太郎「チョリーッス、下に越してきた須賀でーす……咲?」 菫「あ、これはどうも……照?」 咲「…………」ゴゴゴゴゴゴ 照「…………」ゴゴゴゴゴゴ 京太郎「咲?」 菫「照?」 咲「……京ちゃん!ちょっとまってて!」ダダダダダ! 照「菫、ちょっとまってて」トテトテ! 段ボール「京ちゃん!ただいま!」スススススス 段ボール「菫、ただいま」のっそのっそ 菫「……なんだこれ」 京太郎「……さあ」 段ボール「お姉ちゃん!会いたかったよ!」 段ボール「お姉ちゃんじゃない、段ボールプリンセス」 段ボール「段ボールプリンセス!会いたかった!」 段ボール「私も……えっと」 段ボール「段ボール姫!」 段ボール「段ボール姫に会いたかった」 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「段ボール姫」 ギュ 京太郎「姫とプリンセスで被ってますね」 菫「あー、須賀くんはそこから突っ込むタイプか」 京太郎「はい、菫さんは?」 菫「私なら「まずそれを取れ!」と言うかな」 京太郎「バシッと一発決めるタイプですか、かっこいいです」 菫「ふふっありがとう」 段ボール「段ボール姫、会えたのは嬉しいけどあまり長く会話はできない」 段ボール「なんで!?段ボールプリンセス!」 段ボール「それは封印を解いた私たちは戦う運命にあるから」 段ボール「そんなのってないよ……」 段ボール「だから次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら」 段ボール「……!段ボールプリンセス!私、頑張るよ!」 段ボール「うん、段ボール姫なら出来る」 京太郎「素直に仲直りはしないんですね」 菫「無駄に頑固だからな」 段ボール「京ちゃん!私頑張るよ!偽りの殻を破るために!」 京太郎「今破れよ」 菫「須賀くん、お蕎麦本当にありがとう、これ関係で長いつきあいになるだろうがよろしくたのむ」 段ボール「段ボール姫、バイバイ」←これ 京太郎「俺の方こそこれが迷惑かけるでしょうがよろしくおねがいします」 段ボール「段ボールプリンセス!バイバイ!」 菫「ああ、よろしく、それじゃあ、ありがとう」 バタンっ 京太郎「それじゃあ咲、行くぞ」 段ボール「ちょ、ちょっと待っててね」 スススススス 京太郎(まだ続けるのか) 咲「お待たせ京ちゃん!どこに行くの?」 京太郎「ああ、どうせなら咲が好きそうな所がいいよな」 咲「私が好きな所?」 京太郎「ああ、浅草の雷門だ」 咲「そこをなんで私が好きなの?」 京太郎「出店がたくさんあるからだ」 咲「好き!大好き!」 東京 浅草 雷門 京太郎「昨日のデパート以上に人が多いな」 咲「そうだね、京ちゃん」 京太郎「はぐれないようにしっかりついてこいよ」 咲「……うん」 咲(…………………) 咲(私…は…) 段ボール『次に私たちが抱き合うのは、この偽りの関係を脱ぎ捨てたら』 咲(!段ボールプリンセス!そうだよね!) 咲「京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「手、つないでいい?」 京太郎「ん?いいぞ」 ギュ! 咲「えへへ!京ちゃん!おっきいね!」 京太郎「あの提灯か?確かにすごくでっかいな」 咲「ちがいますよーだ!」 京太郎「え?じゃあなにが?」 咲「早く行こう京ちゃん!」 グイッ 京太郎「うわっ引っ張るなよ!」 咲「ちょうちんモナカおいしい!」 京太郎「これは絶品だな」 咲「フランクフルトおいしい!」 京太郎「祭りの肉ってなんでこんなにうまいんだろうな」 咲「たこやきおいしい!」 京太郎「げ、たこ入ってなかった」 咲「あとリンゴ飴とクレープと牛串とフライドポテトとチョコバナナとカットパインとわたあめおいしい!」 京太郎「食いすぎだ!」 咲「体に当てるとその部分が良くなる煙が出るあれだよ!」 京太郎「正式名称なんなんだろうな、咲、あびてけよ」 咲「むむっ!京ちゃんのことだからどうせ「胸にでも当てろノーおもち」っていうんでしょ!その手にはのらないよ!」 京太郎「いや、頭にあびてきてほしい」 咲「……」 京太郎「……」 咲「ちょっとあびてくる」 京太郎「おう」 京太郎「浅草楽しめたか?」 咲「うん!とっても美味しかった!」 京太郎「食べ物ばかりだな、さて、最後はここだ」 咲「ここは……雀荘!」 京太郎「先に調べておいたんだ」 咲「ありがとう京ちゃん!早速いこう!」 京太郎「ああ、そうだな」 カランコロン おっさん「いらっしゃい、今ほぼ満席でひとつしか空きがないけどいいかい?」 咲「うん!いいよ!」 おっさん「じゃああっちの一番奥にどうぞ」 咲「はーい!行こう!京ちゃん!」 京太郎「ほいほい、すいません対局してもらっていいですか?」 ???「ああ、かまわない」 ???「だいじょうぶ」 京太郎「ってあなたたちは!」 咲「すみれさんにお姉ちゃん!」 照「……!」 菫「早い再会だな」 咲「あわ!あわわわわわ!」 咲「京ちゃん!まってて!」 照「……」ゴソゴソ 菫「須賀くんたちも浅草に?」 京太郎「はい、観光目的で、弘世さんも?」 菫「私たちはここ目的だな、レベルが高いんだ、ここ」 照「あとメンチカツと揚げまんじゅうを食べにきた、宇宙からの意志で」ゴソゴソ 京太郎「そうなんですか、偶然ですね」 段ボール「京ちゃん!おまたせ!」 京太郎「なんとなく予想はしてたけどどこから持ってきた?」 段ボール「さあ、麻雀をはじめよう」 菫「照、脱げ」 菫「まったく、恥ずかしいと思わないのか」 京太郎「弘世さんの言うとおりだ、咲、恥ずかしいぞ」 段ボール「……それならこれで」 段ボール「恥ずかしくないよ!」 京太郎「こ、これは!」 段ボール「さあ、麻雀を始めよう」 東家 段ボール 南家 段ボール 西家 段ボール 北家 段ボール 段ボール「いい牌だ」 段ボール「……それポン」 段ボール「カン!もいっこカン!」 段ボール「ピンフの条件わかりにくい…」 段ボール「……ツモ」 段ボール「ふむ、してやられた」 段ボール「すごいよ!段ボールプリンセス!」 段ボール「うわっ早い!」 段ボール「「シュールすぎるわ!!!」」 段ボール「……ねえ、段ボールプリンセス」 段ボール「……なに?段ボール姫」 段ボール「私にはね、お姉ちゃんがいるんだけど」 段ボール「うん」 段ボール「ちょっとしたことが原因で喧嘩しちゃったんだ」 段ボール「そっか」 段ボール「だから私は仲直りするためにいっぱいお姉ちゃんが好きなことを練習してきたんだよ」 段ボール「……そうだね」 段ボール「私とおねえちゃんは、仲直りできるかなあ?」 段ボール「……」 段ボール「あなた一人の力じゃだめだと思う」 段ボール「……そっか」 段ボール「だって相手が仲直りしたいと思わなきゃ仲直りできないもん」 段ボール「そう……だよね」 段ボール「でも」 段ボール「え?」 段ボール「安心して、きっとそのお姉ちゃんも仲直りしたいと思ってる」 段ボール「それじゃ!」 段ボール「大丈夫、勇気を出して、あなたはあなたが思ってるよりずっと可愛くて愛されてる」 段ボール「っ!うんっ!」 段ボール「ええ話やなあ!」 段ボール「そうだな」 おっさん(なんだあいつら) 段ボール「……ロン、私の勝ちだよ」 段ボール「うんっ……グスっうんっ!」 段ボール「やれやれ、これじゃ勝負なんてできないな、須賀くん、咲さんをつれていってやってくれ」 段ボール「はい、わかりました、段ボール姫、行こうか」 段ボール「……うんっ!」 おっさん(意味わかんねえ) 段ボール「……いっちゃったね」 段ボール「そうだなっと、ふう」カポッ 菫「今日のおまえはよくやったよ」 段ボール「ほめてくれる?」 菫「ああ、いいぞ」 段ボール「……じゃあ、なでなでして?」 菫「それは無理だ、頭がない」 アパート 京太郎のいえ 玄関 京太郎「ただいまー」 咲「ただいまっ!京ちゃん!ちょっとまってて!」 京太郎「いつものか」 トトトトトト スススススス 段ボール「おまたせっ!」 京太郎「おう」 段ボール「ここで重大発表があります!」 京太郎「へ?」 段ボール「なんと!」 段ボール「私段ボール姫の中身は!」 カポッ 咲「咲ちゃんでした!」 京太郎「知ってた」 咲「それを知ってた!」 咲「さらにもいっこ!」 京太郎「おう」 咲「私!宮永咲は!」 咲「段ボールを卒業します!!」 京太郎「さ!咲が段ボール卒業!?」 咲「なんだかんだで被ってたの一日ちょっとだけどね」 京太郎「そ、そうだな、なんかやたらに驚いちまったぜ」 咲「ふふふ!こっから私の時間が始まるんだよ!」 京太郎「始まるのか」 咲「はじまるのです」 京太郎「そうか、咲は腹へってるか?俺はすいてないけど」 咲「すいてないよ」 京太郎「そうか、じゃあお風呂沸かすから入れよ」 咲「京ちゃん!」 京太郎「なんだ?」 咲「いっしょにお風呂はいろ?」 京太郎「」 京太郎「さ、さきさん?」 咲「どうしたの?」 京太郎「じょ、冗談だよな」 咲「本気だよ!」 京太郎「」 京太郎「展開が急すぎるぞ!」 咲「そうかな?いろいろヒントはあったと思うけど?」 京太郎「て、テンション上がってねえ?」 咲「上がってるよ!だってやっと気づいたんだもん!」 京太郎「な、なにをだ?」 咲「私が手をのばし続けることが出来れば、いつかあなたが手をのばしてくれた時、絶対にその手を掴めるってこと!」 京太郎「ぐっ!ぐぬぬ!ダメだ!絶対にダメだ!」 咲「そっか、別にいいよ、私は手をのばし続けるだけ」 京太郎「おまえが魔王に見えるよ」 咲「ひどいなあ、じゃあ私お風呂いってくるね」 トトトトトト 京太郎「…………」 京太郎「完全につかまった?」 そのころ アパート 一つ上お風呂場 照「ぴちぴちちゃぶちゃぷらんらんらん」 菫「行く時にお風呂沸かして正解だったな、おかげですぐ入れた」 照「……おせなか流します」 菫「おっ!たのんでいいか?」 ゴシゴシ 照「力加減どう?」 菫「ちょうどいいぞ、背中が気持ちいい」 照「……菫、私があんなことした理由…聞きたい?」 菫「あの段ボールか?聞きたいな」 照「……とっても単純でね…ただ、こうして菫と遊びたかったの」 菫「……そうか」 照「でも、どうすればいいかわからなくて、菫が一人暮らしするって聞いて、それで…これだってなって」 菫「まったく、ふつうに玄関から遊ぼうと言えばいいのに」 照「……断られるかもしれかったから」 菫「お前の誘いを断るわけがない、それにしても、まったく、そっち向くぞ」 照「?うん」 クルッ ギュッ! 菫「かわいいこと言うじゃないかコノコノコノーッ」 照「ひゃん!あはははは!くすぐったい!やめてぇ!」 菫「全く!そんなことか!そんなことだったのか!ほーれ!コチョコチョ!」 照「ちゃ!しょこはやめてぇ!」 菫「もうはなさないからな!一緒に寝るぞ!抱き枕にしてやる!」 照「あははははは!しゅみれぇ!わかったからぁ!」 夜 咲「ホントにベッドで寝なくていいの?」 京太郎「いいんだよ、男のプライドだ」 咲「そっかじゃあありがとうお休み」 京太郎「おやすみー」 カチッ 京太郎「明日、帰るんだよな」 咲「うん、そうだよ」 京太郎「……楽しかったか?」 咲「うん、とっても!」 京太郎「そうか、なら良かった」 咲「それにね」 京太郎「それに?」 咲「………うんん、明日言う」 京太郎「ちょっ!寝る前に気になること言うんじゃねえ!寝れなくなるだろ!」 咲「あはは、頑張って寝てね、おやすみ」 二日目 終了 三日目 咲「おはよー京ちゃん」 京太郎「おう、おはよう咲、今日は何時に帰るんだ?」 咲「んーとね、大体お昼過ぎくらいの新幹線で帰るかな」 京太郎「そうか、じゃあそこまで時間はないな」 咲「うん、だからどこかにいくとしても遠くにはいけないね」 京太郎「そうか、じゃあさ」 咲「なにかアイデアあるの?」 京太郎「ぶらりと、このあたりを散歩しないか?」 外 京太郎「いい日差しだな」 咲「うん、東京って言っても緑はたくさんあるんだね」 京太郎「東京に夢を持ちすぎだって、東京だって自然はあるさ」 咲「あはは、そうだね」 咲「堤防の上は気持ちいいよ」 京太郎「高いからな、気分もよくなる」 咲「うん!わたし高いところ好き!」 京太郎「その好きはことわざ的な好きだろ?」 咲「へ?……あ!ひっどーい!」 咲「あ、猫ちゃん」 京太郎「黒猫の親子だな」 咲「黒猫って不幸の象徴だったらしいね」 京太郎「おう、それなら論破できるぞ」 咲「どうやって?」 京太郎「あんな可愛い猫がみれたなら幸せな気分になるに決まってる、だから黒猫をみて不幸になるはずない」 咲「あ、そっか!京ちゃんすごい!」 京太郎「そいつはありがとう」 ピュッ!バチャン 咲「なんの音?」 京太郎「魚が虫を食べたんだろ」 咲「……なんで虫を食べる魚は水の中にいるのかな?」 京太郎「どゆことだ?」 咲「だって虫食べたいなら地上にでればいいじゃん」 京太郎「……そうして生まれたのが両生類です」 咲「あ、そっか」 咲「せーかいーにひーとーつだーけーの」 京太郎「流行ったよな、それ」 咲「うん、私この歌好き!」 京太郎「その歌では俺たちふつうの人もオンリーワンだって言ってくれてるけどさ」 咲「うん」 京太郎「もともとナンバーワンでオンリーワンのやつとつりあうにはどうしたらいいんだろうな」 咲「?よくわからないや」 京太郎「……そうだな、忘れてくれ」 咲「あ!京ちゃんあっち見て!」 京太郎「ん?あ、照さんと弘世さん、アイス食べてるな」 咲「って言うかあれって……」 京太郎「照さんのスプーンを取り上げて弘世さんがアーンで食べさせてるな、弘世さんニコニコしてるぞ」 咲「~~~~~っ!恥ずかしい!早く行こう!」 京太郎「ちょ!待てよ咲!」 咲「ハアッ!ハアッ!ハアッ!」 京太郎「まったく、急に走るからだ、休憩してくか?」 咲「だ、だいじょうび、はあっ」 京太郎「ほら、ベンチがあるから休憩していこうぜ」 咲「うん、ごめん、ありがとう、って京ちゃんなにしてるの?」 京太郎「ベンチにハンカチを敷いてるだけだが?」 咲「……京ちゃんやるね」 カキーン! 京太郎「お!リトルリーグやってるぞ!」 咲「あ、ホントだ!ワンナウトランナー1、2塁のチャンスだよ!」 京太郎「こうゆうのって見てるとあの一番小さいやつを応援したくなるよな」 咲「ちょっとわかるかな?じゃあ私もあの子応援しよう」 京太郎「お!満塁であいつだ!」 咲「ガンバレー!」 カキーン! 京太郎「おお!特大ホームランだ!」 咲「すごーい!すごいよ!」 京太郎「へんな目で見られたな」 咲「そりゃあそうだね」 京太郎「お?あそこで犬がフリスピー追いかけてるぞ!」 咲「ほんとだ!わんちゃん早い!」 京太郎「く!でもギリギリとどかないか?」 咲「あっ!ワンちゃん跳ねた!」 京太郎「すっげえ!ジャンピングキャッチだ!」 京太郎「……そろそろ、時間だから戻るか」 咲「……そうだね」 京太郎「…………」 咲「…………」 京太郎「楽しめたか?」 咲「…………」 京太郎「…………」 咲「楽しめるわけ、ないじゃん」 咲「いままで一緒にいた時間よりずっと少ないよ」 京太郎「…………」 咲「いままで一緒にいた時間は今度からどうすればいいの?」 京太郎「…………」 咲「なんで京ちゃんは、東京に行くの?」 咲「ねえ、どうしてなの?」 京太郎「…………」 咲「答えてよ……」 京太郎「…………」 咲「ねえっ!」 京太郎「……咲」 咲「……なあに?」 京太郎「俺は咲が好きだ」 咲「……へ?」 京太郎「おバカな咲が好きだ、ほんわかとした咲が好きだ、ニコニコしてる咲がすきだ」 咲「きょ!京ちゃん!」 京太郎「心優しい咲が好きだ、前を向ける咲が好きだ、おバカな咲が好きだ」 咲「お、おバカって二回言った…」 京太郎「俺より、はるか高いところにいる咲が好きだ、そして」 京太郎「俺はお前に追いつきたい」 咲「……そんなことで?」 京太郎「俺にとっては大事なことなんだ」 咲「別にそんなこと気にいないのに?」 京太郎「俺が気にしてしまうんだ」 咲「京ちゃんの勝手」 京太郎「ああ、勝手だ」 咲「……私も勝手にするからね」 京太郎「…………」 京太郎「ああ、勝手にしろ」 そのあと 俺と咲は会話を一つもしなかった 俺は顔を隠す咲をできるだけ見ないようにした 電車が来た時に引き留めようとも思ったけれど 行動には起こせず、過ぎ去っていく咲を見送った 三日目 終了 最終日、あるいは一日目 京太郎「うっへー、今日も忙しいなあ」 ピンポーン ハギヨシ「ちわーっすあざっーす、宅配便でぇーっす」 京太郎「っはーい!」 ガチャ ハギヨシ「うぃーっすおとどけものの段ボールでぇーす、ここにサインお願いしまーす」 京太郎「はーい」 ハギヨシ「ご利用ありがとうございましたぁー!」 京太郎「はーいって!重っ!なに入ってんだ!?」 京太郎「ったく、重かったぜ、中身はなんだろなっと」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「……」 段ボール「……」 パカッ 咲「……」 京太郎「……」 カポッ 京太郎「咲」 段ボール「咲ちゃんじゃありません段ボール姫です」 パカッ 京太郎「……」 咲「……」 京太郎「咲」 咲「咲ちゃんでした」 京太郎「お前段ボール卒業したんじゃないのか」 咲「うそです!」 京太郎「……まあいいけどさ、何しに来たんだよ」 咲「勝手なことをしにきました!」 京太郎「勝手なこと?」 咲「うん!勝手に京ちゃんの家に住み着いて家事をして主人の帰りをまつの!」 京太郎「主人てなんだよ」 京太郎「まったく、お前にはかなうねえよ」 カポッ 段ボール「どっからでもかかってこい!」 京太郎「それ取ってから言えよ、ったく、好きにしろ」 段ボール「いいの!?」 ガタガタッ! 京太郎「暴れるな!ったく、ここにいればいいじゃないか」 段ボール「やったあ!」 京太郎「でも一つだけ言わせてもらうとな」 段ボール「?」 京太郎「段ボールを脱げよ!」 段ボール「だが断る!」 カン! ハギヨシ「家……ですか」 透華「ええ、命令いたしますわ、今すぐ自室をひきはらいこちらが用意した家に引っ越しなさい」 ハギヨシ「……理由がわかりかねます」 透華「あら、ハギヨシならとっくに気づいているでしょう?そのような遠回しな反対は好みませんわ」 ハギヨシ「もうしわけありません、透華お嬢様」 透華「分かっているのなら自分で理由を説明してご覧なさい」 ハギヨシ「は、私の行動が、執事としての職務を逸脱していることかと」 透華「その通りですわ、龍門淵家での扱いが執事だろうと、相手する方々からすれば、 もはやあなたはただの執事ではありません、交渉相手の一人です」 ハギヨシ「もったいなきお言葉」 透華「自分と対等の立場にある交渉相手を龍門淵では私財も与えず奴隷のように扱っている、 だから気に入らない、こうなってはもう遅いですわ」 ハギヨシ「実際には給与はこの身には余るほど頂いているのですが」 透華「あいつらにとっては使わない金など持っていないも同じ、レッテルを張られるのはできるだけおさえたいですわ」 ハギヨシ「いちどついた印象は長い時間か大量の金でしか変えることができませんからね」 透華「そうゆうこと、本日の職務は終了とし至急引っ越しの準備をなさい」 ハギヨシ「かしこまりました」 龍門淵の屋敷麻雀室 咲「でね!京ちゃんたら酷くて私に勝手にしろって!」 衣「よくわからないがそれは極悪外道、京太郎というやつは酷い」 咲「ちょっと!そこまで言ったらいくらころもちゃんでも怒るよ!」 衣「……衣はどのようにすれば良いのだ?」 ギイッ ハギヨシ「衣さま、失礼します」 衣「む?なんだ?ハギヨシ」 ハギヨシ「は、この度住まいを変えることとなりましたので連絡に参りました」 衣「……は?」 説明後 ハギヨシ「と、言うわけでございます」 衣「ま!まて!ハギヨシが仕事の時間にしか居なくなるということは!衣の寝るときに見る絵本は誰が読んでくれるのだ!」 ハギヨシ「すでに国広様に依頼しております」 衣「ま!まて!衣は!衣はぁ!」 ハギヨシ「……失礼します」 ギィッバダッ 衣「さっ咲!どうしよう!ハギヨシが!ハギヨシが!」 咲「うーん、これは……そうだ!」 衣「おお!その意気軒昂なひょうじょう!なにかあるのか?」 咲「我に秘策あり!だよ!」 ハギヨシホーム(豪邸) ハギヨシ「予想はしていたことですが、住むのに困るほどの広さですね」 ハギヨシ「しかもこの家財道具の量…」 ゴチャア ハギヨシ「これは全て片づけるのに30分はかかりそうですね、執事として恥ずかしいことです」 ハギヨシ「では、とりかかりましょう」 カサッ… ハギヨシ「!これは!」 ハギヨシ(荷物の中に生体反応が一つ、大方龍門斑家に送り込まれた生物兵器あたりでしょうか…) トクッ…トクッ… ハギヨシ(心音を捕らえることが出来ました、まったく、 心臓を止める技術もない生物兵器を送りこむとは龍門斑もなめられたものです、この心音によると…) ハギヨシ「あの段ボールの中…ですね…」 ハギヨシ(まずは背後にテレポート)ヒュン! 段ボール「!」ガタッ! ハギヨシ「おとなしく投降しろ、死よりも恐ろしいものを見てみたければ話は別だがな」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ(ふむ、感情があるタイプの兵器ですか、幸いそのタイプの相手は日常茶飯事です) ハギヨシ「カウントする、3」 段ボール「」ガタガタガタガタ ハギヨシ「2」 段ボール「」ガタガタガタガタガタガタガタ ハギヨシ「1、殺します」 段ボール「ひっ!!ごめんなしゃいー!」 ハギヨシ「!!?」 ハギヨシ(この声!まさか!) パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ゴソゴソ 段ボール「……」 ハギヨシ「……」 パカッ 衣「……」グスッ ハギヨシ「……」 ハギヨシ「……ああ、やってしまった」 衣「はぎよし?もうおこってないか?」 ハギヨシ「……はい、すいませんでした」 衣「いや、いいんだ、ハギヨシはいつも守ってくれてくれてる、今回もそのつもりだったのだろう?」 ハギヨシ「……ですが」 衣「いい、衣が許す」 ハギヨシ「……感謝します」 衣「そんなことよりもだ!」 カポッ! 段ボール「ハギヨシ!ころ……じゃなかった!私を拾ってくれ!」 ハギヨシ「…………突然すぎて意味がわかりません」 段ボール「およ?宮永はこうすれば分かる……と」 ハギヨシ「お言葉ですが分かるわけがありません」 段ボール「ふむ、すこし早いが宮永が託してくれた秘密兵器を一つ使うか」 ハギヨシ「秘密兵器……とは?」 段ボール「ここから開けるだけでいいらしいぞ?」 ハギヨシ「では、失礼して」 パカッ ハギヨシ「ふむ、何か書いてありますね、これは…」 ひろってやってください ハギヨシ「……」 衣「ふぇ?どうしたんだ?」 カポッ 段ボール「にゃ!何で閉めるんだ!」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?宮永はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 段ボール「どうだ?ハギヨシもころ…私と一緒に居たくなったか?」 ハギヨシ(俺はロリコンではない俺はロリコンではない俺はロリコンではない) 段ボール「ま!まさか怒ったのか!?咲はこの段ボールペット衣作戦は絶対に成功すると言っていたんだが……」 ハギヨシ「……失礼、今なんと?」 段ボール「!よくぞ聞いてくれた!いまの衣は衣ではない!」 段ボール「段ボールペットだ!」 ハギヨシ「……ははは」 衣「ふふふ!ハギヨシが笑った!こんなこと初めてだ!このまま咲の秘密兵器その2で畳み掛ける!」 ハギヨシ「まだあるのですか!」 衣「秘密兵器を一つ、と言ったからな!二号があって至極当然!今度の秘密兵器はこれだ!」 ハギヨシ「紙…いや、カンニングペーパーですか」 衣「さあ!読むぞ!」 衣「ハギヨシへ、あまえころも ハギヨシ、いつもころものために色々なことをしてくれてありがとう いつもは恥ずかしくて言えないけど、ハギヨシにはいつもかんしゃしています でも、そんなハギヨシが引っ越しちゃうと聞きました 我慢したいけど我慢できないからいいます ハギヨシにあえなくなったらさみしいです ハギヨシといっしょにいれなかったらさみしいです ハギヨシにお休みを言えなくなったらさみしいです だからどうか、ころもをハギヨシの家においてください おやつのプリンもがまんします、おてつだいもがんばります だから、ハギヨシのとなりでお昼寝させてください ハギヨシと一緒にいさせてください それが衣のおねがいです」 段ボール「その……どうだ?ころもも恥ずかしいのだが……」 ハギヨシ「これは……自作で?」 段ボール「うん、細かいところは直してくれたけど大体は」 ハギヨシ「……少々失礼します」 衣「?どうしたのだ?」 スタスタスタスタ ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ! 段ボール「ハギヨシ?どうさた?壁なんてたたいたら手が痛い痛いしてしまうぞ!」 ハギヨシ(私はロリコンではない私はロリコンではない私はロリコンではない) 段ボール「これでもだめか!?だめなのか!?」 ハギヨシ「いえ、衣様、わかりました、わかりましたから…」 段ボール「わかった!ころ……わたしも出そう!最終兵器を!」 ハギヨシ「おねがいですから…話を…」 段ボール「最終兵器は!これだ!」 ハギヨシ「こっ!これは!」 回想 段ボール姫「完璧!これで今日からころもちゃんも段ボールペットだよ!」 段ボールペット「これが段ボールの住み心地……生まれ変わったようだ」 段ボール姫「これでハギヨシさんとも一緒にいられるよ!」 段ボールペット「本当か!?」 ???「……相変わらず姫は詰めが甘い」 段ボールペット「お、お前は!」 段ボール姫「段ボールプリンセス!」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! 段ボールプリンセス「……彼は強敵、生半可な力じゃ倒せない」 段ボールペット「そ、そんな……」 段ボール姫「じゃあ…どうすれば…」 段ボールプリンセス「……だから私がきた、これを見て」 段ボール姫「なっ!これは!」 段ボールペット「これがあれば……ころもも…」 段ボールプリンセス「……ドヤァ」ドヤァ! それからころもたちの挑戦がはじまった あんな時も 段ボールプリンセス「もっとなめらかに、しなやかに」 段ボール姫「必要なものもらってきたよ!」 段ボールペット「あっ…こぼしてしまった…」 こんな時も頑張った 段ボールペット「ころもはだめだ!なにも出来ないんだ!」 段ボール姫「がんばって!」 段ボールプリンセス「……ペットならできる」 一「段ボール外してやれよ」 そして! 段ボール「出来たのが……これだ!」 ハギヨシ「……これは」 段ボール「ああ、これが段ボールペットお手製!」 段ボール「プリンセスプリンペットバージョンだ」 ハギヨシ「……ころもさま、ころもさまが…」 段ボール「さあハギヨシ!食べてくれ!」 ハギヨシ「……いただきます」 ハギヨシの舌は、そのプリンの味を冷静に語っていた 焦げていて、甘すぎて、所々堅い、そんなプリンだった だが、彼が今までに食べた物の中で一番美味しかったものを選ぶとすれば まちがいなくこれを選ぶ そんなプリンだった それと同時にハギヨシは宮永咲を衣に近づけてはいけないと、深く心に刻みつけた 次の日 ハギヨシ「ヘイユー!ミス咲!」 咲「へ?ハギヨシさん?どうしたんですか?」 ハギヨシ「ユーは京太郎になんのアクションもしないのカイ?」 咲「でも……場所が離れてるし…」 ハギヨシ「甘えるな!」 咲「!?」 ハギヨシ「もっと熱くなれよ!もっと熱くなれよ!」 咲「……そうですね!もっと熱くなります!」 ハギヨシ「そうか!ならこの段ボールに入ってくれ!」 咲「はい!」 ハギヨシ「マッハで行くぜ!」 ドドドドドド ハギヨシ(こいつだけは!衣様から離れさせる!なんとしても!) ハギヨシ「ゴーーーー!」 衣「ハギヨシはどうしたんだろうか……」 透華「大丈夫、夢だからすぐに覚めますわ」 衣「そうか!なら安心だな!お?あそこにいるのは!」 段ボール「……また会った」 カポッ 段ボール「段ボールプリンセス!」 段ボール「……いこう、段ボール道は奥が深い」 段ボール「ああ!」 スススススス 透華「……夢、これは夢」 一「現実ですよ」 がんばれハギヨシ負けるなハギヨシ いつか君の努力が報われる日まで! カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3317.html
玄「さすがですね京太郎君。それでそのいいおもちの持ち主は?」 京「それはあなたです」 玄「え?」 京「それではおもちを堪能させてもらいますね」 京「めっちゃやわらけぇ」モミモミ 玄「ぁん///やめるのです京太郎君」 京「大きさは和や神代さんに比べたらやや劣りますがこれも立派なおもちですよ」モミモミ 玄「ダメです京太郎君。それ以上は」 京「はりも弾力もありますし感度もこの通り良好ですよ」 京「それでは味のほうもたしかめてみますね」レロレロ 玄「ひゃん」 京「おいひいれふよ」チュー 玄「らめぇ」 京「でも乳首のほうはびんびんですよ」 玄「でもこれ以上は///」 京「玄さんだって今までいろんな人にやってきたことでしょう?」 玄「そ、それは」 京「良質なおもちの研究のためですからがんばってください」 京「玄さん感度がいいから攻めてて楽しいです」 玄「ぁ、いやぁ」 京「じゃあそろそろスパートかけますね」 玄「ら、らめええええええええええええ」ビクンビクン 京「どうでしたか玄さん?」 玄「はぁはぁ」 京(ちょっとやりすぎたかな?俺ももう我慢できそうにないし抜いてくるか) 京「それじゃあ今日のおもちのレポートは明日提出しますね」 玄(おもちを攻められたらこうなるなんて…) 玄「ぁん」モミ 玄(気持ちいい) 玄「ん///」モミモミ 玄(止まらない。でも自分でやるよりも・・・) 玄(なんか下のほうも熱くなってる)クチュ 玄(すごい濡れてる///) 玄「あん、はぁん、ひゃあ」クチュクチュ 翌日 京「こんにちわ玄さん。レポート書いときましたよ」 玄「…」 京(やっぱり昨日強引にやったから怒ってるのかな?) 京「玄さん昨日はやりすぎちゃってすいません」 玄「…」 玄「須賀君」 京「は、はい」 玄「昨日から体がうずいて仕方がないのです」 京「え?」 玄「責任を取って満足させるのです」 2人は幸せなセクロスをして終了 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5708.html
316 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 21 23 29.27 ID 6BPrq1iro [2/8] 【絶対に】須賀京太郎を応援する雀士達part100【許さない】 721 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 炎上不可避 722 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi もう散々荒らし尽くされた後だけどね…… 723 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE もう100スレ目か、たまげたなぁ…… 724 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT おらぁぁぁ!!! あのピンクは絶対に許さないんだしぃぃぃ!! 725 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 あー、お茶の間でアレはまずいと思う 726 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 完全にカップルでした、ありがとうございます 727 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 応援してあげたいが、アイドルとしてはな…… 728 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 京太郎君の方は完全に仲間としてしか見てなかった気が 729 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 絶対に応援するっ!! 頑張れば叶うんだ! 730 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 あの子が色ボケするなんてねぇ…… 731 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 あのおもちを独り占めはずるいのです 京太郎君を独り占めも、ずるいのです 732 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 お茶ウマwwwwwww 733 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のバラエティ、とても面白いデス 734 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 このまま堕ちたらええんや 735 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU モテるんやなぁ、京太郎君 前に二人で仲良くデートしとったし 736 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ は? 737 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑↑ 笑われへん そればっかりは笑い事やないで? 738 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame キョウタロー! ノドッチ! ラブラブ!! 739 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo どうしてこうなっちゃうのかな、もー…… 740 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電……できない 741 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 微妙なとこっすねぇ 見た感じだと片想いレベルっすか? 742 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 意外とやるなぁ、アイツ 319 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 21 41 55.94 ID 6BPrq1iro [3/8] 746 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 大丈夫、京ちゃんはみんなのモノだから(最終的には私と結婚するんだけどね) 747 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap 随分とまぁ……大胆な 748 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ソルサキ見逃したのが本当に辛くてなぁ…… そんでようやく京太郎君を見れると思ったのに 749 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 仲がええんやね~ 750 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 引退! 引退!! 引退でええって! な? 751 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma ポリポリポリポリポリポリ 752 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーよかったよー!! 胸がキュンキュンしっぱなしだよー!!! 753 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer これでハッキリしたねぃ 須賀京太郎はバカ(確信) 754 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 別にいいんじゃないか? 若い内の恋愛は貴重だしな 755 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 若さ以外では勝ってる、若さ以外では勝ってる…… 756 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ 呆れてものも言えませんね 757 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 京太郎君の行動は仲間を想ってのことだったんだろうけど、裏目に出たね でも、そこが京太郎君のかわいいところじゃないのかな? こういう苦い経験を繰り返して、いずれ大人になるんだよ やがて大きく成長して、この日の事を笑い話にしてくれればそれでいいかも 758 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 こんなの絶対おかしいよ 759 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 先輩二人が同じ事務所で、恋人同士…… えへへ、嬉しいです 760 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend あぁ……歳はとりたくないなぁ 326 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 22 08 43.23 ID 6BPrq1iro [4/8] 761 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar どうして、こんな…… 762 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 早く捕縛しないといけないわね 763 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 あの、ここまで佐々野いちごの話題が出ないのはおかしいと思うんじゃが 764 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo え? 765 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 誰だったか 766 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 天使とか、天界とか……ほら、いい感じじゃったろ? 767 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ うるさい、役満ぶつけんで! 768 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo ただの社交辞令じゃないか 769 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 770 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister あはは 771 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur ふふふ 772 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade ええもん、見せて貰ったで これからも頼んますー(ゲス顔) 773 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 微笑ましくてええやん コンビ組んだらもっとよくなるで! 774 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 二人共付き合っちゃえばいいと思うんだよー! 775 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa あわわ!? 姫様が黒く……!? 776 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister 呼んだ? 777 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii うちは別に、京太郎君が幸せならそれでええし…… 778 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 スキャンダルですよー! 779 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ のどちゃん……幸せそうだじぇ 780 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 罪作りじゃのう…… 334 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 22 34 51.15 ID 6BPrq1iro [5/8] 781 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN アレが須賀京太郎…… 782 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 負けないもん 和ちゃんが相手でも、絶対! 783 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 須賀京太郎……いいな 滅茶苦茶いいじゃねぇか池田ァァァ!!! 784 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ファッ?! 785 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 応援したる……応援したるんや 786 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister お義姉ちゃんと呼べるかどうか、試さないとね…… 787 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 絶対に許さない 788 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 和はいや 咲がいい ~~~~~~~~ 京太郎の出演したいい○もは、多くの波乱を呼んだ 中にはファンを辞めた者いたが、逆に好感度をあげる結果も産んだ そして、和自身も新たな活躍を期待されることとなる この一件が京太郎にとってプラスだったかどうかは―― 淡「……ウフフ」ガリガリガリガリガリ 竜華「……」フラフラフラ 智美「……」ブォォォォン まだ誰も知らない 369 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 23 44 01.57 ID 6BPrq1iro [7/8] 【いいとも放送から一週間後 アクセル1】 京太郎「疲れたぁ……」グテーン 煌「お疲れ様です」 京太郎「やっと三話目の収録が終わりました」 煌「ふふっ、今回もいい演技でしたよ」 ガチャッ 京太郎「ただ今戻りましたー」 社長「おお、お帰り」 久「調子はどう? いい感じ?」 京太郎「疲れてますけど、まだまだ大丈夫です!」 社長「流石は我が事務所のエースだ」ウンウン 京太郎「あれ? そういえば和はどうしたんですか?」 久「今日はナンジャの収録よ」 煌「順調そうですね、すばらっ!」 京太郎「俺も負けてられないなぁ」グッ ガチャッ 竜華「おっ、揃っとる」 京太郎「あ、竜華さん!」 竜華「京太郎君、久しぶりやね」ニッコリ 京太郎「受験の方は大丈夫なんですか?」 竜華「うん、安心しといて」ニコッ 久「あー、私もそろそろ本腰入れないとねー」 煌「きっと大丈夫ですよ」フフフ ロッカー「」ガチャガチャ 久「そうねぇ……」チラッ 372 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 23 54 57.73 ID 6BPrq1iro [8/8] 京太郎「そう言えば今日はミーティングでしたよね?」 今後の活動について、色々と話し合うのがミーティングだ 今までの活動の反省も勿論ここで済ませる 社長「うむっ。ドラマが好評なお陰でたくさんのオファーが来ていてね」 竜華「全部に出られるわけやないし、一応希望は取っておこうと思うんよ」 京太郎「へぇ、そんなにたくさん来てるんですか?」 久「とりあえずホワイトボード持ってきたわよー」ガラガラ 煌「じゃあ箇条書きしていきましょうか」キュポンッ 竜華「これがリストやね」スッ 京太郎「ふんふむ」マジマジ 煌「ほぉほぉ」キュッキュッ 【テレビ関係】 ギャ○ビー CM アニメ CV ゲーム CV グルメリポーター バラエティ番組 ゲスト 【イベント関係】 麻雀大会 ゲスト 地方文化祭 ゲスト 【音楽関係】 CDデビュー 【舞台関係】 鰤ミュ テニミュ 咲ミュ 【雑誌関係】 テレ○ジョン 表紙 ジュ○ン 特集 写真集 煌「他にも色々ありますが、大きく分けるとこんな感じでしょうか」 京太郎「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ 379 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 05 47.42 ID jm43YAMro [1/13] 378 ステなんて飾りです、エロい人にはそれが分からんのですよ 仕事で上げてもいいけど、レッスン選ばずにステカンストしちゃうからね まぁ、気が向いた時にでもボーナスで割り振ります 377 大丈夫大丈夫 この世界のトップアイドルは日○舞、十人分くらいだから(適当) 383 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 10 48.07 ID jm43YAMro [2/13] 京太郎「え? これ全部が俺宛の仕事なんですか?」 竜華「うん」 久「当たりまえじゃない」ウンウン 社長「当然だよ君ィ!!」 ロッカー「」ガチャガチャガチャッ 京太郎「ほわぁぁぁぁ!?」ガクガクガク 竜華「一過性のモノやと思うけど、これを逃すのは勿体無いで」 久「折角だし、もう全部やっちゃっていいんじゃない?」 煌「その為の筋力? あと、その為の努力?」 社長「強制! 努力! 勝利!!!」 京太郎「死にますってば!!」デーン 竜華「大丈夫、そんな無茶ぶりはせんから」ブンブン 京太郎「え?」 竜華「取り敢えず一つずつ、や」ニッ 京太郎「……はいっ!」 そうだよな。 仕事が向こうから来るなんて、こんなにツイてることは無い! 京太郎「とりあえず、コレ系の仕事をやってみたいです!!」 一同「!!」 今の俺に出来ることを――やる! 選択安価 ↓3 1 【テレビ関係】 2 【イベント関係】 3 【音楽関係】 4 【舞台関係】 5 【雑誌関係】 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 27 44.19 ID jm43YAMro [4/13] 京太郎「これ、ダメですか?」 竜華「これって……」 社長「あの有名な……」 煌「ギャ○ビーのCM!?」 久「ふんふ~~ん♪ いい曲よねぇ」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「でも、似合わないですよね」シュン 竜華「そ、そないこと!」アセアセ 煌「いいえ。とっても似合いますよ」ニッコリ 京太郎「煌さん……」ジーン 煌「容姿をもっと磨かないといけませんね」フフフ 京太郎「はいっ!」 竜華「はいじゃないが」 京太郎「え?」 竜華「え?」 ロッカー「」シーン 久「静かになった……?」 社長「そうと決まれば容姿の特訓じゃないか!」 竜華「!!」ピコーン 京太郎「それじゃあ、竜華さん。いつものように……」 竜華「(キタキタキター!!)」カァァァ 社長「おっと、待ってくれないか」 京太郎「!?」 竜華「!?!?!?!?」 社長「京太郎君も売れてきたし、そろそろ専属メイクさんをつけてあげようと思っていたんだ」 久「え? そうなの?」 社長「実はもう、呼んである」フフフ ロッカー「」ガチャガチャガチャ 煌「それがあのロッカーだったんですね」 社長「気づかなかっただろう!」 久「バレバレです」 431 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 58 46.62 ID jm43YAMro [8/13] <担当> 清水谷竜華(プロデューサー)巨乳 花田煌(マネージャー)美乳 弘世菫(麻雀コーチ) 72 瑞原はやり(トレーナー)巨乳 竹井久(事務員見習い) 美乳 龍門渕透華(スポンサー)72 原村和(同僚)巨乳 松実宥(メイク) 巨乳 ←New! ロッカー「」ガチャガチャ 京太郎「感じる……!!」ゴゴゴゴッ 煌「京太郎君!?」 京太郎「ロッカーから凄まじいおもちパワーを感じます。18000、19000、20000、馬鹿な、まだ上がるのか!?」ガビーン 須賀ホーン「」ピピピピピッ バキッ 京太郎「」ヘナヘナ 竜華「きょ、京太郎君!?」 京太郎「うぐぐっ」 久「それにしても、いつまでロッカーに篭ってるのかしら?」 煌「開けてみましょうか」ガチャリッ 宥「Zzzzz」スピー 一同「!?」 宥「むにゅ……あったかい」モゾモゾ 京太郎「こ、これは一体……!?」 久「誰かと思えば松実さんじゃない」 煌「寝てますね」ドユコト? 竜華「完全に寝とる」エー? 京太郎「すげぇ……」ゴクリ 437 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 09 08.28 ID jm43YAMro [9/13] 京太郎「社長! これはどういうことでなんですか?」 社長「実は君がいいともに出ている間に奈良に営業に行っていたんだが」 竜華「それで?」 社長「その時泊まった旅館で彼女が氷漬けになっていてね」 煌「はい」 久「いや、ツッコミどころ満載でしょ今の」イヤイヤ 社長「その時、唐突にティンと来てね」 竜華「ティンって言われても……」 社長「それで持ってきちゃった」テヘッ 一同「え?」 社長「それで解凍して今に至ります」 京太郎「誘拐だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダッ 久「け、警察!!」ピポパッ 煌「救急車!!」プルルルルッ 竜華「親戚の縁を切らせてもらうで、おじさん」ペッ 社長「じょ、冗談だよ!! だから通報はやめてぇぇぇ!!」 一同「(´・ω・`)」 社長「本当だよ? だから信じて、ね?」 宥「くぁぁ……んぅ?」パチパチ 社長「ほら、君からも説明してくれたまえ!」 宥「ここどこ……?」キョロキョロ 社長「」 京太郎「犯罪者だぁぁぁぁ!?」 久「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「助けてぇぇぇぇ!?」 竜華「……」 社長「竜華ちゃんの無言が一番怖いお」ブルブル 宥「?」 446 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 28 05.77 ID jm43YAMro [10/13] 445 ○魂の佐々木をイメージすれば容易やで ~~なんやかんやで~~ 宥「松実宥です」ペコリ 京太郎「須賀京太郎です」ペコリ 社長「ほら、いっはほうひひゃいひゃ!」ボロボロ 久「はい、手当しますから大人しくしてくださいねー」ペタペタ 竜華「ふぅ」スッキリ 煌「(鬱憤が溜まってたんだろうなぁ)」クワバワクワバラ 久「でも来年から大学に通うためにバイト先を探していたなんてねー」ペラペラ 京太郎「それでたまたま社長のスカウトに引っかかるなんて偶然ですねー」ペラペラ 社長「は、はひょうはへ?」 宥「?」 煌「気にしないで大丈夫ですよー」ペチペチ 社長「いひゃひゃっ!?」 京太郎「いやでも、宥さんみたいな人が来てくれて凄く嬉しいです」 宥「うぇ?」 京太郎「これから、よろしくお願いします」 宥「う、うん! こちらこそ!」アセアセ ダンッ!! 宥「!?」ビクッ 竜華「……ちょい待ち」ゴゴゴゴッ 京太郎「りゅ、竜華さん?」ビクビク 竜華「他のみんなは認めても、うちはまだ認めてへんよ」 宥「あの、その……」オロオロ 竜華「松実さん、本当にメイク出来るん?」 宥「え?」 竜華「……今ここで、テストや!!」デデーン 一同「!?!?」 449 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 36 54.91 ID jm43YAMro [11/13] 京太郎「いや、テストっていっても」 竜華「これだけは譲らへん」プイッ 京太郎「竜華さん!」 竜華「(うちやって、ずっと頑張ってきたんや……それを、こんなぽっと出に奪われるなんて)」ギリッ 久「別に乗る必要ないわよ?」 煌「これから徐々に覚えていけばいいですよ」 宥「……」 京太郎「宥さん?」 宥「……やります!」 一同「!?」 竜華「……ええ度胸やな」 京太郎「いつの間にか竜華さんが着物着てる?!」 竜華「そない言うならテスト、やりましょか」 久「えー?」 竜華「せやけど、うちの代紋背負うには……並大抵の覚悟じゃあきまへんで!!」デデーン 煌「あの、それは何キャラなんですか?」 竜華「なんか、姉御キャラ的な感じで……」エヘヘ 京太郎「あははっ、可愛いですね」 竜華「」ボシュゥゥゥ 煌「おー真っ赤」 宥「あったかそう……」 社長「本題に入りなよ」 454 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 47 55.77 ID jm43YAMro [12/13] こうして、新メンバー松実宥の入所テストが開催されることとなった 新たな課題、ギャ○ビーのCM それを乗り越える為には絶対に必要不可欠な専属メイク 果たして宥は竜華に認めて貰うことが出来るのか!? 竜華「(絶対に認めない……)」ギュッ 宥「……」メラメラ 勝利の女神はどちらに微笑むのか!? 京太郎「よっしゃ気絶キター!!」カチカチ ←ハンマー 煌「尻尾切りますねー」カチャカチャ ←双剣 久「水冷弾速射!」 ←ライトボウガン 社長「よーし社長、気刃斬りしちゃうぞー」カチカチ ←太刀 京・煌・久「やめて!」 社長「(´・ω・`)」 果たして社長は上位ハンターになれるのか!? 続く!! 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 04 50.62 ID exDt26Yzo [2/5] ~~なんやかんやで~~ 久「それじゃあ、松実宥さんの入所テストを始めるわよー」 社長「うむ」 煌「対決方式は至って簡単です」 京太郎「ほうほう」 煌「松実さんが京太郎君をメイクして、それを私達が評価します」 久「私、花田さん、社長の三人ね」 京太郎「あれ? 竜華さんは?」 久「まぁ、公正な判断の為ということで」 宥「頑張るよ~」ポワーン 竜華「……」ジェラジェラ 京太郎「それじゃあ宥さん、よろしくお願いします」ペコリンチョ 宥「うん!」 竜華「……」 久「それじゃあメイク終わったら呼んでねー」カチカチ ←ライトボウガン 煌「尻尾切れましたー」カチカチ ←双剣 社長「角が折れたよ君ィ!」カチャカチャ ←太刀 淡「属性開放突き!!!」カチカチ ←スラッシュアックス 竜華「……(うちもやりたい)」ウズウズ 宥「ホットドリンク飲みたいなぁ……」ウズウズ 京太郎「あの、早くメイクを」ポツーン 491 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 18 50.30 ID exDt26Yzo [3/5] 【メイクタイム】 宥「どんな風にしようかな」ペタペタ 京太郎「あの、決めてないんですか?」 宥「うん。でも、任せて」チョキチョキ 京太郎「あの、髪を切られてるような気がするんですが、それは大丈夫なんですかね?」ビクビク 宥「あっ」ビクッ 京太郎「ファッ!?」 宥「……」 京太郎「えっ? どうなったんですか?! 一体どうなったんですか?!」 宥「だ、大丈夫だと思う……」チョキチョキ 京太郎「」 宥「これを、こうして……」ペタペタ 京太郎「あの、なんか頭がスースーするんですけど?」 宥「あっ!!!」 京太郎「!?」ドキッ 宥「……あぁ……どうしよう」ブルブル 京太郎「」 ~~数十分後~~ 宥「出来ましたー」テクテク 竜華「随分騒がしかったようやけど?」 宥「……」メソラシ 久「なんとも言えない表情ね」エー? 淡「いいから早くタローを呼んでよー」バンバン 煌「カメラは用意しました」 社長「早くしたまえ!」ワクワク 宥「じゃあ、カーテン開けるね」シャッ 一同「!!」 宥「どう……かな?」 一同「……」 どうなの? 安価↓3 00~09 クビだ! クビだ! クビだ! (残念ながら宥姉は卒業です) 10~49 え? 何かしたの? (容姿+1) 50~89 まぁ、悪くないんじゃない? (容姿+2) 90~99 こ、これは!? (容姿+3) ゾロ目 じゅんじゅわー 499 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 33 40.77 ID exDt26Yzo [4/5] 京太郎「じゃ、じゃーん」テーレッテレー 竜華「!!」ドキッ 煌「うーん、いいですねぇ」バシャバシャ 久「あら、男前」フフ 宥「結構自信作なんだー」エヘヘ 社長「やるねぇ」ウンウン 京太郎「あの、俺の髪型とか大丈夫ですか?」 竜華「最近伸び気味やったから、ちょうどええと思う」 久「うんうん。やっぱり須賀君はこうじゃなきゃね」ウリウリ 京太郎「ちょっ、くすぐったいですよ!」 煌「……」パシャパシャッ! 社長「竜華ちゃん、これはもう決まりでも……」 竜華「ま、まだまだ!」 一同「!?」 竜華「このくらいやったらうちでも出来るで」 宥「!!」 煌「まぁ、確かに」 久「なんだかんだ清水谷さんのメイク上手だったしねぇ」ウーン 竜華「せやから、やっぱり京太郎君のメイクはうちが……」 宥「むぅ……」プクー 京太郎「宥さん?」 宥「もう一回、やらせてくれないかな?」 竜華「!!」 r ' ´ `ヽ..、 ./ \ ./ \ / / / ! ヽ ヽ / / 从 j | ヽ ヽ ./ / / //! !| ! l ` ヽ i l i i j i l || | | |! | l ! ! .! l | j!_ _ !!j. ! l.! ! ! !! ! _ _ | ! ! ! | ! ナ! `!'!ー!-!.! | ゙卅!フ´! ヽ| ! | .| | ト !.ヽ | .! ヾ.ヽ !ゝ | 〉_ヽ\ ! | l .! | !〉!,rチテ心ヽ`' Y. \ !フテ亦ヽ、 ! ! ! | | !∥{ } { }ヽ 〉 | | | | ト! ゝ) oノ 〉.) oノ Y! ! | | ! !}.  ̄ ̄ ,  ̄ ̄ l'| | | .| | ト ! ''''' __ ''''''' ! ! j j } ! !、l /´ ヽ .j/! l / .ヽ ! ! \ { j .ノ j j / 〉、 ! ! ゝ、 ゝ、 ゝ-- ' ___ r '_/ / / 人 ./ 〉、 V, ! ヽ` ー'`- ' ´ ./ j // / ヽ ノ'´´/ \ ヽ r-っ rv-、/ / ノ /.〉`ヽ \ ,/ / ` ゝ 、.} /__./_ )-、_ rヘ´ヽ. ヽ / r'´ .ヽ ゝ../ r ‐' ./ ̄ ` '' 、)_.r´)r ' ̄ ̄`ヽ / `ー- ' { ゝ l ).ノ' Y , r' .} ノ \ .j j.{ { __,, r '´ } Y ` ./ ` ヽ、 __ l l __ ,, ' ヽ }/ \ { ゙゙゙ { ノ .| } 宥「今度は、もっとかっこよくしてみせるから!」 504 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 47 29.15 ID exDt26Yzo [5/5] ~~ということで~~ 宥「……」チョキチョキ 京太郎「あの、宥さん?」 宥「うん?」 京太郎「別に竜華さんの事は気にしなくてもいいんですよ?」 宥「……」 京太郎「だからこのままでも……」 宥「あのね、京太郎君」 京太郎「はい?」 宥「私ね、京太郎君のファンじゃないけど……ドラマ、見たよ」 京太郎「ソルサキですか?」 宥「うん。氷の中だったから見辛かったけどね」チョキチョキ 京太郎「氷の中?」キョトン 宥「それで、最初はただ普通に見てたんだけど……あのシーンだけは違ったの」 京太郎「あのシーンって、まさか……」 宥「京太郎君の指揮で、氷を溶かすシーン」 京太郎「あそこですか?」 宥「……演技はそんなに上手くないし、滑舌も悪くて台詞もよく聞き取れなかった」 京太郎「」ガーン 宥「でも、でもね?」 京太郎「……?」 宥「凄く……あったかかったの」ギュッ 京太郎「!」 宥「うまく言えないけど、それがなんだかしくて。いても立ってもいられなくて」チョキチョキ 京太郎「宥さん……」 宥「京太郎君をもっとあったかくしたいって、思ったの」 京太郎「……」 宥「だから、私負けない」ギュッ / / / . . .八 . . . . .| | | . | | ‘, ' / | | | . .| | | |\ _ | . | | ‘,. i ハ | | ∧ l ハ T〔 ̄「 | | . | | . . .|. | | | . | | 无Τ Г| ト、 N ヽ|\ | . | | . . .|. | | | . | | | V \ l |/ \ | ,ィ㌘宥ミx | . | | . . .|. | | V . | V |〃示芯ミx \| ♭ Л Ч | | . . .| ヽ| V | ヽ癶{ ♭_,Л 乂こシ 个 |\| . . .| \ | メゝ弋こソ | . .| | . .| | ハ , /i/i/i/i | | | . . ′ | } /i/i/i | . .|ノi , | . | . . / / . . . ./ | . 込、 .-- | . . . / / イ | 兮 、 /| . / / | | . . . .> イ__,./ . 厂7 . .| | . .「 ̄. . ≧=一≦¨´.. .. ../ . // /ヽ| ヽ . .|.. .. . . . . . . . . . . . .. ../ . 〃 . . ./. . . . \ ∧ |.. .. . . . . . . . . . . .. ../ . /! . . . ./ー───‐\ /. . \ |.. .. .. .. .. . . .. .. .. ..厶// . ./.. .. .. .. . . .. .. .. ..` 宥「頑張るよー!」 京太郎「そんな、俺なんて……」 512 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 08 15.80 ID ESOhLjd9o [1/10] 竜華「……」 煌「少し、意地を張りすぎじゃないですか?」クスクス 竜華「別に、そんなつもりは……」 久「気持ちは分かるけど、あれじゃ逆効果じゃないかしら」 竜華「でも……」 煌「清水谷さんのこと、京太郎君はちゃんと見てますよ」ニッコリ 竜華「!」ドキッ 久「不器用なのよねー。女の子の気持ちを全然分かってないんだから」ハァ 竜華「……」モジモジ 煌「でも、うかうかしてると取られますよー」ウフフフ 久「勝負の世界は厳しいからねー」ニヤニヤ 竜華「うぅっ……」 淡「わりとどーでもいいー。早くタローと遊びたいー!」ゴロゴロ 社長「淡君、クシャル手伝ってよ! お願い!」 淡「ヤダ」 社長「」 宥「お待たせー」トテトテ 竜華「!!」 淡「遅いよー」バンバン 煌「どうですか?」 宥「……」 久「無言は自信の表れかしら? それとも――」 竜華「……開けるで」スッ シャッ 一同「!!」 宥「……」 どうなの? 安価↓3 00~39 竜華「ダメやな」 (容姿+1) 40~69 久「え? 雅治!?」 (容姿+2) 70~89 煌「すばらっ!!」パシャパシャッ (容姿+3) 90~99 京太郎「これが……俺!?」 (容姿+5) ゾロ目 あわあわ絶頂不可避 524 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 19 39.64 ID ESOhLjd9o [2/10] 一同「……」ガクガクガク 京太郎「あれ? みんなどうしたんですか?」キョロキョロ 宥「どう、かな?」ドキドキ 淡「」ブルブルブルブル 京太郎「淡?」 煌「きょ、京太郎君……鏡を」スッ 京太郎「あ、はい。どれどれ」 ____ } / ‘, \ ‘, \ ‘, ', { ハ , {、 ', | /} { }i、 { \ \ ', | { ≧x}i∨ {. \x≦ ', Ⅵ 示苅≧x∨ { x≦芯示 ', /{ | 込zりヾ丶 { 〃 込zり }}\ ', ∧∨{` ‐-- i\ `¨ -‐' /\ .、 ;ヾ } -' / 丶 } . { /-‐ ../ 丶 、_ __, ′ ', /} .、 /\ }\ }/ム / } \ / { }ニニ、、ニニニ,/ 、_ イ 丶/ニニム.‘,ニニ, /ニニニ/ニニマニニ,, /ニニニニ/ニニニニマニニ/ くニニニニニ/ニニニニニマニ,/、ー‐、 , -‐/ ∨ニ,/ニニニニニニニニ\ ー―――' / ∨ニニニニニニニニニニニニ,\ ̄} / ̄´ /ニニニニニニニニニニニ〃ハニ{i }./ /ニニニニニニニニニニニニニ弋ツニ/ / }ニニニニニニニニニニニ 京太郎「これが……俺!?」 宥「えへへ、カッコいいよ」 久「」ソワソワソワソワソワソワソワ 社長「なんということだ、なんという……」ワナワナ 京太郎「凄いですよ宥さん! 今までと全然違う方向性ですねこれ!」 宥「やった!」 竜華「」 淡「」アワアワアワ 527 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 29 56.93 ID ESOhLjd9o [3/10] ~~そんなこんなで~~ 竜華「」 京太郎「ということで、宥さんの歓迎会です!」パチパチ イェーイ! ドンドンパフパフ! 宥「ありがとう……」ウレシイ 社長「松実君の為にわざわざこたつを用意したよ」ホッホッホ 淡「鍋だー!」ワーイ 久「こら、まだ蓋取っちゃダメよ」 煌「はい、ジュース」コポコポ 淡「ありがとースバラ。義姉ポイントあげる」カキカキ 煌「?」 京太郎「それにしても宥さん、凄いですね。どこかでメイク習ってたんですか?」 宥「ううん、習ってないよ」 久「それにしては随分といい手際だったわね」オドロキ 宥「いつも玄ちゃんとかにしてあげてたから」モゾモゾ 久「照れなくてもいいのに」フフフ 京太郎「可愛いですねー」イヤサレルー 宥「あぅ……っ」モゾモゾモゾ / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 竜華「」カキーンッ 京太郎「竜華さん?」 528 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 38 26.64 ID ESOhLjd9o [4/10] 竜華「」カチコチ 京太郎「凍ってる……」 久「早くコタツに入らないから」ハァ 煌「それ以前の問題のような気もしますが」 宥「こうなると大変なんだよ、早く溶かしてあげないと!」 社長「とは言っても、バーナーで炙るわけにもいかないし」ウーム 京太郎「どうにかできないかなぁ」 久「あら、いい手があるわよ」ウィンク 京太郎「え?」 久「それはね……」ゴニョゴニョ 京太郎「あふんっ!?」 久「ちょっと、変な声出さないでよ!」ペチッ 京太郎「だ、だって耳が……ムズムズ」 久「……あむ」カプッ 京太郎「ひゃぁぁあん!!?」ゾクゾクッ 煌「キャプチュー!」パシャパシャッ 淡「……」ゴゴゴゴゴゴゴッ 久「冗談よ」ケロリ 京太郎「じょ、冗談じゃ済まないですってば」ハーッハーッ 久「それで、その方法は……」ゴニョゴニョ 京太郎「へぇっ!? そ、そんな事やるんですか!?」 久「ええ。それしか無いわ」キリッ 京太郎「……」 竜華「」カチコチ 京太郎「竜華さんを助ける為だ……」 恥ずかしいけど、やるしかない!! 京太郎「須賀京太郎、行きます!!」 529 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 44 55.60 ID ESOhLjd9o [5/10] 竜華「」カチコチ 京太郎「……」スッ ∧ | / ミミニニニ彡イ .| / |/ l / |、 | ヽ、 | /、. .|/ | / l lノ l .N ノ/ヽ ヽ', | / | lヽ | 、 |/ l l リ | ゝ-=、 l . ,' | ヽ ≧=-、 r‐=-、 /l | /l ', / /⌒Y/ /⌒Y / | | / .| ∧l.i、 ____/ / / .∧ | の う さ つ ……? | / |/ | 、 ヽ、/ / / イ .リ |/ .| . 、 / / / イ | 、 ./ / / イ.. l ', > ./ / / イ | ノ ', / / /__/ |. / ', _/ / / `Y l` < / // / / .|__ \ `` ‐-=ニ __ / / / / / .| Y  ̄ 一同「!?」 / / / ヽ、 イ-‐──/ / 、=‐-ゝ / / / / l ハ / / / イ イ /∧ | i ハ ∧ / / / ≦ハ / l イ ,' .ハ | | lヽハ < .> ∧ / イ , イ 仁_/ /、 l / |/x≦l |ヽ | | ∨ < .> / / iY/ / / / 仁不下、l / イ/仁下不 i l | ∨ /イ .| / / /イ.ヽ乂ニノ_., | / .乂ニム イ.| ト、 | /イ、ヾ ',  ̄ | / l  ̄ んノ リ | . .、__ |/ | ムイ |/| 从 ノ ∧ | スガキッス? | /l l人 、ー──‐' イ ヾ |/ .|ノ| \ ` ニニ'´ /、| ノ \ イ ※京ちゃんです イ \__/ / イ __ / ゝ、 ∧ イ Y´ `ヾ=‐-、 ` ‐- _ < .> イ 、__ .人 ) ハ --‐' ‐- 、 ∨ `≧x イ‐-ヽ、 ∧ ヽ /  ̄ ヽ=ー──-=-‐= ニニニヽ < .> i -─‐-=ニ  ̄ ̄ ‐--、__Y ∨ 人 `ヽ、____Y 煌「」ハナジブシュッ 久「あっはははっ!! ひぃ~~っ」ダンッダンッ! 淡「」ジュンジュワー 社長「お、おぅっふ」 京太郎「ど、どうだ!?」 竜華「……」 竜華「うぁ……//」カァァァァ 535 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 55 23.54 ID ESOhLjd9o [6/10] 竜華「な、なんやの急に……」モジモジ 京太郎「あっ、えと……?」 竜華「そういうの無しっていう話……忘れた?」ユビデカミイジリ 京太郎「あのですね、これはその」 竜華「で、でも仕方ないよね。京太郎君やって男やし」エヘヘ 京太郎「ええ、まぁ」 竜華「分かった! そこまで言うなら!」ガタッ! 一同「!?」 ... -―━━..、―- .. / \ \ / { \ \ / ∧ \ \ . / | \ 、 \〉 l | . // l l | \ {≧=┤ 从{ . __ | | l ト、从 y'´_)心}〉 / .. \\ 八{ l |∧y'心 V炒 l/ /⌒ . __ \\__ r┐\ハ八ハ`Vリ . . / /_/ . \\ /´} ∨//し' /. ∧ . ' ___ / / / . _____ 、  ̄ ', 〈 1i { / .、 Vノ / / イ . `_ー‐ァ ∨∧ \ } / 介 .. _... ´ /」__| . ゝ-‐ァ _ ∨∧ )ノ / /≠ニ二フ~ ̄Ⅴl | || . / ', ∨ } ' / / /∠二ニ=- l l | || .. ' ∨ { / /{ /∠~\ l | || \ ', ‘, _」' / ̄|从/\ \ /ノl | || \ \ ', ∨/ / ∨∧ /´ l .| || \ \ /∧ ‘, / /'∨∧/ l .|_|| {\ \ \ ..... --//∧ ‘、/ ,/⌒ヽ∨/ | 从 { \ \ \ ... {///∧ / / ̄/~~\ _ _ \ \ ̄`丶 \.  ̄| ̄‘, / / / } _/\ \ \ \. | ^`ー=彡 / ー┬ 、 \ \ \. |__ . -‐ / / \ \ \ } 〉 ノ / { \ \ \ \// { / { \ }\ }\ \ / { __〉 | \ | \}\ 〉 / }  ̄\ | } | } / /___ } \ ノ | / / /__/  ̄ ‐- { 、 \ | / /匚_/__ . -- . _ ○| \___∧ j/ ∨ ` . .___」 \○ ∧ /  ̄ .{ 竜華「一日デートや!」 京太郎「」 宥「ほへ?」 久「」ピクピク ←笑いすぎで腹筋を攣った人 煌「あの、笑い事じゃなくなってるんですけど」 淡「……」バクバクバクバクッ 竜華「い、一日だけやから! か、かか勘違いしたらあかんで、その……だから」マッカッカ 京太郎「いや、あのですね。竜華さ――」 竜華「一日だけ、京太郎くんの彼女……なってもええ?」ウワメヅカイ 京太郎「」 ああ、誰か…… この誘いを断る方法を、教えてくれ 541 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 01 05.44 ID ESOhLjd9o [7/10] 竜華「……」モジモジ 久「」ピクピク 煌「……」ジトーッ 淡「……」バクバクムシャムシャ 宥「???」 京太郎「こ、この空気!?」ガビーン どうする!? どうすんのよ俺!? 安価↓3 1 勿論Okする 2 だ が 断 る 3 逃げる 550 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 08 28.93 ID ESOhLjd9o [8/10] 竜華「デート、デートや……!」エヘヘ 京太郎「ソンナコトヨリシゴトノハナシシマショウヨ」 竜華「え?」 京太郎「シーエムノシゴトタノシミダナー」 煌「(逃げた)」 久「(逃げたわね)」 社長「(逃げたのか)」 宥「この鍋あったか~い」フフフ 淡「ふふっ♪」パクパク 竜華「え? でもデー……」 /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 ´ } | / ∧ ` >へ i u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V. / } ト| / 〃 / | | | ./ / V 京太郎「カエッタラギャツビーノシーエムケンキュウシナキャー」 竜華「……」 京太郎「……」 竜華「うん。頑張ろうね」 京太郎「あ、はい」 竜華「……」モグモグ 京太郎「……」モグモグ シーン 京太郎「(俺のヘタレ!!!)」ガビーン 竜華「……」ズーン 556 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 16 55.35 ID ESOhLjd9o [9/10] 553 ドラマはオヅラさんです(こまけーこたぁry) こうして無事、新メンバー松実宥を迎える事に成功した京太郎 彼女の存在が吉となるのか、凶となるのか? そして―― 玄「え? おねーちゃんが京太郎君のメイクさん?」 ようやく話に絡めそうなラキスケ要員 ※忘れてませんよ、ええ 果たして京太郎はクロチャーのおもちを揉みしだくことができるのか!? 竜華「京太郎君の……ばか」 続く 616 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 40 14.92 ID Xi5eSw3qo [2/17] 【第二回 ぽんこつ会議】 <<スタメン発表>> 宮永咲 言わずと知れた京太郎の嫁さん! やっぱり京咲がナンバーワン! 宮永照 最近影が薄い、みんな大好きテルテル! 邪魔する奴はぶっ潰す!! 原村和 もはや竜○さんを完全に食ってしまった大天使のどっち! もうのどっち一人でいいんじゃないかな? 弘世菫 魔法少女シャープシューター菫ちゃん! シリアスだったり、ぽんこつだったり忙しいんだよねー はやり「うーん、これまたぽんこつが揃ってるね☆」 久「ということで、今回もぽんこつ会議を始めていくわよー」イェーイ 咲「……」プンプン 照「……」シラーッ 和「ふんふ~ん♪」ニマニマ 菫「……」ムスッ 久「あれ? これまたどうしたの?」 菫「色々と言いたいことはあるが、まず一つ」スッ 久「はい」 菫「私は前回で卒業した筈では?」 久「……」 菫「私はもはや、非の打ち所の無い完全無欠のヒロインと言え――」 久「……こうもり」ボソッ 菫「!?」 久「はーい、他に言いたいことある人は?」 菫「いや、まだ話は!」 咲「あの、部長」スッ 久「あら、どうしたの?」 菫「」ガーンッ 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 50 23.15 ID Xi5eSw3qo [3/17] 咲「メリットがありません」 久「メリット?」 咲「真面目に頑張って卒業しても、こうもりになるのはちょっと……」 菫「!?」 久「あー、そうよねー」 はやり「真面目に答えて、勝利しても卒業じゃ面白くないよね!」ウンウン 菫「おい! 今のはどういう意味なんだ!? 返答次第では……!!」 咲「……水着」ボソッ 菫「」ガハッ 和「私は別になんでもいいですけど」フフフ 照「何? なんなの? なんでそんなに余裕そうなの?」 和「いえ、私は別に……」 照「京ちゃんは誰にでも優しいんだからね? 勘違いしたらダメなんだよ?」 和「ソウデスネ」 照「……」ビキビキ 和「……」 はやり「殺伐としてきましたー☆」 久「もう、しょうがないわね」ハァ 菫「」パクパクパク 久「それじゃあ、今回はご褒美を用意しようかしら?」 咲「ご褒美ですか?」 久「ええ。それならやる気も上がるでしょ」 照「……」コクコク 和「私はその……」 菫「違う、アレは私であって私では無いんだ……」ガクガク 618 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 54 51.57 ID Xi5eSw3qo [4/17] 久「みんなやる気が出てきたみたいねー」ウンウン はやり「ぽんこつらしさを全力で見せて欲しいかな?」フフフッ 咲「でもご褒美って……」 照「それを聞かないことには始まらない」 和「それもそうですね」 久「ふふふっ。ご褒美ね……」バサッ 一同「!!」 久「これよ!!」 プラカード「」デデーン 和「!!」 照「!?」 菫「」ブツブツブツ 咲「こ、これがご褒美……」 ご褒美ってなんぞや? 自由安価↓3 (本編と全く関係無いので、な ん で も いいよ) ※ただし、内容によっては深く掘り下げません 623 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 06 55.88 ID Xi5eSw3qo [5/17] プラカード「京ちゃんの体」デデドンッ 照「!!」ガタタタッ! 咲「え? ええっ!? きょ、京ちゃんの体……//」カァッ 和「SOA!!」 菫「え? 京太郎君の体だと?」 久「えー、ちなみに解釈はそれぞれが思ったとおりで結構です」 はやり「なんてこったい☆」 照「……」ゴゴゴゴッ 咲「だ、ダメだよお姉ちゃん!!」 照「止めないで咲。私はもう、この身を京ちゃんに捧げる準備は出来てる(照だけに)」キリッ 咲「ダメ……させないよ」ゴゴゴゴッ 和「体って……そんな、まだ早いですよ……//」イヤンイヤン 菫「(部室の掃除でも手伝わせるかな)」ウンウン 久「ぷくくくっ」ニマニマ はやり「はいはーい! それじゃあ次はお題の発表だよ!」 一同「!!」 はやり「今回のお題は……これ!!」デデドン お題安価↓3 1 昨晩のオカズは? 2 京太郎のいいところ 3 ぶっちゃけ京太郎とお似合いだと思う人 4 自由安価 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 20 18.08 ID Xi5eSw3qo [6/17] はやり「今回のお題は……これ!!」デデドン プラカード「京太郎のいいところ」 照「……」カリカリカリカリカリカリカリカリ 咲「……」キュキュキュキュキュッ!! 和「す、凄いスピード!?」ビクッ 菫「いいところか……」カキカキ 久「従順なところ」 はやり「若くて活きがいいところ」 煌「冗談ですよね?」ズイッ 久「もろ」 はやり「ちんっ☆」 煌「……」 ~~なんやんかんやで~~ 久「はーい、終了ー」 はやり「みんな書けたかな?」 一同「……」コクコク はやり「はい。それじゃあ、順番に発表していくよ!」 久「優勝目指して頑張ってねー」 照「……」フフフ 久「それでは自信満々な宮永照選手のカードを、オープン!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「誰よりも優しいところ」 90~99 ??? 632 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 27 42.30 ID Xi5eSw3qo [7/17] 照のカード「」ゴッチャァァ 久「あの、書き込み過ぎて何がなんだか分からないんだけど」 照「用紙が足り無い。もっと大きいものは無いの?」 はやり「ごめんねー」 照「じゃあ。これだけでいい」キュキュキュッ トンッ 照のカード「誰よりも優しいところ」デデーン 咲「……」コクコクコクコク 和「……」コクコクコク 久「おーっと、これにはとなりの二人の頷いてるわね!」 はやり「実際そのとおりだと思いますよー」 照「京ちゃんの優しさは宇宙(至言)」 咲「異議なし」 和「閉廷不可避」 菫「うーん、確かに立派だとは思う」 久「中々の高評価のようね」 はやり「それでは次に妹の宮永咲さんのカードをオープンしまーす!」 咲「……」ドキドキ コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「えっちなのに、えっちじゃないとこ」 90~99 ??? 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 37 58.70 ID Xi5eSw3qo [8/17] 咲のカード「えっちなのに、えっちじゃないとこ」 久「ん? どゆこと?」 はやり「???」 照「」コクコクコクコクコクコクコク!! 和「???」 菫「??」 久「宮永さん以外は微妙な反応ね」 咲「やっぱり説明した方がいいですか?」 久「是非ともお願い」 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですよね?」 久「ええ、すっごく」ウンウン 和「それはもう」ウンウン 菫「当たり前だろう」ウンウン 咲「誰彼構わずすぐスケベなこと考えて、暴走するんですけど……」 久「それじゃ悪いところじゃないの?」 咲「その、そんな京ちゃんでも……私に対してはそういうこと、しないんです」モジモジ 一同「?」 照「うんうん」 咲「これって、やっぱり……私の事、大切にしてくれてるからかなって」カァァァ _........----......._ ,. ´ ` 、 / 、 ' , 、 ヽ / / / | | ∧ .' ' / / , イ | } | | ∧ , | / /l / / } , .イ / } } ! . | | / { _/_}ム/ / /、_| _/ / / | . { / | ィ´}//イ /} / / }/`ヽ イ ' 〉, , { | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} / |\ | {八 { \ { ヒこソ ヒこソ イ | \} | 乂ム . . . . . . .、 . . . ムイl / 从{∧ _ _ 人 ∧{ |/ > ../^} /⌒l、` .イ } ./ リ ___/-'-'-- 、/〉「-、/ ' ,.. < {======ミ`ヽ|〉 ` ...._ /⌒\\ /`ヽ ∨, { >-、 {==、 { \/ 〈7 ー、{ ̄| //,ィ^. , \Ⅵ / | , /イ . ./ ∧ { `| 、 |_/= ´イ . . ,イ / } | Ⅳ \ | ̄´ . . . /= }イ | | / } /-r ´ | 照「分かるー、分かるよ咲ー!」ジィーン 咲「えへへ、そういうことは結婚してからだもんねっ!」ニパァァ 照「京ちゃんは宮永姉妹を大切に思ってる。はっきり分かるんだね」ニパァァァ 一同「(それは単に宮永姉妹の魅力が……)」アエテイウマイ 久「ま、まぁそういうこともあるわよね」ヒクヒク はやり「そ、そうですね!」アセアセ 641 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 39 00.65 ID Xi5eSw3qo [9/17] 訂正 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですよね?」 ↓ 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですか!」 or 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベですよね?」 混ざったって、はっきり分かんだね 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 48 13.74 ID Xi5eSw3qo [10/17] 久「それじゃあ次は和ね!」 和「次は私ですか」 咲「京ちゃん、えへへっ……」モジモジ 照「京ちゃん私にとってアポロンでした」 久「(トリップしてるわ)」ドンビキ はやり「そろそろ珍回答が見たいかなーって」 久「そうですね。面白みが無いもの」 ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「うーん、期待に添えられるでしょうか?」 菫「いや、添えてはいけないだろう」 久「(やはりぽんこつ)」 はやり「それでは原村選手のカードをオープンですっ!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「えっちなのに、えっちじゃないところ」 90~99 ??? 670 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 06 29.37 ID Xi5eSw3qo [12/17] 和のカード「」マッシロ 久「あれ? 何も書いてないじゃない」 はやり「棄権かな?」 和「……あの、色々考えてはいたんですけど」 咲「和ちゃん?」 和「須賀君のいいところって結局、こういうことだと思うんです」 菫「???」 照「どういうこと?」 和「須賀君の持っているいいところって、他の誰でも出来ることばかりなんですよ」 一同「え?」 和「須賀君よりカッコいい人もいるし、優しい人も、努力家な人も……」 照「ありえない」 咲「そ、そうだよ!(便乗)」 菫「私はまぁ、分かる気がするな」 久「和、それで?」 和「それなのに彼が一番だって、須賀君が一番いいんだと思ってしまう。それはきっと……」 はやり「きっと?」 和「須賀君が真っ白だからだと思うんです」 一同「真っ白?」 和「何をするにも純粋で、自分の為って言いながら……結局は誰かの為に頑張っちゃう」トオイメ それで身も心も汚して、ボロボロになっても……いつか元通りになっている 絶望に落ちても、這い上がって……今もどこかで誰かを幸せにしてる まるで、洗いたての洗濯物のように……いつでも、キレイな心でみんなを包んでくれる 咲「……」ギュッ 和「そんな須賀君だから応援したいし、見つめていたい。ずっと傍にいて欲しい」 照「……」ブルブル 和「それに、そんな須賀君だから……好きになってしまったんです」 久「……」グスッ 和「だから、私の答えは……これです」ウツムキ はやり「うん……」 和「途中から、何を言いたいのか、わからなくなって……」ポロポロ 久「……いいのよ」 和「ごめっ……なさいっ」グスッ 咲「……」パチパチパチ 和「えっ?」 照「……」パチパチパチパチ 和「!」 久「素晴らしい答えをありがとうね」ウィンク 和「え?」 676 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 12 22.45 ID Xi5eSw3qo [13/17] 咲「負けたよ和ちゃん」 和「咲、さん」 咲「でも、次は絶対負けないよ!」 照「私も、もっと京ちゃんの事をよく見る」ウンウン 和「二人とも……!」ジィーン 久「ふふっ。みんな文句は無いようね」 はやり「うん、そうだね!」 パンパカパーン 久「優勝は、原村和!!」デデーン! 和「え!?」 照「おめでとう!」 咲「おめでとう!」 はやり「おめでとう☆」 和「そんな、私なんかが……」ウルウル 久「ほら、須賀君が待ってるわよ?」 はやり「控え室にいるから、早く行ってあげて☆」 和「は、はいっ!!」タタタッ ガチャッ! バタンッ! 照「……悔しいね、咲」 咲「うん、すっごく悔しい」 照「頑張ろうね」ギュッ 咲「うんっ! 絶対、負けないんだから!!」 久「ということで、第二回ポンコツ会議は終了よ!」 はやり「第三回もお楽しみにー!」 四人「イェーイ!」パチパチパチパチパチパチ 679 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 13 56.42 ID Xi5eSw3qo [14/17] / ./{ミミ . . .彡≧ . .\ / . /´ . . . . . . . . . . . . . . . .\i / ./ ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ′ . / . . . . . . . . . | . . . . ヽ. . . . . . . . . , . . . ′. . . . . . . . .| .| . . . . . |. . . . . . . . . . . .| . . . . | . . .| . . | .| . . . . . | . . | . . . . . . . i...... . |..... . .| . . .| . ハ| . . . . . | | .| . |......... | | . | .八 . ./7 /|/ ノ| . . . /| | .| . | . . . . .ハ | . | . . . .Tイ示气  ̄ 示气T . . . . . | . | . . . . . ` ヒ...リ ヒ..リ | . . .| . .| | . | . . . . ∧ . . .| . .| | . .\ . . .∧ ' . \ | . .| | . . . . \ .∧ -- ム . . .| . .| | . . . . . . . ≧ . ..、 イ . . . . .| . .| | . . . . . . . . . . . . .| > <| . . . . . . . .| . .| | . . .| . . . . >-j f\ . . | . . .| . .| | . . .|>イ く }l | . . .| . .| | / \_ __|l i . . .|\ /\ \ / | . . | \ 久「撤収ー! お疲れさーん」 はやり「お疲れ様です☆」 咲「帰ってご飯食べようよ!」 照「うん、たまには二人で水入らずだね」 テクテク スタスタ ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、 / / ` ´` \ / \ヽ ,.' ' / i ! ヾ / ' l / ,'./ l. !| ! ゙ l ' / .l / // 'l l ! l ! !l. ' .' l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_ ! ! ' l l イ~~~下 ,.二、、ー,、/l! l l .l l ヽ ノ 'i リ ヽ.! l. l | ! l! ` " l l ゑ? l l ー- _! , l l.!. l ! | ト、 |! l l ! .l.ヽ , ― 、 ,. | ` ┘ l ! !.l 丶 ⌒ .イ ! ! l l ! .! < .!. l l ! ゙、 i ` ´ ! l l ! ヽ 、 .! ! ! l /ヽ. ヽ \ l、 ! l l./ 、 丶 ヽ. \ヽ` 、 l ,.' 丶ヽ ヽ \_.ヽ、 ノ. l ヽ\ \ ヽ ヽ\ 、 l \ 丶 \ヽ ヽ. l i ヽヽ. \、. ヽ . l / l ヽ ヽ ヽ.\. ヽ lヽ. / l,' ` ヽ. ヽ \ ゙ ! ! 688 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 26 01.82 ID Xi5eSw3qo [15/17] 【おまけ】 ガチャッ 和「す、須賀君っ!!」ハァハァ 京太郎「ん? どうした和、そんなに息切らして」クルッ 和「あっ、えと、その……」カァァ 京太郎「??」 和「な、なんでも言うこと聞いてくれるんですよね?」 京太郎「お、おう? 俺に出来ることならなんでもいいぜ?」 和「それなら……そ、そそそその!!」 京太郎「落ち着けよ」ギュッ 和「あっ」ドクンッ 京太郎「俺はどこにも逃げないからさ」ギュゥゥ 和「……うぅっ」ギュゥゥ 京太郎「バカ、泣くことないだろ?」ナデナデ 和「はいっ」グスッ 京太郎「それで……俺に何をやらせるんだ?」 和「……それじゃあ、一つだけ」グスッ 京太郎「おう!」 | . . . . . . ./ // _/_/〃 // _厶 / / / イ | ヽ . . .\ | . . . . //// / / ̄厂ノ「 / | / ム /| | | | ト、 . . . .\ 人 . . . 〃 / イ ノ≧=≠=ミ、 { | | | |\ | | | | | . / ヽ _ /⌒ヽ_/_ノ| | | {〈 っ てう }∨ | | ! リ、j\.ノ イ | |/ こ| / ∨ 私 | . . . .ノ lハ. |⊂つ-- 'っ. ト ハj ≧=ミ、り\/ / .イ !| の | / 離 を >/ V、_ト|ノシ . . . . . . . . . . . . . ..ゝ... ぃ rう \/ / / j / .| ま| | さ : Г |ハ {{ . . . . . . . . . . . .O\ ‐' ノj〉` ノイ/ . . | ま | ,.| な : j | {{ ' . . . . . . . .と^つ/ /〃人_/ゝ ノ/| い ト__ ノ ノ し 、─- 、 . . .j } // ノ /∧ . . . . .  ̄| ヽ で / / / / l\ ヽ _ ヽ んノ∠- ' / 八 . . . . . .__ . /\ _.人 / / ./ .| \ _ ひ / / / ハ _/| |//./  ̄ ∨ / / |\ ` ー─ フ´ / /\' / | | |. / /. | | |\ |ヽ __/ / / } | | | |/ / | | |\\ | ` ー─‐/ / / / / | | | ゝ ゝ 京太郎「……ああ。いつまでだって、こうしてやるさ」ギュッ 和「須賀君……ありがとうございます」ギュゥゥウ こうして、二人はスタッフが迎えに来るまでずっと…… 抱き合い続けたとさ めでたしめでたし
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5704.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/06(日) 01 47 58.31 ID fUJoakLUo [2/6] /_ ̄` ヽ_ ゚ マ /////ヌ ム / ̄ ´ ̄ヽ ゚ヽ`ヽ マ ム ム / ア \ ゚ \ 、 マ //r v≦オ{ ファンにならないというのなら…… // ヽ ハ . _ゝュ/八_j≠‐' ア i ハ ....i l i ィf 」ム__jムハ / ! ! '; ゚ i! | i . Y 三三. ム 射止めるだけだ!! ' ...i iハ ヽ ゚ィz i i i ⌒ヾ 「 マ ム i.. l };> ´ 7マ tji | ! {_リ ハ ム L 」 ; ィハテj ゞ'´! ; j j | マ Vハ ム _ ―rォ | ハ ゞ' j L;!/ / ! ! マ Vハ_ム __ ―=  ̄ ̄ | ハ ` ィ{ l | r≠キ /////ハ―=  ̄ ̄ | ム ゚ ` イ { i |__ ―=  ̄ ヾ=<///`ー― j> ´ ̄ ̄ `ヽ,_, _ ―=7  ̄ ̄_\_ >-、 マ///[ ヽ -ー  ̄ ̄ ヾ{` 〉≦ ̄ ̄ / /ィ ̄ ア7⌒7 ̄ 7{ ヽ マ// イ / _z、__ ヽ_)/ / / / イ/ / 仁ニニ{! ; > __)イ / ヽ { ,ィ T ハ` ´ /=≠ / /| リ / 「≦'==ヘ! |八_ ィ { `ヾ _ イ | ! { | / / ィ/ ム| { ! !r―ニ二{. i/(_ イ ノ ` ヽj j! ! i八 ! /゚ /{ /ニi| ム 、 マニニニ人 |!_( _ ィ {  ̄ ̄ 、 个ミ丶{ / /゚j/ニニム ム≧ュ_ゝ=キ ´ ̄ L≧ュ__ イ / `ヽ j }`ヾj/ ムニ゚ニニ八 了/ i j了 ///| / 7 ゝア ムニニ.゚ニニヽ ! | h! /////{ / / /イ⌒ ムニニニニ゚ニニュ、 人 i 人丶///ハ 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(56) <雀力> E(29) <歌唱力> E(23) <演技力> C(42) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー?) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 92 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 21 55 49.14 ID /p+ah+pVo [1/12] 【アクセル1】 京太郎「……」 社長「……」 透華「……」 竜華「……」 煌「……」ニマニマ 久「……」ニマニマ 京太郎「えっと、つまり……?」ワナワナ 竜華「事務所が潰れるっちゅうのは……?」 透華「ええ、全部嘘でしたの」キリッ 社長「君に試練を与えるつもりでね」キリッ 京太郎「……」 竜華「……」 / ̄ ̄ ̄ \ ウッウッ / \ /\ ※透華 / 。 一 ー 。 | . 。゚~(__人__)~゚j \、 ゜ ` ⌒´,;/゜ / ⌒ヽ゚ '"'"´(;゚ 。 / ,_ \ \/\ \ と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;._ 透華「すみませんでしたわぁぁぁぁ!!!」ドゲザッ 社長「すまなぃぃぃぃぃ!!」ドゲザッ 京太郎「ほわぁぁぁぁっ!!!」 竜華「」バタリッ 久「やっとネタばらし出来たわねー」 煌「今更な気もしますけど」クスクス 83(リボン)「ドラマですよ!ドラマ!!」ワッホイ 74(亜)「やるじゃん! 兄ちゃん!」アミキーック 74(真)「ちょっと見直したっしょ→」マミパーンチ 72「まぁ、なんでもいいですけど」パチパチ 85「ドラマくらいで浮かれすぎなの」アフゥ 77「ちょっと! ひのちゃまオレンジジュース!!」バンバン 75「へへっ、やりましたね!!」ヤーリィ 74(もやし)「うっうー! おめでとうございまーす!!」ガルーン 81「お、おめでとうございますぅ」ビクビク 91「あらあら~、凄いわね~」ドタプ~ン 90「まこと、素晴らしきことです」クスッ 83(86)「自分、応援してるぞ!!」ナンクルナイサー 85(メガネ)「はいはい! 自分達の活動に戻った戻った!」パンパン 京太郎「うへへっ」デレデレ 竜華「……」ユラァ 97 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 22 11 02.97 ID /p+ah+pVo [2/12] 94 竜華「おじさぁぁぁん?」ゴゴゴゴッ 社長「うぉっほん。とにかく、我が事務所のアイドル活動もこれで磐石だな」 京太郎「いやぁ、アイドルいっぱい嬉しいですねー」デレデレ 竜華「……」 社長「だ、大丈夫だよ竜華ちゃん。あくまで彼女達は7○5所属だから!」アセアセ 京太郎「そういえば、なんで7○5のアイドルがうちに?」 社長「それは君ィ! 大人の事情というものだよ!」 京太郎「大人の事情?」 竜華「おじさんがだんだん黒くなっていっとる……」ガビーン 社長「君がこれからドラマや映画に出演する度に、共演者を出す必要があるだろう?」ホラホラ 京太郎「いや、そんなメタ的なこと言われても」 社長「別に実在するアイドルを使ってもいいんだけどね」 京太郎「それじゃあ、ごうり……ムグググ」ジタバタ 社長「それ以上いけない」ガシッ 竜華「そ、それよりも!! 騙すなんて酷いでおじさん!!」アセアセ 社長「いや、それはだね」チラッ 透華(ドゲザ)「……」 京太郎「りゅ、龍門渕さん! 頭を上げてくださいよ!」 透華「いえ、これは自分への戒めですわ」ズーン 京太郎「ちょ、ほんとに……やめてくださいよ!!」グイグイ 透華「は、離し――」グラッ ドシャッ 煌「あっ!! 無理やり立たせようとした京太郎君と龍門渕さんがくんずほぐれつして転倒した!?」 久「しかもあの角度は!?」 竜華「!?」 京太郎「うーん……」 透華「……」 安価↓3 00~29 透華「すぐにどきますわ!」パッ 30~89 透華「きゃっ!?」バッ 90~99 京太郎「エロ不注意だ!!」プニッ ゾロ目 今すぐKISS ME~♪ 104 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 22 24 16.41 ID /p+ah+pVo [3/12] 京太郎「あれ、どうしてこんなに暗いんだ……」 しかもなんだかいい匂いが…… 京太郎「……?」 透華「きゃっ!?」バッ 京太郎「うぉっ!? まぶしっ!」 な、なんだ!? 急に暗くなったと思ったら、今度はいきなり明るく―― 京太郎「一体何が……?」キョロキョロ 竜華「……」ゴゴゴゴゴッ 煌「……」ニコニコニコ 久「……はぁ」ヤレヤレ 透華「っ……//」カァァッ 京太郎「え? なにこの空気……」 ポルポル「……」チョンチョン 京太郎「ん? なんだよポル」 ポルポル「……」パンッ ブイッ マルッ ジィィイ 京太郎「パン、ツー、まる、見え?」 ポルポル「YEAAAH!!」パシッ 京太郎「あっ、なるほど! さっきは龍門渕さんのスカートの中に!」アハハハ なんだそんなことだったのか 龍門渕さんのスカートの中に…… / ∧ /1 ` /ヾヽ | |ヾ、 //| |ヽ ソ /| |./゛゛Y""|.! | i |.| |.| / |ハ i | / ―-A!-/ ー|-‐ヒー ゙、 |. / _/___! i |__ヽ__ , ヾ / `メ 2 . i`゙、 !´_2 . )'´ \ /ィ ,イ ;ヽ i 、\ // / | i `i r| i 、ヽ i.| ! !ハ /\ rー‐っ ,.イノ .ト、 |,! /\ ヽヽ /` ‐、_ ,..イ´|,/ / 、乂_ ,、___/ ハ `iY //! |ヽ/ / ! `ラ"  ̄`/´ /__) ノノ'´. `ーv‐ ´ i /ー----、 / / // / ./´ ! /米゙、 ! / ヽ( i !i ./ / ヽ / /.|バ、 、 ゙、 / | ヽ、_,ノ ノ r! 〈 // / /| | V \ \ / ノ 、 r、ヽ. 京太郎「……」ダラダラダラダラダラ 竜華「覚悟……できとる?」ドドドドドドッ 京太郎「オーマイゴッド!!」 107 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 22 32 16.24 ID /p+ah+pVo [4/12] 京太郎「こ、これは事故ですってば! ね? そうでしょ?」アセアセ 竜華「言いたいことはそれだけ?」ニコニコ 透華「わ、私はその……//」モジモジ 久「ギルティ」 煌「可哀想だけど、仕方ないかな?」 京太郎「い、一体俺に何を……?」 竜華「……おじさん」パンパン 社長「まさか……これを使う日が来るとは」フフフ 京太郎「そ、それは!?」 本当にすまないという気持ちで胸がいっぱいなら… どこであれ土下座ができる!たとえそれが… __ /ヽノ\ /(● ●)\ | (_人_) | \__二__/ / V V∧ || ヽ/ || /\\ / / L=ヒニ)==ヒニ)= |∥| | ∥ |∥二二二∥ | \ / / |∬∥ニ∥ ∫ |\三三三∬三\ |\\∬三三三三\∫ \\\三三三∬三\ O \\L炎炎炎炎炎| .\L工工工工工| O」 O」 肉焦がし骨焼く鉄板の上でもっ! 竜華「焼き土下座や」 京太郎「」ガクガクガクガクガク 竜華「もう二度とこんな真似をせぇへん?」 京太郎「」コクコクコクコク 竜華「もう他の女にも変なことせんと誓える?」 京太郎「」コクコクコクコク 竜華「ほな、これはしまっておくで」ニッコリ 社長「はーい」ガラガラガラ 久「流石に冗談よね?」ヒソヒソ 煌「さぁ?」ヒソヒソ 竜華「うちかて我慢してるんや……京太郎君にも絶対に……」ブツブツブツ 社長「最近竜華ちゃんの様子がおかしいんだが」ウーン 109 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 22 44 56.91 ID /p+ah+pVo [5/12] 【そんなこんなで】 竜華「テレビでキャスティング発表もされたし……今度は制作記者会見や!」 京太郎「記者会見!?」ガビーン 久「恐らくこれが最初の課題ねー」 京太郎「へっ? 記者会見がですか?」 社長「そりゃあ、国民的漫画の実写化の主演が全く無名の新人だからね」 煌「恐らく、かなり注目されている筈ですね」 竜華「しかもこのドラマ、ジャ○ーズの俳優を落としとるから、記者側に圧力かかっとるかも」ウーン 透華「一応こちらからも圧をかけてみますわ」 竜華「でこちゃんとこも手伝ってくれるみたいやしな」 デコチャンイウナー!! 煌「万全じゃないかな?」 社長「うむ。水瀬と龍門渕のタッグだからね」 京太郎「でも、不安ですね」ウーン 久「確かに、演技とはまた違ったものを求められる筈よ」 京太郎「……」 くそっ、こんな時はどうすればいいんだ? 折角ドラマの主演を取れたってのに…… 竜華「心配せんでもええよ、京太郎君」ポンッ 京太郎「え?」 竜華「こんなこともあろうかと、記者会見のプロを呼んでおいたんや」フフフ 京太郎「記者会見のプロ!?」 久「それは一体……?」 竜華「ほな、入ってきて!」パンパンッ ガチャッ ?「……」テクテク 京太郎「あ、あなたは!?」 . . .-‐…‐-. . . ... ´. . . . . . . . . . . . . \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . ./. i . . . . ハ /. ./. . ./ i i i i ', i , ′ー―ァ / 从 ト--ミ i | ' ′ //⌒/ } リ } ハ |ト i ,. / |l |l ∨__|{ } / レ' }| } i i やっほー京ちゃん! / 从 八《´んハ. j/ r==ミ / /| . . .| // _ }ト ハ 弋 ソ 厶イ | . . | /^ / }|l ≧ゝ} ′__ /-' i | . . |. ' .i / / } 人 f ノ ./ i | i |. i し' ./ .i} i i >o。.. < i / / / | ノir―-ミ | ∧ 八 r'ス´ / ゝ-、 /} / }/ f入 `ー 〉 /' V_ゝ/.〈 Ⅹ / i`/イ、_ 辷ーく / / / rヘ/__rヘ_/ | ヽ { ̄` 入 i / | / | / . / ハ. Y i 圦 |. `> 1 / |l ∧ _彡 / ハ. // ‘, 」 / / |/ |l/ \ / |. /八_// ‘ { ;′〈 . |ト、/ 〉__ i \/ 《`ーイ V { ‘, |i i/ / | | 〉 ヽ .. L i ..........ゝ. У_彡 .........| | ./ マ . 八 \く L | ′ { `マ . ∧ ヽ} / .j 京太郎「アイエエエ!? テルサン!? テルサンナンデ!?」ガビーン 115 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 22 54 41.99 ID /p+ah+pVo [6/12] 照「なんか失礼な反応」ムッ 竜華「普段はアレやけど、外面だけならプロ顔負けやし」ドヤァァァ 京太郎「いや、ドヤ顔されても」エェェ? 久「素直に瑞原プロでよかったんじゃ?」 竜華「……想像してみる?」 煌「瑞原プロ仕込みの記者会見……」 一同「……」モワンモワン ~~~もしもはやりんの指導を受けていたら~~~ 記者A「今回、初めてのドラマ出演で主演とのことですが?」 京太郎「はい、でも京太郎頑張りまぁーっす☆」キャピッ 記者B「キャスティングに不正があったとの情報もありますが?」 京太郎「酷いですね~、僕は正々堂々勝負しましたよっ♪」ウフフ 記者C「あ、こっちに目線ください!」 京太郎「ウフフ、オッケ~☆」ウィンク ~~~~~~~~~~~~~~~ 京太郎「○ーラじゃん!!」 竜華「うん」 久「(いや、瑞原プロにどんなイメージ持ってるのよ)」ガビーン 煌「(でもそんな京太郎君も見てみたい)」ドキドキ 照「……」ニコニコ ~~某所~~ はやり「へっくち!」 良子「風邪ですか?」 はやり「うーん? この感じは……噂話かも☆」エヘヘ 良子「……」フーン 理沙「?」 健夜「……オムライスにしよう」ウン 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 03 50.32 ID /p+ah+pVo [7/12] 京太郎「是に腹は代えられないか……」 照「ねぇ京ちゃん? なんでそんなにイヤそうなの?」ガビーン 京太郎「嫌なわけじゃないんですけど、ただ……ね?」 久「いいじゃない。とりあえずやるだけやってみれば」ナデナデ 京太郎「それもそうですね」デレェデレェ 照「……」ムッ 竜華「ほな、特訓開始や」 京太郎「それじゃあ照さんお願いしますね」 照「うん」 煌「どんな感じなんでしょう?」 照「(ここで京ちゃんにカッコいいところを見せたい)」 それに…… 照「(私だって、京ちゃんの役に立てるってこと証明しなきゃ!)」ギュッ コンマ判定↓3 00~39 所詮ポンコツはポンコツよぉぉぉ!! 失敗 記者会見でBAD判定 40~69 ま、多少はね? 普通 何も無し 70~89 やれるじゃないですか照さん! 成功 記者会見GOOD判定 90~99 京太郎「こ、これは!?」 大成功 スキル獲得 記者会見GOOD判定 ゾロ目で覚醒京ちゃん 132 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 15 40.36 ID /p+ah+pVo [8/12] 照「それじゃあ、まずはお手本を見せるね」 京太郎「はい」 照「……」スッ 京太郎「(確かに記者会見の照さんが凄いのは知ってるけど)」ウーン 普段の姿を知ってる俺か見れば、照さんがしっかりしてるようには思えないんだよなぁ 京太郎「(一応何かつかめるかもしれないし――)」 照「……」ニッコリ ___ ... . . . . . . . . . . /. . . \ / ./ . / ヽ . ′ / / ∧ .. | .. | | . / | . | /| | | |V ∧ | | i / ー|―|斗f‐┼ | | |─-l、| _l,ノ|. // i | |八ハ { | .. ./リ |/ }人 l ヽ! 厶イ |. . ∨ |灯j芯ヽ1ソ ィjア苅Υ / | │ .. {い.乂(ソ ′ 乂(ソ/ }ィ | │ .. | ' ' ' , ' ' ' | | 今日は皆さんお集まりくださいましてありがとうございます │ .. |‐ヘ r‐| | │ .. | . 八 ∨ ̄ノ ノ . i | ドラマSOUL CATCHER(Saki)の主人公、神峰役の宮永照です │ .. | . . . . .> .. ___ .. < . . . .| ′ │!│| . . . . . . . .| __ | . . . . . . .| . ./リ 乂人|八 . ィTノ {爻} {ア> .ノイ / < |___ Ⅵ/__/ >. r<丶 ∧__ }へ‐ァ >‐┐ / \ 、 ∧/ニニ}′ // `ヽ | 丶\ | ー‐} // | | \ ー===| r=ァ′=‐'ィ .// | | { ヾ≧=/ .}={=≦ . ./ .′ | ′ 〉 ゞ=/ /}{ .、 . イ==ノ / __,,/斗-〈 / / }{ . . \ { 、 ノ } ゝ /.-====ハ . ′ /. . .}{ . . . . .ヽ Υ¨¨¨¨¨ ヽ / \{/ 斗―∨ . . . ./}{\ . . . .| }=======/ ∨ハ / / . ./.〃 } . . .| ‘ァ…‐‐;、/ 京太郎「!?」ゾク 照「~~~~」ぺらぺらぺらぺら 京太郎「な、なんだこれ……?」 さっきまでとは、まるで別人!? ただ話してるだけなのに……聞き入ってしまう! 照「それにしても、初めてのドラマ出演で主演だなんて運がいいんだか悪いんだか分かりませんよね」アハハ 竜華「……」フフッ 照「失敗したらもう二度と仕事来なくなっちゃいますよ、これ!」ウーン 久「これは……」 照「絶対に成功させろって、監督や事務所の社長にもこってり言われてるし……始まる前から不安の連続です」シクシク 煌「……」パクパク 照「でも、これを成功させたらきっと……今よりも確実に前を進めるんです」キッ 京太郎「……ははっ、謝らないとな」ボソッ 照「だから、必ずこのドラマを成功させて――」 やっぱり照さんは…… 照「私、運がいいってこと、証明してみせますよ?」ニッコリ 凄い人だ 140 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 27 07.37 ID /p+ah+pVo [9/12] 照「……」フゥッ 一同「……」シーン 照「あっ、え、えと?」オロオロ 京太郎「照さん」 照「あぅっ、もしかしてダメ……だった?」ウルウル 京太郎「いいえ、そんなことないですよ」ギュッ 照「あっ」ドキッ 京太郎「ごめんなさい、俺……変な態度ばっかり」ウツムキ 照「そ、そんなのいいよ!」アセアセ 京太郎「でも!」 照「いいの。私だって普段、京ちゃんに迷惑かけてるから(照だけに)」アハハ 京太郎「それはまぁ、確かに」 照「え?」 京太郎「え?」 竜華「シリアスになりきれんなぁ」コソコソ 煌「それが二人らしくていいんですよ」クスクス 久「というかなんで私達、急にロッカーに隠れてるの?」 菫「照……立派になったな」ウルウル 久「(しかもなんか先客がいたし)」ガビーン 京太郎「……俺に記者会見のコツ、教えてくれますか?」 照「……うん」コクリ 京太郎「照さんがいてくれて、本当に助かりました」 照「うん……」ジワァァ 京太郎「俺の傍にいてくれて、ありがとうございます」ペコリ 照「……うん!!」ポロポロポロッ 京太郎「これからも、傍にいてくださいね」ニッコリ :_,. -─……─- : . ´........................................................\: :/.......................|........ト、..............................ヽ: : /....................| |...i|........| \...........|....|............:/.........../ .....|.._|_八......| \__....|............i : ̄ ̄ ̄|...|....| [ \| \|....|............|: :|...|....|┬─┬ ┬─┬ |............| |...ト..| 乂 ノ 乂 ノっ|............|: :i|...|....| |............|: ||...|..人 , _ 人.......l..| 八Λ.....> _ . <......../|/ \|\_,ノ⌒ 〈___/ ⌒ ‐-ミ ;/ ̄ | \ ∧ / / / \; / | \ ∨_/ / ハ :/ \ Χフ / /  ̄/ Τ  ̄ ',; ;\ | 〈 ∧ 〉 | / 照「うわぁぁぁん!! 京ちゃあああん!!」ビエェェェン 京太郎は記者会見を克服した!! 146 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 35 55.14 ID /p+ah+pVo [10/12] 【一方その頃 長野】 -=ニ二ニ ニ二二二二二二二 二二二二 二二 二二ニ ニ二二二 ニ二二二 ニ二 ニ二二ニ ニ二二  ̄ ____  ̄ニ二二ニ ニニ 二二 ニ二ニ ニ二二二二二ニ 二二ニ ニニ 二二 ニ二 ┐  ̄ニ二二二二ニ= ニ二 二ニ 二二 / /  ̄ニ二二二ニ ニ ニ ニ二二 / / /...-―≠ニア{  ̄ニ二ニ ニ二ニ ニ二 /{ / -=<.. 二ニ 二ニ ニニニ ニ ニ二 二{ ∨ -=く \二ニ ニ二 二二二二 二ニニ 二二〉 / \⌒ ニ ニ二二ニ 二ニニ= 二/ / \ \二ニ ニ 二二ニ ニニ= / / / .⌒丶ニ __二二二二ニ ニ= ⌒i | | | | | | | | |乂__ / . |二二ニニ =ニ ニ二| | | l | | l l | | l | l | l l | ̄/ |二二ニニ ニ二. 二| | | l | l l l | l\从 l | l l l/ /二二ニ 二二二ニニ 二|从 | 从八从乂{´廴}乂 从劜 ./二二二二二ニ 二ニ=- ニニ. 二二)イ 圦 , ∧/---- __ _/二二二二二ニ 二二ニ= 二ニ= =ニ二 ニ= 二}//> . - . イ /´ ̄∨ ̄ ̄\二ニニ 二二ニニ=ニ二二ニ 二二二 ___∠{ | ̄ _」 ./ l| | |__ 二二二ニ ニニニ ニニニ // ∧ .ー―. /} ___ } リ リ =ニ二二二ニニ 二ニ= =ニニニ ノノ \{ {\ . . /ニ/ l/ ̄\__彡'-- 、 \ニニニ==ニ二二ニ 二二 { {  ̄ハニ、 _ _, .//ニニ/ |ニニニニニニニニニニニ二\ \ニニニ二ニ ニ二 二=/\ ___/二|`ー ‐┼┼≦___} -=ニ三三三三ニ=- \ \二ニニ 二二ニ/ / ̄ ̄ 二八 ,{三三三三三三三≫  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` \ニニ 二 ´ /二ニ =ニ二二} \三ニ=- ̄{ ̄ ̄ =ニ二二ニ== \ニニ / / 二ニ ニニニニ| \三三三ニ=- __ -=ニ二二二ニ二/ /二ニ= =二 二二ニ _| /≧=====┬=ニ三三三ニ=- ニニニニニニニ. / =ニニ二二 二二二ニニ/ {廴___/´ / ̄ ‘, ___ .... . -――-/ /ニニニ二二二二____. . | \ ___/ --- ‘, / ./ } _ _ _/ ,/ニニニ / ̄ ̄/ / 人  ̄ ̄ / | \  ̄ / / / 咲「お姉ちゃん……また抜けがけして」ゴゴゴゴゴッ 須賀ママ「あれ、咲ちゃん? どうかしたの?」ヒョイッ 咲「っ!!」ビクッ ,..-‐ .' .´ ̄ .` .ー.、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . 、..... .、 、 . .、 .. .\ / . . ... ; . . i i i ......i ...i......i... \ i . . i i.. ;i_; !-、ハ i }-トi、 i i ... ヽ な、なんでもないです! | ... i |/ハ |!|;ノ | | |、ハ|`i i .. . ゙、 |. | |/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi ハ i . .゙、 | i | i(! b. .. i ............0 . })| i ヾiヽiー-ヽ. | ! fヽ i ゙、 `ー' 、`ー' ,!ノ | ヾ!、 ヽ ヽ!ヾ "" "" i ,、 | ヽ、 ` ー 、 ! ̄ヽフ /,ノ \i ,、 ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ / /./ /フ r、 ヽ| ` ーイー-――ァー,-、 _ /./// ,.-,. ヾヽ. | i _,....-‐ . '〔' _/ . . . . . // ヾi |i ノ ´ ∠- '/ ,...__ヽ丶 | .! ,イ、、 . . . . . . .ト._´/ . . . . // r-、| | ´ 、 ∠.._ `ー-、`ヽ` Vヽ.,、 、\ . . . . i / . . ,;. ."イ | / ゙、 ヽ ヽ ,ィ―ー‐' ⊂二 ー' ,イ ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ== レ' ヽ√i ,ノ ヽ / / .V `ー-┬'`i'ー―'´ ヽヘ ;ヘ,メ、 /〉 須賀ママ「あらそう? 京太郎がいなくなったから、咲ちゃんが毎日遊びに来てくれて嬉しいわ~」フフ 咲「冗談でも嬉しいです」ニッコリ 須賀ママ「本当よ? あー、咲ちゃんが京太郎のお嫁に来てくれればいいのにね~? ね、カピー」ヨシヨシ カピ「きゅい!」モフモフ 咲「そ、そそそっそんなここ、ここここっこ↑こ↓ことは!!」アセアセ 須賀ママ「うふふふ」ニコニコ カピ「きゅぃぃい」スリスリ 咲「くすぐったいよぉ」アハハハ 姉に文句を言いつつも、外堀から攻める咲ちゃんなのでした 150 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 42 12.27 ID /p+ah+pVo [11/12] 【一方その頃 のどっち】 和「え? 初仕事ですか?」キョトン 社長「うむ。君の声のデモテープを送ったら、先方が是非にと」 和「それは嬉しいですけど、一体なんの仕事ですか?」 社長「声の仕事だよ。朝の子供向けアニメだ」 和「それはソフトでいいですね。何てタイトルですか?」 社長「……昨日のナンジャだ」 和「へー。それで私は何役なんでしょうか?」 社長「ナンジャだ」 ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「え? ナンジャはタイトルですよね?」 社長「ナンジャは人名なんだよ」 和「あ、そういうことですか」ナルホド 社長「……」 和「……」 社長「主人公の……ナンジャだ」キリッ ,∠、 / ヽ / | / \へ / ̄¨ヽイ | / / / /|| ! ! | ! .| ! 〈〈 / { ' ,' ' | | l l l l ,ィ ! l ,! ∨ ノ¨ト==イ ! l斗十ナナノ. | / l. /十ト、l i〉 ¨フ´/ ! ! 、トト、!ィチ^ 丁 }/ }' !ノ ! l リ. / 〃 | |ミソ 〈 l{ | rf示、 ノ ノ/ / レイ ト、_| l ヽ 弋 zソ ! }l }イノイヽ |. | . | , 辷リ ! . . . ト、 \ |. | . ト、 | | ⌒ / | . . lミ、Y ‐ - ノ . .|. /, | . . l ! ヽ イ| ! .| // | ハ | ` . _ x< | ! | . !. // . /! ∧. ! | | .| ! . .、| // . /∧ . ∧`ヽ. l ヽl、 | l ト. // . /厶 ヘ. ∧ \ `ヽ. ヽl l | ヽ// , < \ \ \ ∨ `| . . .| \ 和「」 161 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/09(水) 23 56 24.08 ID /p+ah+pVo [12/12] <そして記者会見当日> 京太郎「……緊張するな」ドキドキ メイクさん「はい、出来上がりましたよー」 京太郎「あ、ありがとうございます」 メイクさん「まだ新人なんだよね? いきなり主人公なんて大変だねー」 京太郎「は、はい!」 メイクさん「でも君、素材がいいからきっと伸びるよ。頑張ってね」ニコニコ 京太郎「頑張ります!」 竜華「京太郎君に専属メイクさんつけて上げたいけど……」 煌「誰かスカウトするのも手ですよプロデューサー」フフ 竜華「誰かメイクが得意そうな人……」ウーン 透華「そろそろ時間ですわよ」 京太郎「あ、はいっ!」 スタスタ 咏「おー、緊張してるねぃ」 京太郎「三尋木プロ!!」 咏「ま、気楽に行きなって」ポンポン 京太郎「ありがとうございます」 あれ? そういえば三尋木プロって何役なんだろう? 自分のことばっかりで全然考えてなかった 京太郎「あの、三尋木プロ?」 咏「ん~?」 京太郎「三尋木プロって何役なんですか?」 咏「……」 京太郎「三尋木プロ?」 咏「……モココ」ボソッ 京太郎「え?」 咏「モココだっての」カァッ 京太郎「え? モココって、あの時坂の幼馴染の?」 咏「うん」 京太郎「でもたしかモココって中三じゃ……」 咏「っ!!」ゲシゲシッ 京太郎「あだっ!? あだだだっ!?」 咏「調子に乗るなっ!」ゲシゲシ 京太郎「こ、これでも俺主人公なんすよ!? 神音なんすから!?」 咏「ふんっ」プイッ 京太郎「……」トホホ 186 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 00 51 14.84 ID 1QJVR6T8o [3/10] 【記者会見会場】 司会者「お待たせしました。それではSOULCATCHER(Saki)の制作記者会見を始めます」 記者陣「……」ズラァァァ 京太郎「凄い数だ……」ゴクリ 監督「ほら、行くよ」 テクテクテク 京太郎「」ドキドキドキドキ 咏「ほら、早く座れっての」ペチッ 京太郎「はい」スッ 監督「緊張しすぎないようにね」ボソッ 司会者「それでは左から順に紹介していきたいと思います」 京太郎「(俺は真ん中くらいか……)」ドキドキ 監督「今回監督を務めさせていただきますたど――」ウンタラカンタラ 次か…… 司会「そして、次が今回のドラマの主役! 神音翔太役の! 須賀京太郎君です!」 京太郎「!!」ガタッ 記者陣「……」バシャバシャバシャバシャバシャバシャ !? なんて量のフラッシュ……!? これが……記者会見の凄み!! 京太郎「……」グッ でも、負けられねぇ! 手伝ってくれた照さんの為にも……! なにより、俺自身の為に!! 京太郎「俺は!!」バンッ 記者陣「……」ピタッ 選択安価↓3 1 京太郎「いずれ、トップアイドルになる男です!」 2 京太郎「アクセル1所属、須賀京太郎です!!」 3 京太郎「神音翔太役、須賀京太郎です」 201 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 01 02 19.61 ID 1QJVR6T8o [4/10] 京太郎「俺は……まだ、無名で……実績の無い男です」 あれ、俺何言ってんだ? 記者陣「……?」ザワザワ 監督「須賀君?」 先生「……」 咏「(バカ……)」ハァ 京太郎「正直、こんなに凄いドラマに出られるだけでも幸運なのに……なんの因果か、主役に抜擢してもらって」 あれだけ練習したのに―― あんなに頑張ったのに―― 記者陣「……」 京太郎「オーディションにだって、きっと俺なんかより上手く演じられる人……たくさんいました」 自分でも、何言ってるか分からなくなってきた あまとう(暴君)「……」イライラ でも、だったら―― 竜華「京太郎君……」 透華「……」 煌「いいんですよ、あれで」フフッ 竜華「え?」 煌「自分を信じて、前に進みなさい」グッ 京太郎「でも、俺が選ばれたんです」 せめて、俺の想いのありったけを―― 記者陣「!?」 あまとう「……」 京太郎「俺が選ばれてしまったんです」キッ 咏「……」 京太郎「だから、俺が神音なんです。俺が主役……」 記者陣「……」ザワザワッ ガヤガヤッ 202 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 01 06 35.64 ID 1QJVR6T8o [5/10] 記者陣「……」ザワザワッ ガヤガヤッ 京太郎「きっと集まってくださった記者の皆さん、原作ファンの方の大半が役者不足だと思っている筈です」 記者陣「……」 京太郎「でも、絶対に後悔はさせません!!」バンッ 監督「……ん」 共演者「!?」 京太郎「アクセル1所属、須賀京太郎!」 / , / / / / | | . . . / / / ' | | | | i| | . イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ , <//////{/{{`∧ 、 / }}//////> 、´//////////// l| ,∧ _ ∧ ||///////////>/////////////从 { 、 _ ィ -vノ ' } /'//////////////////////////{/∧ l\ ー=≦__ , ´ /' / イ∧//////////////////////////|//∧ . \ / / /'////}///////////// 京太郎「いずれ、トップアイドルになる男です!」バーン バシャバシャバシャバシャバシャッ 記者陣「……」バシャバシャバシャバシャバシャ 京太郎「……」 咏「……気持ちは伝わったけど、もう少し頭冷やさないとねぃ」ペチコン 京太郎「あっ」 咏「でも」ポリポリ ナデナデ 咏「そういうのは嫌いじゃないねー、しらんけど」 記者陣「!!」バシャバシャバシャ 竜華「上手いフォローや……!」 透華「た、助かりましたわ……」ホッ 煌「……」ヘナヘナ 210 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 01 16 31.01 ID 1QJVR6T8o [6/10] ~~なんやかんやで~~ 司会者「えー、それでは関係者の自己紹介も終了しましたので、監督からドラマの説明をお願いします」 監督「まずうちさぁ……」ペラペラ 京太郎「……」ドキドキ あまとう「……」ジィーッ 咏「(自己紹介は躱せたけど、次の質疑応答が勝負だねぃ)」ウーン 監督「いいよ! こいよ!! 胸にかけて胸に!!」アァッー! バシャバシャバシャバシャバシャ 監督「クゥーン」 記者陣「……」ドッ アハハハハッ ハッハッハッハッハッハ 竜華「会場は大分盛り上がっとる」 透華「ここからが正念場ですわね」 司会者「それでは次に取材陣からの質疑応答といたしますが、ご質問のある方はいらっしゃいますか?」 記者A「では」スッ 司会者「どうぞ」 記者A「えー、神音役のトップアイドル須賀京太郎さん、でしたっけ?」 ドッ ワハハハハッ 京太郎「はい!」ニッ 記者A「さすがトップアイドルは返事が違いますねぇ」ニヤニヤ ワイワイ ガヤガヤ ハハハハハハ 竜華「……」ギリギリギリギリ 透華「……我慢ですわ、我慢」グギギギギ 煌「ええ、ゴルゴさん。お久しぶりです」 記者A「では、質問なんですがねー」 京太郎「……」 質問自由安価↓3 ただし内容とかけ離れていると判断した場合は安価↓ 222 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 01 29 53.48 ID 1QJVR6T8o [7/10] 215 キャラ名は全員わざと変えてるよ モコ→モココ 刻坂→時坂 神峰→神音 216 これを出してくれる人を期待してた、ありがとう!! 記者A「では、質問なんですがねー」 京太郎「……」 記者A「この漫画は国民的に人気ですよね?」 京太郎「はい。俺自身、毎週楽しみにしてますから」 記者A「つまり、このドラマは国民の大変が関心を寄せていますね?」 京太郎「そうなると思います」 記者A「しかし、ねぇ」ニヤニヤ 京太郎「……」 記者A「さっきご自身でもおっしゃられていたと思いますが、オーディションにはたくさんの有望株がいたはずです」 京太郎「はい、いました」 記者A「それを踏まえて、貴方は自分が主役に合っていると本当に思っているんですか?」 京太郎「!」 記者A「噂によれば三尋木プロのご指名だとか? まさか……ねぇ?」ニヤニヤ あまとう「……」 ザワザワ ガヤガヤ 監督「!!」 咏「おい、アンタふざけたこと言ってんじゃ……!」ワナワナ 先生「やめろ咏っちゃん」 咏「先生?」 先生「……いいから」 記者A「どうなんですか須賀さん?」 京太郎「俺は……」 選択安価 ↓3 1 京太郎「正直、自信はありません」ウツムキ 2 京太郎「わっかんねー」アッケラカン 3 京太郎「勿論! 適役だと思ってます!」ニッコリ 232 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 01 37 26.54 ID 1QJVR6T8o [8/10] 京太郎「……」 記者A「おやおや、まさかだんまりですか? 早く答え――」 京太郎「わっかんねー」アッケラカン 咏「え?」 一同「!!??」 記者A「なっ?」 京太郎「俺がどう思っていても関係ないんじゃね? しらんけど」 記者陣「……」 京太郎「俺が神音に相応しいかどうかを決めるのは、俺じゃない」 京太郎「いずれドラマを見てくれた人達、その一人一人じゃないんですか?」 記者A「っ!?」 京太郎「勿論、貴方もそのひとりですよ?」クスッ 記者A「!?」 京太郎「ちゃんと放送見てくださいね?」 記者陣「……ぶふっ」プークスクス ダッセー バッカジャネーノ ナカナカヤルジャンアノコ オオモノダワー 記者A「くっ……」カァァァァ 司会者「それでは、次の質問に行きますね」 京太郎「ふぅ」ヤレヤレ 咏「真似してんじゃねーっての!」バチコーン 京太郎「ほんげぇっ!?」 ドッ! ワハハハハ! マンザイヤメロー! モットヤレー! 竜華「」ブクブクブク 透華「一時はどうなるかと」ホッ 煌「一喜一憂しすぎですね」ホッ 会場の風向きがよくなったぞ!! 268 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 23 31 13.61 ID Lx8m370do [1/3] ~~【前回までのあらすじ】~~ ドラマ主演も決まり、アイドル活動に光明が差したかのように思われた京太郎 だが、そんな彼の前に新たな課題……記者会見が待ち構えていた まさかのてるてるの活躍もあり、入念な準備を持って記者会見に望むことができたように思えたが…… 京太郎「いずれ、トップアイドルになる男です!」バーン バシャバシャバシャバシャバシャッ 記者陣「……」バシャバシャバシャバシャバシャ 感情をコントロールできず、大見得をきってしまった京太郎! 会場の空気は冷え込み、このまま記者会見が失敗してしまうと誰もが思ったその時―― 咏「……気持ちは伝わったけど、もう少し頭冷やさないとねぃ」ペチコン 京太郎を救ったのは三尋木咏こと、咏ちゃん大天使ぺろぺろだった! 京太郎「わっかんねー」 咏の援護もあって、調子を取り戻してきた京太郎 このまま無事に記者会見を乗り切ることは出来るのか!? . / | . i .| . . . i| | . . . . . .|! . |i . | 、 . .゙、 、 ゙、゙、 ; イ/ i ./ | i .| . . . i .| . . .i| | . . . . . . .|! .| i . i 、 . . 、 .、 . . .! . iヽ/ . . .|/ i i | | . | .| . . . i| | . . .| ! | .. |i. | .i i ゙、 . .i.;A-‐ハ .! . . . . . . ..! ___| ! .i | . | . . .i .! . . .|!.i! l | . ! . . . . ..i . .i ゙、! _/ハ ハ/ |ィ;. .,.-‐-、! /. . . . .V/ ナンジャって、なんじゃ!?i |.| . . i i i_ |、!、 . .! i !、i . . . . . .i . .i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |' . . . . . .i . | . . . . ! i i! | .. i i . . i`iー ト-!、丶 . . . . i 、^V i_; ヽ / i . | . | . . . 、 ! i、 . .i . . . .| .i 、 .7メ'f ヾー\ . . . 、`ヾ ;;; ン ′ ノ . . ! .| . . . ヾi 、 .\ . \ .]〈 っ ; i  ̄` _,∠| | . | .|―- ヽ! .i、`゙ー-r≧ ≠ , " " / | ! . | .!//// | .| . . . . . . \! ,, ,, / i! i .i//// | .| . . .i i r== "ヽ / i . i .|//// | | . i . |\ ∨__ノ) / / . i. |//// | | . .| イ | |l`ー-..、  ̄ ̄ / / . |///// |.| . | ∧ i . !i `i ー-‐ ' ,..-‐ / . .i!///// 日朝のアニメ、昨日のナンジャ主演に決まったのどっちの運命もいかに!? 273 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 23 43 26.99 ID Lx8m370do [2/3] 司会者「それでは、次の質問に行きますね」 京太郎「ふぅ」ヤレヤレ 咏「真似してんじゃねーっての!」バチコーン 京太郎「ほんげぇっ!?」 ドッ! ワハハハハ! マンザイヤメロー! モットヤレー! 竜華「」ブクブクブク 透華「一時はどうなるかと」ホッ 煌「一喜一憂しすぎですね」ホッ 司会者「それでは他にご質問のある方はいらっしゃいますか?」 記者B「では、よろしいですかねぇ」スッ 司会者「どうぞ」 記者B「須賀京太郎君、でしたね?」 京太郎「はい!」ニコッ 記者B「お聞きしたいことがあるんですが……」 京太郎「なんでもどうぞ」 監督「ん?」 司会者「今」 記者B「なんでもって言いましたよね」 京太郎「え、それは……」 記者「それでは」 質問自由安価↓3 ただし内容とかけ離れていると判断した場合は安価↓ 281 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/10(木) 23 56 49.80 ID Lx8m370do [3/3] 記者B「今回、ドラマ初出演とのことですが……」 京太郎「はい」 記者B「一つのドラマに何人が関わってるか知ってます?」 京太郎「はい?」 記者B「君は先ほどトップアイドルになる、それでドラマを成功させるみたいなことを言っていたけど」 京太郎「は、はい」 記者B「ドラマにはね君以外にも何十、何百人もの人間が関わっているんですよ?」 京太郎「……」 記者B「君がいかに凄くても、周りがダメならドラマは失敗するし、逆もまた然りですね」 京太郎「そう、ですね……」 記者B「それについて、君の考えを聞かせて貰っても?」 京太郎「……」 ザワザワ 咏「……」 先生「大丈夫だ。彼なら」フフ 監督「アーイキソ」 竜華「……」ドキドキ 煌「京太郎君……」 安価↓3 1 京太郎「わっかんねー」 2 京太郎「……ありがとうございます」ペコリ 3 京太郎「悔しい、ですね」ウツムキ 291 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/11(金) 00 18 02.58 ID zkhITzG/o [1/6] 京太郎「……ありがとうございます」ペコリ 記者B「は?」 京太郎「俺、ここまでトントン拍子で来てたから……そういうとこ、ないがしろにしてました」 記者B「そうでしょうねぇ」ニヤニヤ 京太郎「でもやっぱ、そういうの考えないようにします」アッケラカン 記者B「は?」 監督「!?」 ザワザワガヤガヤ 京太郎「実は、このドラマのオーディションを受ける前に、ある人に言われたんです」 先生「……」 京太郎「本人が楽しんでること、そして……応援してくれている人が楽しんでくれることを大事にしてほしい、って」 記者B「!!」 ザワザワガヤガヤ 京太郎「確かに責任を背負うことも大事だと思います。でも、その前に俺はやっぱり……楽しみたい」 楽しんで、自分のやりたいことをやって そしていつか……トップアイドルになる そのために俺は、歩いてきたんだ 監督「須賀君……」 記者B「しかしそんな考えで主演だなん――」 京太郎「俺、こう見えて……細けェ事考えんの、苦手なんすよ」ニカッ 一同「!?!!??」ゾワッ 京太郎「多分、好きな事やって生き生きしている時が本当の俺なんです」 咏「……」 京太郎「まだ右も左もわからなくて、責任なんて取れないような男だけど……」 きっと、苦手な事に心を砕いて、配り、尽くし、いっぱいいっぱいになりすぎて、逆に周りが見えなくなるだけなんだ だから―― 京太郎「俺は俺のやり方で、トップを目指します。ドラマの成功も……アイドルとしても」 ザワザワ 記者B「そ、そんなふざけたこと――!!」 監督「ふざけてなんか、いませんよ」ズイッ 記者B「!?」 監督「記者の皆さん……貴方達には見えませんでしたか? 僕はハッキリと見ましたよ」 ザワザワ 監督「世界で戦う、彼と未来だ!! 私は、それに少しでも貢献したい!!」 ガヤガヤガヤガヤガヤッ 京太郎「か、監督!?」 299 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/11(金) 00 46 32.75 ID zkhITzG/o [2/6] 先生「僕からもいいですか?」 京太郎「先生!」 あまとう「……」 先生「確かに、主演の役者に対する責任というものは大きいものでしょう」 記者陣「……」バシャバシャバシャッ 先生「ドラマが失敗すれば、主演の非を攻めることもある」 ザワザワッ 先生「ですが、我々はプロだ」 一同「!!」 先生「今回デビューを迎える彼に責任を押し付けるなんて、僕たちのプライドが許しません」 共演者「!!」 記者B「そ、そんな事……!!」 先生「僕たちに出来ることはただ一つ」 監督「それぞれがベスト尽くす。そして、新人である彼を全力でサポートする」 ガヤガヤガヤッ 咏「いい大人が子供虐めて楽しんでちゃ、いけないんじゃね? しらんけど」 ザワザワッ 記者B「だが!!」 あまとう「……さっきから黙って聞いてりゃ、主演だけに責任? 失敗したら?」ガタッ 記者陣「!!」ビクッ あまとう「さっきアンタが言ったとおりだよ。ドラマってのは数多くの人間が関わってる」 共演者一同「……」ガタッ 記者一同「!!」 あまとう「オレ達だって、全員がコイツを認めてるわけじゃねぇ」 京太郎「羅刹さん……」 あまとう「(とーまだっての)だけど、オレ達はプロだ」イライラ 共演者一同「……」コクリ あまとう「新人一人に重荷を背負わすような、三流とは違う」 / / ( / --─‐- \ { /´ ` . /⌒ ヽ \ / / \ \ .. / l l ∧ ト ヽ \ . / | | | l ! \ | ヽ ゝ . このドラマは…… . / | | | l ! / ヽ| \ \ . ' { { { l j≠示ァ | l ト l ヽ オレ達で必ず成功させる!! ,. | | 八 八 |'' イ ヒ)ン } 八 ', ) \} __ゝ . | 、 {‐弌 ヽ! | | / \ V \ | ハ ヽ|.ィ灼 ノイ / -イヾ l ヽ ̄ { | | 小 ノ' ハ |\ \ ノイ /| . t-─ 、 / } | { 八  ̄ ̄` ノ' 八 ヘ V⌒ノ / ハ l |弌 ヽ |\ ´ / ノ' /∨\ { | V | ヽ ..イ / ヽ__ ノ'  ̄ } ハ / ...-‐ . . . . . . .\ レ y /. . . . . . . . . . . . . . . . . //⌒\. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ., 306 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/11(金) 01 05 33.07 ID zkhITzG/o [3/6] あまとう「俺らがいれば、失敗なんてありえねぇんだ」 共演者「……」コクリ あまとう「だから、お前はせいぜい足引っ張らねぇようにしてろ」プイッ 京太郎「……」ポロポロッ 咏「泣くのはクランクアップしてからじゃね?」ポンポン 京太郎「ふぁい」グスッ あまとう「ふん……」 バシャバシャバシャバシャバシャッ!! 961人「ぐぬぬっ、余計な事を……」コソコソ 社長「これが絆か……」 ピヨちゃん「あま×すが……クゥ~ン」バタリ 京太郎「……」ゴシゴシ 記者B「(こんなの、聞いてないぞ……)」グヌヌヌヌ 京太郎「一つだけ、訂正していいですか?」キッ 一同「!?」 京太郎「俺のやり方ってのに……追加します」 竜華「京太郎、君……?」 京太郎「本人が楽しんでること、そして応援してくれている人が楽しんでくれること……それに」 記者陣「あっ」ピタッ それからそう遠く無い未来 この場にいた関係者達は、皆が口を揃えてこう言うだろう あの時、あの場所で自分達は…… ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム \ ,ノ / \ 大切な仲間と一緒に―― | ∧ i| ∧,イ Ⅵム. ,__`_'_, .イ // 楽しんでいきたいです ヽl \ ー‐ .//イ .イl| \ / lハヽ _/ ノ ヽ 、 ̄ V ヽ \_ _ .ィ´ ′ ヽ . / i \ ‐ 、_ _.. -‐ ‘ / ! ム ム { ヽ 、 `゙"''‐-..,,__ ,. -‐'"`゙´ 〈 l / l__ __」 ∧ |_ 〉 \ ``丶 / ___> | ハ \ / ハ | `<__、 | ¦ . ' | | |/\\ V // \ ! |ヽ ! | l | l 「 、\\j// ヽ{ | | ! | | | ¦ \ l ̄ ̄! 'l | ! | ゙i . l l | ヽ . . / | l ! ヽ l .l i | j丁{ | | _, -‐v ' ) 伝説の始まりに、立ち会ったのではないかと 310 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/11(金) 01 18 34.58 ID zkhITzG/o [4/6] --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 呼んだ? i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\_ ┬==≦ニ/ニ7____ __,.|ニニムニニニニニlヽ /ニ|ニニニ/ニニニ|`-―――‐一´|ニニニムニニニニ|ニム. /ニニ |ニ7ニニニニニ| |ニニニニ}ニニニ=|ニム 穏乃「え?」 宥「」カチコチ 玄「おもちィ……おもちィ……」カサカサ 灼「ハルちゃん……」 憧「え? 出番これだけ?」 ※ しばらく阿知賀組の出番はありません 313 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/11(金) 01 37 43.80 ID zkhITzG/o [5/6] こうして、波乱を呼んだ記者会見は幕を閉じた 二人の記者による悪意ある質問以外は至って平穏な質問で終わり、結果としては成功したと言える しかし、京太郎の言動が呼んだ波紋もまた大きかった 【新人アイドル須賀京太郎! 記者会見で漫才披露!!】 【須賀京太郎VS記者陣! ドラマは波乱の幕開けか!?】 【奈良にて謎の生物おもちィが目撃される!?】 【人気漫画家 KBTIT先生、五週間ぶりに保釈される!!】 【新人アイドル須賀京太郎とは!? 高校教師Aの語る驚愕の真実ゥ!!】 あの記者会見は様々なメディアに流れを呼び、どの新聞社、雑誌もこぞって京太郎を記事にした 中には恐ろしく京太郎を中傷するものもあれば、逆に京太郎を応援するような内容もまたあった そして…… 【2ch】 おいwwwwwソルキチ実写化だぞwwwww バロスwwwwww 実写化とか地雷だろ! いい加減にしろ!! カスミンのふとももペロペロ 私男だけど、主演の子食べたい あぁ~^^ いいっすねぇ そして……その波乱は、ここにもまた…… 【初ドラマ】須賀京太郎を応援するスレッドpart9【主演】 様々な思惑が交錯しようとしていたのだ 続く 345 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 21 52 38.85 ID k3eHAEnOo [2/11] 記者会見の翌日 某スレッドにて 【初ドラマ】須賀京太郎を応援するスレッドpart9【主演】 321 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi あう、ドラマ録画したいのにHDレコーダーの使い方分からないよぉ 322 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU BDを買えばいいんですよ 323 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 凄いじょ! 凄いじょぉぉぉ!! 京太郎が大スターになったじぇ!! 324 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 ま、当然の結果ね 325 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 いきなりの大役は不安要素じゃが、あやつならきっと大丈夫じゃな 326 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 失敗すればいいのに 327 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN これで、本物かどうか分かる 328 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 彼は世界を獲る男ですわ!! 329 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 しかし、このスレ以外じゃほとんど叩かれてるな 330 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi ま、当然じゃない? あんな大見得きったんだしさ 331 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 鬼ヶ島が言ってたけど、共演者に反対派も多いみたい 332 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 心配ですね…… 333 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 あま×すが これは滾りますねぇ……(ネットリ) 334 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe きょうたろうくんのかつやくをたのしみにしてます 335 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 顔だけだし!! あんな奴は顔だけなんだし!!! 336 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 うちの部の部長がファンなんだよね 頑張ってほしい 337 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 記者会見酷かったですね 338 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 悪意ある取材陣相手に頑張ってたと思う 339 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 須賀京太郎か…… よく見れば可愛い顔してるじゃねぇかぁぁぁ池田ァァァァ!!! 340 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ファッ!? 348 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 22 08 53.36 ID k3eHAEnOo [3/11] 341 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 頑張って欲しい反面、ちょっとショックでもあるな 好きな漫画の実写化なだけに 342 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ、ジャニオタの頃から実写化には慣れてるぞー 343 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO ハイド シーク 344 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 暴君役の羅刹が凄く気になる 345 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 ひとつずつ……頑張っていってもらいたいな 346 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 早く演技が見たい! 347 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 三尋木プロとの関係も気になる…… 348 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おwwwもwwwちwwwの無いwwwアイドルwwww 349 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse カチコチ 350 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ちくわ大明神 351 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 私との特訓が何の意味も…… だがそれがいい 352 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 随分とハードルを上げてしまったな しかし、それでこそ射抜き甲斐があるというものだ(ドヤァァァ) 353 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister コイツ女たらしの最低ヤローだよ ファン辞めた方がいいよ、本当だよ 妹にゾッコンの変態だよ 嫌になるくらいずっとイチャついてるよ、嘘じゃないよ 354 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 お茶のCMに出て、サンプルたくさん貰ってきてほしい 355 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo ああ見えて努力だし、報われて欲しいね 356 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 須賀京太郎…… 357 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 見ていられず、記者会見をトバしまシタ 358 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap 思い出しました…… もしかして、あの日の……? 359 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 顔はいいよ? でも頭に栄養いってなさそう 360 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver この監督は実力者しか取らないのかと思ってました 356 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 22 24 03.80 ID k3eHAEnOo [4/11] 361 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ビッグマウス上等や! 須賀京太郎伝説が始まるで!! 362 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 正直地雷臭しかしないんやけど…… 363 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 まさかホンマに主役になるとは…… 364 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 胸がドキドキする……アカン、切ない…… 365 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo いきなり主役だなんて凄いのよー! 366 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 可愛い子やね~ けど、うちやったらもっとよく出来ると思うんやけどなぁ~ 367 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 死兆星が……消えた!? 368 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur このドラマは歴史を塗り替えるで(確信) 369 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU よっしゃ! こっちも負けてられへんな!! 370 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 爆死しますように 371 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade これは研究しがいありますわー 372 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG この子が出るドラマの裏番、毎週楽しみにしとるんよ うちテレビ一台やし、残念やけどこのドラマは見られへんなぁ 373 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar うぅっ、以前拝見した時より穢れているように見えます…… 374 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI フフフッ、穢を祓う必要があるわねぇ 375 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 爆死フラグビンビンですよー! 376 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa ソルキチ楽しみだなぁ 378 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 全裸待機 365 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 22 40 46.57 ID k3eHAEnOo [5/11] 379 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 やっぱり誰かに似てる 毎日朝、顔を洗う時に見てる気がする…… 380 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame エイガ! シュエン!! ヤッター!! 381 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 バチバチバチバチバチバチバチッ LEVEL5 エレクトロマスター 382 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo ついに出ちゃうかー、主演でー 383 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ぽぽぽぽぽぽぽぽ ぽぽぽぽぽぽぽぽ 384 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo 若いってのはいいねぇ 385 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend レジェンド……ふふふっ いい響きじゃないか? 386 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 初めての主演の重圧は無いようで安心かな? でも、やっぱり色々と思うところはあるみたい 記者会見でも言ってたけど、楽しむことを忘れないでほしい 須賀君が楽しめれば、私達もそれで十分だよ 387 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer コイツだけは絶対に守ってやらないとねぃ 388 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ!! 私の神音君を怪我してタダで済むと思わないでください! 389 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 面白そうなドラマじゃないか 一応見てみるよ 390 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 なんとか出れないかな……出たいな 出ればゴールイン出来る気がするんだけど、いや、確実に 391 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 この調子でハリウッドだね☆ 392 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO おー! これは現代のシンデレラストーリーとなるか!? 393 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 今までが順調なだけに、あっけなく転びそうですね 370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 22 53 48.71 ID k3eHAEnOo [6/11] 394 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran ニワカは相手にならんよ 395 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO えへへ、楽しみだなぁ 396 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 尊敬すべき先輩です 397 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 出られる……!! 出られるんじゃ!! 398 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 楽しみすぎて辛いよ、もー!! 399 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 これは期待してもいいんでしょうか? 400 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI ……京君? 401 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 収録でうちの病院使ってもええんですよ? 402 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様……会いたい 403 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃん大丈夫かなぁ? 404 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU きっと大丈夫ですよ 405 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 当然だじょ 406 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 だってあの子は…… 407 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 わしらの、ヒーローじゃからな カタカタカタカタ 竜華「……」 コンコンッ ガチャッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ 竜華さん l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 竜華「……もう、時間やね」 京太郎「はい」 竜華「……」ガタッ 京太郎「?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/550.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342535506/ ―部室― 咲「プール…?」 京太郎「ああ。県大会も無事終わっただろ?それで息抜きも兼ねてプールにでも行かないかって思って」 優希「ほう、面白そうな話だじぇ。詳しく聞かせろー!」ドーン 京太郎「痛てて…乗っかるなっての優希…」 和「プール…ですか。そういえば最近暑くなってきましたしね。でも海じゃだめなんですか?」 京太郎「いや、最近隣町で大型プールがオープンしたろ?せっかくだからそこに行ってみようと思うんだ」 咲「あーそういえばそうだったね。でもあのプールオープンしたてなのにトラブルが続いてるって聞いたんだけど…」 和「ニュースでやってましたよね。流れるプールの流れが止まったとか、スライダーの水が止まったとか…」 優希「ふーむ…流れないプールっていったい何の意味があるんだじぇ…普通のプールだじぇ」 咲「スライダーが途中で止まるなんて、危なすぎるしね…」 京太郎「まあ、あれからしばらく経ってるし、さすがにもう大丈夫じゃないか?」 京太郎「それにせっかくだから新しいプールってのに行ってみたいんだよ」 ガチャ 久「あら、面白そうな話してるわね」 咲「あ、部長。こんにちは」 和「会議のほうはもういいんですか?」 久「ええ。ちょうどさっき終わったところよ。会議室にクーラーがないから、ホントに暑くてたまらないわ…」 咲「染谷先輩は今日はどうしたんですか?」 久「まこは今日は家の手伝いで来れないらしいわ」 久「で、なんか面白そうな話してなかった?プールに行くとかなんとか」 京太郎「あ、部長達もあとから誘おうと思ってたんですよ」 京太郎「今週の日曜日に、最近オープンしたプールに行こう、っていう計画で」 京太郎「麻雀部の県大会終了慰安企画、って感じです」 久「なるほど、面白そうね…さっきも言ったけど、最近すごく暑いし魅力的な提案だわ」 久「それに慰安計画をわざわざ須賀君が立ててくれたんだから、部長の私がのらないわけないわよ」ニコッ 京太郎「部長…」ジーン 久「当然、須賀君が全部お金出してくれるのよね?」 京太郎「え?」 久「交通費とか、プールの入場料とか、昼食代とか…あとうきわとかのレンタル代とかも」 京太郎「え…?ちょ、ちょっと」 久「ホント先輩思いの後輩をもって私は幸せだわ」ニコッ 京太郎「あの…部長?」 久「なあに?須賀君」ニコッ 京太郎「あ、あの…」 久「ん?」ニコッ 京太郎「う…わ、分かりましたよぉ…」 優希「やったじぇー!さすが私の犬なだけはあるな、京太郎ー!」 咲「あ、あんまり無理はしないでね、京ちゃん」 和「まあ、本当に足りなくなったら私たちも出しますから大丈夫ですよ」 優希「あー日曜日が楽しみだじぇー」 ワイワイガヤガヤ 久「須賀君」ヒソヒソ 京太郎「なんですか、部長」ズーン 久「そんなに落ち込まないの。それに…皆の水着をタダで見放題だと思えば安いものでしょ?」ヒソヒソ 京太郎「それはそうですけど…」 久「それに…何かあったとき、須賀君がお金を払ってるから」 久「ってことで不満を反らして皆が須賀君に当たらないようにする、っていう意味合いも込めてるわ」ヒソヒソ 京太郎「あ、なるほど…意外と考えてくれてるんですね、部長」 久「あら、私はいつもみんなのためになるように行動してるつもりよ。それは須賀君相手でも例外じゃないわ」 久「それに…払ってもらう分はちゃんと価値を提供するから安心して?」ニコッ 京太郎「は、はい。ありがとうございます(どういう意味だろ…)」 久「(ふふ…主に和や咲や優希たちがね)」ニヤニヤ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 久「じゃあ、今日の部活はここまでにしましょうか」 優希「はあー今日も疲れたじぇ~相変わらず咲ちゃんはなぜかカン材持っててリンシャンであがるし!」 咲「あはは…」 優希「のどちゃんはおっぱいでイカサマしてるし!」 和「してません!//」 京太郎「お疲れーじゃあ帰ろうぜ、咲ー」 久「須賀君、ちょっと女子だけで話すことがあるから、今日は先に帰ってくれる?」 京太郎「あ、そうなんですか、分かりました」 咲「(あれ…そんな予定あったっけ…?)」 京太郎「じゃあ、お疲れさまでした」 バタン 久「…」 久「さて、須賀君帰ったわね」 和「部長?急にお話ってなんですか?」 優希「もう今日は麻雀の話はしたくないじょ~…」 久「そうね、私も急に思いついたから仕方ないわ」 久「今週の日曜日にプールに行くでしょ?だからその前日に皆で水着を買いに行かない?」 久「私ちょうど新しい水着がほしいと思ってたところなのよ」 久「それで皆もどうかなって思ってね」 咲「水着…ですか」 和「なるほど…そういうわけですか」 優希「私も新しいのほしいーじぇー」 久「どうする?せっかくだから可愛い水着着たくない?」 久「それに…皆須賀君に可愛いところ見せたくないの?」ニヤニヤ 咲、和、優希「「「?!」」」 咲「わ、私は別に…」アセアセ 和「そ、そうですよ!須賀君は関係ありません!」 優希「い、犬ごときに見せる水着なんてないじぇ!」 咲「(京ちゃんに…水着…可愛いの来て行ったら褒めてくれるかな?)」モワモワ… 「お、咲新しい水着買ったのか?」 「ふーん、い、意外と似合ってるな…」 「まあその…咲らしくて可愛いんじゃないか?」 咲「(っていう感じで…)」ポー 優希「はぁ~犬に水着を見せてもなんの得にもならないじぇ…でも買いにいくのは楽しみだじぇ~」 和「全く部長は…でもたまには皆で買い物もいいかもしれませんね。ねえ宮永さん…宮永さん?」 咲「」ポー 和「宮永さん?どうかしたんですか?」 咲「はっ!い、いやなんでもないよ!別に京ちゃんのことなんか考えてないよ!」 和「え…?」 咲「あ、じゃなくって今日は暑いなって…(く、苦しい…私ったら何言ってるのバカー!)」 和「そうですね。当日も暑くなったらいいですね」 優希「大丈夫だじぇ!のどちゃんのおっぱいに誓って、必ず日曜日は晴れるじぇ!」 和「そんな必ず晴れるかなんて分かりませんよ…って私のおっぱいは関係ありません!」 優希「のどちゃんが怒ったじぇー逃げるじぇ!」タタタ 和「まったくもう…優希ったら…」 咲「あはは…(でも原村さんの胸…やっぱり大きいから水着ですごく目立つんだろうなあ…なんかうらやましい…)」 咲「(それに比べて…私は…)」グスッ 久「はいはい。その辺にしときなさい。じゃあ、来週の土曜日の午後二時に長野駅に集合ね。じゃあ今日は解散!」 久「(一年生は皆初々しいわねえ…ま、一応私もまだ18なんだっけ…)」 久「(華の女子高校生が水着を見せる相手もいないなんて寂しいわねえ…)」 久「(まあ、別にいいわよね。そういえばまこも誘わないとね)」 久「(………)」 久「(あのワカメみたいな髪の毛は水につけても大丈夫なのかしら?)」 ―土曜日 長野駅― 和「ふう、今日はとても暑いですね」 久「ホント、最近の夏の暑さは異常なくらいだわ。でも明日はこれぐらいだといいわね」 優希「その点なら大丈夫だじぇ。天気予報では明日も晴れるって言ってたじぇ!」 優希「わたしのおっぱい眼に間違いはないじぇ!」 和「だから何言ってるんですか優希は!!//」 優希「冗談だじぇ~あんまり怒ってるとしわが増えるぞ、のどちゃん」キリッ 和「怒らせてるのは誰なんですかもう…」 和「だいたい胸で天気だなんてそんなオカルトありえません」ボソボソ 久「あんたたちのやりとりは相変わらずね~」 優希「おうよ!のどちゃんは私の中学時代からの友人だからなんでも知ってるじぇ!」 和「なんでもは言いすぎですが、確かに長い時間を過ごしてきた友人ではありますね」 優希「のどちゃん素直じゃないじぇ~素直じゃないのはこのおっぱいか、このっ!」ポヨン 和「ちょっ…こら!優希!いい加減にしなさい!」 優希「うわ~ん。のどちゃんがいじめるじぇ~」 久「ほーんと、仲いいわね~」 久「それにしても咲はどうしたのかしら、遅いわね。ってもしかして遠くから走って来てるのは咲かしら?」 タッタッタッ 咲「す、すいません遅刻しちゃって…」ハアハア 咲「(どんな水着にしようか考えてて眠れなくなって寝坊しちゃったなんて言えないよー)」 久「じゃあ、全員そろったから行きましょうか」 咲「あれ…?染谷先輩はいないんですか?」 久「ああ、まこなら水着はあるからいいって。明日はちゃんと来るから、清澄麻雀部は全員参加よ」 咲「なるほど、分かりました」 久「まあ、まこらしいと言えばまこらしいわ。」 久「で、…あんたたちはいつまでやってるの?」 和「…もうやめてくださいね、優希」ハアハア 優希「…今回はなかなかのどちゃんしぶとかったじぇ」ゼエゼエ 咲「えーと…二人とも…大丈夫?何かあったの?」 久「気にしなくていいわ。二人の自業自得だから」 和「部長…ひどいです!元はといえば優希が…!」 優希「のどちゃんのおっぱいが原因だじぇ!」 和「~~!まだ言いますか!!」 久「じゃ、行きましょうか。咲」スタスタ 咲「はい、そうですね部長」スタスタ 和「あ…ま、待ってください!」 優希「わたしを置いていかないでほしいじぇ~」 ―デパート― 久「この店は割と品揃えがいいわね、ここで買いましょうか。じゃあ、各自自由に選びましょう」 咲、和、優希「了解です(だじぇ)」 ・ ・ ・ ・ 和「(それにしても、水着のデザインってたくさんあるんですね…)」 和「(あ、これなんか結構可愛いかも…)」 サイズ C~D 和「(……無理ですね)」 ・ ・ ・ ・ 優希「あー夢中になってるうちにみんなとはぐれちゃったじぇ…」 優希「うーむ。水着を買うのは楽しみにしていたものの、どれを買えばいいか分からないじぇ…」 優希「あ…これとか可愛いじぇ」 サイズ:C~D 優希「(…無理だじぇ)」ズーン ・ ・ ・ ・ 久「さて、今年はどんな水着にしようかしら」 久「(ふむ…やっぱり男の子がいるわけだから、多少は可愛いやつにするべきよね…)」 久「(…別に私は皆と違って可愛いところを見てもらおうとか思ってないわ)」 久「(お金を払わせるわけだし…あ、当たり前よね)」 久「(…誰に言い訳してるのかしら私)」 店員「水着をお探しですか?」 久「あ…はい。明日プールに行くことになったので、買っておこうと思いまして」 店員「なるほど~お客様可愛いし、スタイルもいいから、これなんてどうですか」 久「えっと…少し大胆すぎじゃないですか…その…特に下とか…」 店員「じゃあ、下にパレオを巻いてみてはいかがですか?この水着でしたら…これがぴったりですね」 久「あ、これいいですね。色は…これにしようかしら」 店員「パレオの中身は彼氏さんだけに見せてあげてくださいね」ニコッ 久「ち、違います、別に彼氏と行くわけじゃ…」 店員「そうですかー友達と行くんでしたらバレオはいりませんよね、もったいないですもんね」ニヤニヤ 久「!じゅ、純粋にこのパレオが気に入ったんで…」 店員「なるほど~どうもお買い上げありがとうございます」 久「じゃあ、お会計をお願いします(いったいなんなのよ…この店員は…)」 久「とにかく、私の分は買えたわね…皆はもう買ったかしら」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 咲「こ、ここどこ~?水着探してたら迷っちゃたよお~…」ウロウロ ・ ・ ・ ・ 優希「むむむ…なんか考えるのめんどくさくなってきたじぇ~」 優希「よく考えたら家に水着がないわけじゃないし…」 優希「よし!明日はいつも通り学校の水着でいくじぇ!余ったお金でタコス買って帰れば完璧だじぇ!」 ・ ・ ・ ・ 和「(なんとかサイズを探してもらって買うことができましたね…)」 和「(…あそこでウロウロしてるのは、宮永さん?!)」 和「宮永さん、そんなところで何やってるんですか?」 咲「あ…原村さん…!実は水着探しててウロウロしてたら迷子になちゃって…」 咲「原村さんが来てくれて助かったよお…」 和「(こんなところで迷うなんて…麻雀だけじゃなくて方向感覚もオカルトですね…明日は大丈夫なんでしょうか)」 和「もう…気をつけてくださいね。ところで水着はもう買いましたか…って迷子になってたんでしたね」 咲「う、うん。もう皆は買ったよね?早く選ばないと、皆待たせちゃうよね…」 和「じゃあ私が一緒にいますから、咲さんは水着を選ぶのに集中してください」 咲「ありがとう、原村さん!私、頑張るよ!」 和「大げさですよ…とにかく、急ぎましょう」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 久「よし、皆買えたみたいね。じゃあ明日も早いことだし、今日は帰ってゆっくり休みましょうか」 和「そういえば、明日は何時に集合なんでしょうか」 久「あ、忘れてたわ。明日は長野駅に午前九時に集合。電車で隣町に行ってそこから歩いてプールに行く」 久「持ち物は…今日買った水着と、あとはまあ常識の範囲内で持ってきてね」 久「うきわとかレンタルするやつは須賀君が全部出してくれるから問題ないわ」 久「以上よ。何か質問はあるかしら?」 久「…特にないわね。あ、それと優希」 優希「なんだじぇ?」 久「優希は学校指定の水着で明日行くつもりなんでしょ?水着をつけて来るのはいいけど、下着を忘れないようにしてね」 優希「!いくらわたしでもそんなの忘れたりしないじぇ!!」 和「部長、忠告ありがとうございます」 優希「のどちゃんひどいじぇ?!」 咲「優希ちゃんならありえるかもね」アハハ 優希「咲ちゃんまで…皆ひどいじぇ~…」 久「ま、こんなところね。じゃあ、解散!明日は遅刻しないでね、咲!」 咲「は、はい!分かりました(うう…私も人のこと言えないな…)」 ―原村家― 和「改めて見るとこの水着サイズが大きいですね…」 和「自分で見てて恥ずかしくなってきました…//」 和「形が崩れないように、ここにかけておきますか…」 和「ふう、ちょっと疲れましたね。少し麻雀してから寝ましょうか」 和「よいしょと…いつもの部屋は…空いてますね」 和「ふむ…なかなか調子は悪くないですね…」 和「」チラッ 和「……」 和「ちょっと試しに水着を着てから寝ましょうか」 和「あ、明日着てみてサイズが合わない、なんてことがあったら困りますから、仕方ないですよね」 和「……」ヌギヌギ 和「……」 和「あ、ぴったりですね…よかった…」 ―片岡家― 優希「確かこの辺に…あったじぇ!」 優希「う…改めてみるとなんて普通の水着だじぇ…」 優希「ま、まあ犬に見せるために明日行くわけじゃないから関係ないじぇ!」 優希「そーと決まったら明日のためにさっさと寝るじぇ!」 優希「…やっぱ可愛いの買っとけばよかったかな…」ボソッ ―竹井家― 久「さて、明日のために一回この水着を着ておきましょうか」 久「あの店員のせいで、試着できなかったし…」 久「……」 久「なにこの露出量…よ、よかったわ、パレオ買っておいて…」 久「まあ、サイズは問題ないわね、それじゃあさっさと寝ましょうか」 久「明日が楽しみね」 ―染谷家― まこ「明日は京太郎がプールに招待してくれるらしいの、なかなかあいつも粋なことするのお」 まこ「明日がいろいろ楽しみじゃ」ニヤニヤ ―日曜日― 京太郎「みんなおはよう!部長、染谷先輩おはようございます」 まこ「おう、おはよう京太郎」 久「おはよう須賀君。お、今日は皆時間以内に集合してるわね。やっぱり遅刻しないのが一番ね。ねえ咲」ニヤニヤ 咲「そ、そうですよ。遅刻なんて…うう…」 和「(うろたえる宮永さん…可愛いですね…)」 優希「それにしてもホントにいい天気になってよかったじぇ!これも私のおっぱ…むぐっ?!」 和「その先はもう言わせませんよ!」 優希「んーんんんんー!んー!!」 久「ふふ。今日は和が先制したわね」 まこ「わりゃ駅前でそんなに目立つ行動はやめんさい…」 京太郎「けどホント暑いっすね~皆を誘ったのが今日で良かったです」 咲「京ちゃん、ちゃんと水着持ってきた?」 京太郎「あ、当たり前だろ!もしなくても絶対入るからな!」 咲「は、裸で入るのはちょっと…//」カーッ 京太郎「違うって!プールで買うに決まってるだろ!!」 久「あんたら…でも一年生同士仲がいいのは良いことね、でもあまり時間もないし、そろそろ行くわよ」 ―プール― 優希「ふえ~大きい建物だじぇ~」 和「噂に聞いてたよりずっと大きいですね……さすがに噂になるだけはあります」 京太郎「だろ?あ~泳ぐの楽しみになってきた!」 久「そうね。じゃあさっさと中に入りましょうか」 京太郎「おい、咲、ちゃんとついてこいよ!」ニヤニヤ 咲「!わ、分かってるよ」ムッ まこ「みんなまだまだ子供じゃの~」 久「じゃあ、須賀君一旦お別れね。レンタルはうきわ一つとそうね…ベッド型のうきわを一つで合計二つでいいわ」 京太郎「分かりました。じゃあ入場料とかまとめて払っておくので、先輩たちは先に行っててください」 和「須賀君、ありがとうございます」 優希「サンキューだじぇ!後でタコス食わせてやるからな!」 京太郎「優希には期待しないでおくわ…」ハハハ 咲「京ちゃん、ありがとう」 京太郎「気にすんなよ!今日は皆のための慰安企画だからな!」 まこ「われ気前いいのお。なんか企んでおらんじゃろな?」ニヤニヤ 京太郎「なっ…善意ですよ善意!染谷先輩人が悪いですよ!」 まこ「そうか~すまんすまん」 京太郎「(みんなの水着が見れるから、承諾した、とは言えないな…)」 京太郎「ふう…うきわ二つはちょっと持ちにくいな…一つはベッド型だし…」 京太郎「みんなそろそろ来るか…?」 久「須賀君!おまたせ」 まこ「またせたのう」 優希「よく待ってたな褒めてやるじぇ!」 和「お待たせしました」 咲「うう…(恥ずかしくて京ちゃんの前に出れないよ…)」 和「宮永さん、なんで私の後ろに隠れてるんですか」ヒソヒソ 咲「だって…京ちゃんに水着見られるなんて恥ずかしいよ…」ヒソヒソ 和「何のために買ったんですか…私も恥ずかしくないわけじゃないんですよ」ヒソヒソ 久「(咲ったら…須賀君に水着見られるのが恥ずかしいのね…可愛らしいわ)」ニヤニヤ 京太郎「あれ?咲。なんで和の後ろに隠れてるんだ?」 咲「!」ビクッ 京太郎「全く…何かあったのか?」グイッ 咲「あ…」 京太郎「(って咲、これは…手で必死に隠してるけど…新しい水着、とか?)」 咲「きょ、京ちゃん、お願い、あんまり、見ないで、」カーッ 咲「は、恥ずかしいの…」ウルウル 京太郎「(なんだこれ…なんだこれ…)」 京太郎「(ちょーかわいーよ!)」 京太郎「(じゃなくて!誰だ今のは)」 京太郎「(でも…本当に可愛いな…花のフリルのついた水着……咲によく似合ってる…)」 京太郎「(もしかして買うとき、嶺上開花をイメージして買ったとか)」 京太郎「(あれ…咲ってこんな可愛かったっけ…)」 優希「こらー犬!いつまで咲ちゃんを見てるんだじぇ!咲ちゃん涙目になってるじぇ!」 京太郎「はっ!す、すまん咲!そんなつもりじゃ…」 久「あれー?咲の水着ばっかり?ここには可愛い女の子があと四人もいるのよ?」ニヤニヤ 京太郎「(言われてみれば…みんな今日可愛い水着ばっかり着てるような…もしかして部長が言ってた価値ってこれのことか?)」 京太郎「(すばらっ…実にすばらです…ってなんだすばらって)」 京太郎「(部長…なんて大胆な水着なんだ…下はパレオ巻いてるから見えないけどきっときわどいんだろうな…)」 京太郎「(和…まさかあんな大胆なビキニでくるとは…正直言って直視するのもつらいレベルだぜ…)」 京太郎「(優希…スクール水着でくるとは王道中の王道か…寸胴で背も低くて全くもって健全だ…だがそれがいい)」 京太郎「(そして染谷先輩…目をそらさずにはいられないな!)」 京太郎「(これはみんなと来た甲斐があったぜ…!)」 久「ふふ。満足してもらえたかしら?じゃあそろそろ行きましょうか」ニコッ 和「(少し恥ずかしいですが…)せっかく来たんですし、早く泳ぎましょう!」 優希「京太郎ー!うきわを一つ貸してくれい!」 京太郎「ほいほい、そらっ」ヒュッ まこ「京太郎、女の水着をじっと見てるなんて感心せんのう」ニヤニヤ 京太郎「す、すいません(………)」 優希「まずは流れるプールにGO!だじぇ!」 久「あ、ちょっと待って」 京太郎「どうしたんですか?」 久「いや、行くのはいいんだけど、今日すっごい混んでるじゃない?だからチーム分けしたいと思うの」 久「六人いるから二人ずつね」 久「一時間ぐらいしたらもとの場所に集まってメンバーチェンジ。これでどうかしら」 久「今が十時過ぎだから…ちょうど二周したところで昼食にしましょう」 京太郎「確かに、みんなで行ったら身動き取れなさそうですね…」 和「それも致し方なし、ですかね…」 咲「うう…(せっかく京ちゃんと遊べると思ったのに…)」 優希「なんでもいいから早くきめるじぇ!プールに入りたいじぇ!」 久「まあ、あせらないでよ。分け方は…グーチョキパーで別れましょ、でいいわよね」 グーチョキパーで別れましょ! グー:久、和 チョキ:まこ、優希 パー:咲、京太郎 久「決まったわね。じゃあ和。私まずスライダーに行きたいからついてきてくれる?」 和「分かりました」 まこ「じゃあ、優希、どこか行きたい場所はあるかの?」 優希「流れるプールに行きたいじぇ」 まこ「了解じゃ。じゃあさっそく行くかの」 優希「ダッシュだじぇ!」タッ まこ「こら!優希、待ちんさい!」タッ 京太郎「はは…みんな行っちまったな。咲、俺たちはどうする?」 咲「うえっ?あ…えっと…(どうしよう!京ちゃんと二人きりになっちゃった…)」 咲「(というか、まだ水着見られるのも慣れてないよお…)」 京太郎「咲?」 咲「え、えーと…あの…その…」 京太郎「ははっ。咲らしくねえなあ…なんか顔赤いな。熱でもあるんじゃないか?」ピトッ 咲「(…!京ちゃんの手がおでこに!)い、いやっ!」バッ 京太郎「さ、咲…?」 咲「(あ…私、京ちゃんに…なんてこと…)」 京太郎「ご、ごめんな。咲。俺なんか咲の気に障ることしたかな…?」 京太郎「…ちょっと俺飲み物買ってくるから、そこで待っててくれ」 咲「っ!待って!」 京太郎「え?」 咲「ち、違うの…」 咲「……しいの!」ボソボソ 京太郎「何だ?聞こえなかったぞ?」 咲「だから!恥ずかしいの!さっきも言ったでしょ!?」カーッ 咲「昨日みんなで水着を買いに行って…」 咲「せっかくだから可愛い水着買おうって思って…」 咲「それでこの水着選んだんだけど…」 咲「ダメだよ…やっぱりこんな可愛い水着私には似合わない…」 咲「私は原村さんみたいに胸も大きくないし、部長みたいにスタイルもよくないし…」 咲「ごめんね…?変なところ見せちゃって…」 京太郎「咲………」 京太郎「(さっきも思ったけど…こいつこんなに可愛かったっけ…?)」 京太郎「(っていうかなんでこいつは似合ってないなんて思ってるんだ…)」 京太郎「(そうか、それであっきあんなに…)」 咲「(京ちゃん黙り込んじゃったよ…きっと不甲斐ない私にあきれ返ってるんだ)」 咲「(うう…もういや…)」 京太郎「咲…」 咲「なあに…京ちゃん…?」 京太郎「その水着、すげえ似合ってる」 咲「え?(えっえっ…聞き間違いだよね?)」 京太郎「だから、その水着、すげえ似合ってるよ」 京太郎「胸も、スタイルも関係ねえよ」 京太郎「だから、似合ってないなんてそんな寂しいこと言わないでくれよ」 京太郎「お、お、俺はその水着も…その…咲も可愛いと思うぞ」 咲「きょ、京ちゃん…(い、い、今可愛いって言われたの?)」 咲「(嘘じゃない、よね。うう、嬉しいよよお)」グスッ 京太郎「咲?!…泣くなよ…なんかごめんな」 咲「違うの。嬉しかったの。そんな風に今まで私のこと見てくれたことなかったから…」 咲「だから、ありがと…、京ちゃん…! 咲「ごめんね、時間とらせちゃって…」 京太郎「いや、咲がいつも通りになってくれてよかった」 京太郎「なあ、咲。一つ聞いていいか?」 咲「なあに京ちゃん?」 京太郎「(うっ可愛いなあおい…)…その水着の花のフリルってやっぱり嶺上開花を意識したのか?」 咲「うん…やっぱりばれちゃったか」エヘヘ 咲「この水着を見つけた時なんとなくお姉ちゃんのことを考えちゃって…」 咲「気が付いたらこれにしてたんだ」 京太郎「そっか…」 京太郎「咲、全国大会で姉ちゃんと話せるといいな!」 咲「うん!私頑張る!」 京太郎「じゃあ、泳ぎにいくか!」 咲「うん!」ニコッ ― 一時間後 ― 久「みんな戻ってきたわね」 優希「流れるプール最高だったじぇー!」 まこ「…われが暴れるけえこっちは目立って恥ずかしかったがのう」フウ 和「なかなか刺激的な体験ができました。スライダーって面白いんですね」 京太郎「(和が刺激的な体験!?)」モワモワ 「ダメです…そんな…」 「そこは刺激が…強すぎますよ…」 「もうっ須賀君!いけませんよ…」 京太郎「(これは…くっ)」 咲「京ちゃん?」 京太郎「はっ!(うわあ…さっき咲のことを考えといて、次は和とか…なんて俺はお構いなしなんだ)」 久「咲たちはどうだった?楽しめたかしら」ニヤニヤ 京太郎「あ、はい!咲意外と…ってはっ!」 咲「ちょ、ちょっと京ちゃん?!」 久「あら、意外となんだって?」ニヤニヤ 優希「なんだー!はっきりしないやつは男らしくないじぇー!白状しろー!」 咲「な、なんでもないですー!」 久「(ふふふ…やっぱりこの子たちをいじるのは最高ね)」ニヤニヤ まこ「(部長…ニヤニヤしおって…どうせ一年達のいじりは楽しいなとか思っとるんじゃろ…)」 まこ「(けどあんたも巻きこまれる可能性はあるんじゃ…もしそうなったら面白いの)」ニヤニヤ 久「それじゃあ、一時間経ったから、一旦メンバーチェンジしましょうか」 久「いくわよー」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、京太郎 チョキ:まこ、咲 パー:久、優希 久「決まったわね」 久「そうね…私またあのスライダーに乗りたいわ。優希まだスライダー行ってないんでしょ?いいわよね?」 優希「かまわないじぇ!あのスライダーなかなか高い位置から始まるから面白そうだじぇ!」 久「そうなのよね。あれはホントに病みつきになるわよ」 まこ「われはどうするぞ?」 咲「そ、そうですね…」 咲「さっきあんまり泳げなかったんで、次はたくさん泳ぎたいです…」 咲「向こうの25メートルプールとかどうですか?」 まこ「了解じゃ。次は存分に泳いだらええ」 久「あら、なんでさっきはそんなに泳げなかったの咲?ん?」ニヤニヤ 咲「うう…えと…その…(部長…なんか今日はいつもにまして意地悪だよお…) まこ「こらこら、後輩いびりもいい加減にしんさい」 久「あらいやだわ。私そんなつもりで言ったんじゃないわよ」ニヤニヤ まこ「(まったく…)ほら、行くかの、咲」スタスタ 咲「はい…」スタスタ 京太郎「さて、和、俺たちはどこに行く?」 和「そうですね。さっきはスライダーでしたから、次は普通のプールに入りたいですね」 和「さっき優希が流れるプールが楽しかったと言っていたのでそこに行ってみませんか?」 京太郎「OK!流れるプールだな。じゃあ、行くか」 和「あ、あのちょっと待ってください!」 京太郎「?どうした和?」 和「あの…さっき宮永さんと何かあったんですか?」 和「普段より何か嬉しそうな顔をしていたので」 和「それに…さっきの反応も気になります」 京太郎「あはは…和にはバレバレだな…」 京太郎「実はこういうことがあったんだ」 (事情説明中) 和「なるほど…」 京太郎「そういうわけなんだよ(あれ、全部話す必要はなかったか?)」 和「それで宮永さんはあんなに喜んでたんですね」 京太郎「ああ。なんか昔から咲のことそういう目で見たことなかったからなんか新鮮だったんだ」 和「新鮮…ですか」 京太郎「ああ。そういえば一緒にプールに行ったのも久しぶりだったしな。あんなに可愛くなってるとは…」 京太郎「ってごめんな。和の前でする話じゃなよな」アセアセ 和「いえ、大丈夫です…それより…」 京太郎「ん?まだなんかあるのか?」 和「要するに須賀君は宮永さんの水着を褒めてあげたってことですよね」 京太郎「まあ、結果的にはそうなるな」 和「いや…だからその…」 京太郎「なんだよ。和もどうしたんだ?」 和「いえ。なんでもありません(ま、まあ須賀君のためにこの水着を買ったわけじゃありませんし…)」 和「でも何もコメントしてもらえないのは少し寂しいですね」 京太郎「えっ?」 和「ってあれ?(あ…今思ったことを口に出してしまいました…須賀君に怪しまれてしまったかも知れませんね)」 京太郎「もしかして和も水着を褒めてほしかったのか?」 和「!べ、別にそういうわけじゃないですけど」 京太郎「す、すまん。俺女の子への配慮の仕方が分からなくて…」 京太郎「逆に水着を褒めたりしたらセクハラになるんじゃないかって思っちまうんだよ」 和「須賀君…」 和「(確かに普段からあんな感じで女の子に対応されてれば素直な意見もいえなくなりますよね…)」 和「(ちょっとそれは反省しないと…って素直な意見って私何を言ってるんでしょうか)」 和「(須賀君が素直な意見をいったら私のことを褒めてくれるなんて…)」 和「(そんなうぬぼれありえません)」 和「(恥ずかしいです…反省しないと…)」 京太郎「いや…わざわざ言うまでもないんだけどな」ハハハ 和「え?」 京太郎「いや、だからさ。和の水着、似合ってるよ」 京太郎「見たときからそう思ってたし、それに情けないこというと、昨日和がどんな水着着てくるか想像しちまったしな」 京太郎「だから…もう一回言うけど、すげえ似合ってると思うぜ」 京太郎「和の水着を見れるなんて俺は幸せものだよ」ニカッ 京太郎「って臭すぎたか」アハハ 和「」カーッ 京太郎「って和?」 和「」ポー 京太郎「おーい和ー?」 和「ってはっ!私は何を…」 和「(今まで男の子に褒められたことなんてありませんでしたから…こんなに嬉しいものだったなんて…)」 和「(少し須賀君のことを誤解してたみたいですね)」 和「(…昨日頑張って水着を選んだ価値はあったのかもしれませんね)」 京太郎「和?大丈夫か?」 和「ふふっ大丈夫です」 和「それより、褒めていただいて、ありがとうございます」 和「須賀君も…けっこうかっこいいと思いますよ」ボソッ 京太郎「え?今なんて…」 和「なんでもないです!じゃあ、流れるプールに行きましょうか」 京太郎「お、おう…」 ―流れるプール― 和「それにしても…本当に今日は人が多いですね」 京太郎「ああ。でもたくさん人がいた方が、なんか楽しくないか?」 和「ふふ、須賀君らしいですね」 京太郎「じゃあ、せっかく流れるプールに入ったから、うきわでのんびりしないか?」 京太郎「和がそこに座ってすれれば俺が押すからさ」 和「う、うきわに…ですか?」 和「(そういえば今までうきわを使ったことってありましたっけ?)」 京太郎「ん~もしかして和、使い方が分からないとか?」ニヤニヤ 和「な!馬鹿にしないでください!乗れますから!」 京太郎「お、おい!急に乗ったら…」 和「え…」ツルッ バッシャーン!! 京太郎「(……)」 京太郎「(お、落ち着け、落ち着くんだ)」 京太郎「(状況を、状況をだな…)」 京太郎「(あ、ありのままに起こったことを…)」 京太郎「(ってそんな丁寧な思考は俺には無理だ!)」 京太郎「(うきわにはまりそこねた和に俺が覆いかぶさって…)」 京太郎「(今抱き合ってるような状態になってる…)」 京太郎「(てか和の胸が…俺のお腹にモロに当たってる…)」 京太郎「(しかも今和の手?らしきものが俺の…俺の…)」 京太郎「(やばい…これはさすがに…俺男だし…)」 和「(何か起こったんでしょうって思った瞬間)」 和「(須賀君が私の上に…)」カーッ 和「(というか須賀君けっこう筋肉あるんですね…)」 和「(顔は前から悪くないと思ってましたけど…)」 和「(そういえば中学校の時はサッカー部だったって宮永さんが言ってましたっけ…)」 和「(ってこんな時に分析してどうするんですか私ったら)」 和「(麻雀じゃありませんし…ってあれ)」 和「(何か手に変な感触が…)」 和「???!!~~~~!!!」 和「(わ、私のてが…す、す、須賀君のその、こ、こ、ってこれ以上は言えません!)」 和「(こんなところで叫び声をあげたりしたら須賀君の立場が…っていうか全国出場が危ういかもしれません)」 和「(ここは…ぐっと抑えて)」グッ 京太郎「?!」 和「(って抑える、の意味が違います!何文字通り須賀君のええと、とにかく!何文字通り抑えてるんですか!!)」 京太郎「(やばい…今和に刺激されて…和のやつ何考えてるんだ…)」 京太郎「(普通に考えて巨乳の美人に押し倒してるうえに股間まで刺激されて無事な男なんかいるのか?!)」 京太郎「(でもここで変なことしたら…皆の全国が…台無しに…俺のせいで…)」 京太郎「(耐えろ!耐えるんだ俺!)」 京太郎「(今は偶然物陰に隠れてて目立たないけど…ここは流れるプール!動き出したらこの醜態が白日のもとに!)」 京太郎「(て、あれ?なんでさっきから位置が変わってないんだ?)」 京太郎「(まさか…このプールトラブルが多いって言ってたけどまさかこんなときに…)」 和「(さっきから流れるプールが流れてませんね…これがニュースでやってたトラブルですか…)」 京太郎「(って!俺がさっさと和から退けばいい話じゃないか!今頃気づいてどうする!)」 京太郎「(でも…和すっげーいい匂いするんだよな…なんか離れたくないというか、離れがたいというか…)」 京太郎「(言ってみれば…岩手のばあちゃんちであったかいコタツに入ってるような…)」 京太郎「(うるさい!そこ!…ってまた急に俺は何を言ってるんだ)」 京太郎「(というか、なんで和は抵抗しないんだ…)」 京太郎「(相変わらず股間も…そのままだし…さすがにもう…膨張は抑えられません)」 京太郎「(……)」 京太郎「(やべー和の胸すげー気持ちいー…)」 和「(須賀君…どうして退いてくれないんでしょうか…)」 和「(いや…それ以上にどうして私は抵抗してないんでしょうか…)」 和「(須賀君がこんなに近くにいて、いやじゃないと思ってる私がいる…)」 和「(というか、いい加減こっちの手を離したほうがいいですよね…ってあれ?)」 和「(なんかさっきより大きくなってる?)」 和「(そういえば、保健の授業でやってましたね)」 和「(男の子は、ここを刺激されると、固くなったり大きくなったりするって…)」 和「(あと性的に興奮するとそうなるとか…)」 和「(今私がやってるのはきっとその両方ですよね…)」 和「(須賀君がかわいそうです、もう手を離さないと…)」 和「(……)」 和「(……もう少し…)」 京太郎、和「(……どうしよう!)」 京太郎「(俺がすぐ退けばいい話だろ!何がどうしよう、だよ)」 和「(私がどいてくださいと言えばいいだけの話ですよね…何ですか、どうしようって…)」 京太郎、和「「あの…」」 「のどちゃんたちはどこにいるんだじぇ!もうとっくに一時間過ぎてるじぇー!」 「そうね…全くあの子達ったらどこで何やってるのかしら」ニヤニヤ 「部長!京ちゃんはそんな人じゃないですよ!」 「けんかしとる場合じゃないじゃろ…どこに行ったんじゃろか」 京太郎、和「「……」」 京太郎「い、行こうか、和」ドキドキ 和「そうですね、須賀君」ドキドキ 久「あ、あの二人やっとでてきたわ」 優希「おーいのどちゃん~!犬~!」 まこ「遅いのう…いったい何をやっとったんじゃ」 久「何って…まこそれはもちろんナ「おい部長、それ以上はいかんじゃろうが」」 久「あはは、ごめんごめん」 咲「遅いから心配したよ~」 久「それで、二人とも何してたの?」 京太郎「……//」 和「……//」 久「(えっえっ?何この空気。どういうこと?まさかこの二人…)」 まこ「(…部長の読み、まさか当たったんか…?)」 優希「(のどちゃん…顔真っ赤だじぇ…さすがの私でもこれには突っ込めないじぇ)」 咲「(二人とも顔真っ赤にして…そんなにたくさん泳いだのかな?)」 久「えっと…それじゃあ、ご飯にしましょうか」 久「席を取る組と買いに行く組に別れましょうか」 久「………」 久「じゃあ、和と須賀君、着いてきてくれる?」 久「遅れてきた罰ゲームよ」ニコッ 京太郎「は、はい。分かりました…」 和「分かりました」 咲「ぶ、部長にわざわざ買いに行かせるなんて…私、行きますよ?」 久「構わないわよ、それに今日はそこまで上下関係を意識しなくていいわよ。せっかくの慰安会だし」 まこ「(部長の奴…またなんか考えとるんか?)」 久「みんな何がいいかしら?」 優希「当然、タコス一択だじぇ!あと口直しにオレンジシュースだじぇ!」 咲「じゃあ、私は焼きそばとアイスティーをお願いします」 まこ「ん~わしはワカメうどんとメロンソーダにしとこうかの」 久「はいはい、了解。皆ちょっと待っててね」 久「で…二人とも大丈夫?」 久「二人ともうわの空だったから…」 久「何かあったの?」 京太郎「いえ…そんな何か問題があったとかじゃないので安心してください」 和「はい…ちょっと須賀君と話しこんでたら、時間を忘れちゃって…」 久「そう、ならいいんだけど…」 久「(まあ、たぶん何かあったんだろうけど、これ以上は詮索しても無意味ね…)」 久「でも、一応私たちは全国大会出場の身よ?それだけは忘れないでね」 京太郎「!…はい、すいません…」 和「はい…気をつけます…」 久「(まあ、これだけ言っとけば大丈夫でしょ)」 久「じゃあ、さっさと買いに行きましょうか」 3120円になりまーす 久「はい。じゃあ私がゆっくり運ぶから、二人で少し話しなさい」 京太郎「え?」 和「ぶ、部長?」 久「さあ、いいからいいから!私持って行っとくわ」 京太郎「あ…部長行っちゃったな…」 京太郎、和「「…」」 京太郎「あ、あのさ…和?」 和「は、はいなんでしょう、須賀君?」 京太郎「あの…さっきはごめんな…退こうと思ったんだけど」 和「い、いえ…その…」 京太郎「隠してもしょうがないから全部話すけど、あのときなんか和から離れたくなかったんだ」 京太郎「その…なんていうか…そのままがいいって思っちゃったんだ」 京太郎「だから、本当にごめん」 和「いえ、私も抵抗しなかったのが悪いです」 和「それに…謝るのはこっちです…」 和「その…えっと…須賀君の…その…大事な…えっと…」カーッ 京太郎「(…和のやつ分かっててやってたのか…ちょっとびっくりだ)」 和「その、とにかくごめんなさい!」 京太郎「…よし!じゃあ、これで仲直りな!」 和「え?」 京太郎「だから、俺も謝ったし、和も謝った、それでいいじゃねえか」 京太郎「それにもともとこの企画は全国出場をねぎらうもんだからな」 京太郎「和達が満足してくれれば、俺はそれでいいんだ」 京太郎「(…まあ水着とかシチュエーションとかちょっとおいしかったのは否めないが)」 和「…ありがとうございます」 和「私、本当に須賀君のこと勘違いしてました」 和「部活中いっつも私の胸ばっかり見て…」 京太郎「うっ…」 和「でも須賀君は本当はとても優しくて、心の温かい人だって分かりました」 和「これからも変わらず素敵な須賀君でいてくださいね」ニコッ 京太郎「(あ…和の笑顔だ…たぶんこれは和が俺に本心から向けてくれた初めての笑顔だろうな…)」 京太郎「(これまで麻雀部で雑用ばっかりでホントにやめたくなったときもあったけど)」 京太郎「(この笑顔が見れたんだから、それだけでも今まで頑張った価値はあったのかも…)」 京太郎「(これからも皆のために頑張りたいな…)」 和「須賀君?」 京太郎「なんでもないぜ!それより和」 和「なんですか?」 京太郎「お前可愛いんだから、もっと笑ったほうがいいと思うぜ」 和「なっ//」 京太郎「なんだ和、照れてるのか?」ニヤニヤ 和「そんなんじゃありませんっ!もう…」 和「(でも一瞬ときめいてしまいました…須賀君…あなどれませんね。)」フフッ ―昼食― 優希「う~むプールの屋台もなかなかあなどれないじぇ…」モグモグ 咲「この焼きそばもおいしいよ」 久「なかなかこういうところのっておいしいイメージはないんだけど、思ったよりおいしいわね」 和「須賀君はラーメンですか?」 京太郎「ああ。一心不乱に食べれるものにしようと思ってな」ズルズル 優希「のどちゃんはたこやきかーおいしそうだじぇー!」パクッ 和「!?ちょっと油断したら…もう!待ちなさい!優希!」 久「(とりあえず、二人ともいつもどおりね、よかったわ…)」 まこ「さすが部長やのお」 久「」ピクッ 久「あら、まこ。一体何のこと?」 まこ「いや~周りをよく見とるなって思っての」 久「……」 まこ「まあ、全国を率いる部長じゃけえの、神経質になるんはしゃーない」 まこ「でも今日ぐらいは気を休めたらどうじゃ?」 まこ「二年以上もあんたは頑張ってきたんじゃから罰はあたらんと思うがの」 久「ふふ、そうね」 久「ありがとね、まこ」 まこ「部長からお礼を言われるなんて珍しいのお~」 久「もう…失礼なこと言わないでくれる?」ハア まこ「冗談じゃ冗談!それより…」 久「それより、何よ?」 まこ「部長も変なトラブルに巻き込まれんようにな」ニヤニヤ 久「何言ってるの?まこ?」 まこ「いや、咲にも和にも何かしらのトラブルがあったんじゃから、あんたにあってもおかしくないと思っての」ニヤニヤ 久「ばかばかしい…それならまこにだって同じことが言えるじゃない」 まこ「それがそれは絶対ありえんのじゃ。なぜだかは分からんが、天からそう言われてるような…」 久「ますます荒唐無稽ね」 久「ま、万が一そういった事態になったとしても、普段通り冷静に対処する」 久「それだけでしょ?」 まこ「まあ、そうじゃな。すまんかったな変なこと言って」 久「まあ、別にいいけど…」 久「じゃあそろそろ午後の部いきましょうか」 まこ「ちょっと待ちんさい…残りのワカメを…」モフモフ 優希「いえーい!だじぇー!」 咲「今度はどこに行こうか迷うね」 和「その前にまたチーム決めですか?」 久「そうね。午後は午前より客が多いからなおさらね」 久「じゃあいくわよ」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、まこ チョキ:優希、咲 パー:久、京太郎 まこ「(お…これはこれは…)」 久「…決まったわね(ぐ、偶然に決まってるわ!)」 優希「おー今度は咲ちゃんと一緒だじぇえ!」 咲「そうだね…ねえ、優希ちゃん、私まだスライダー乗ってないから乗りたいんだけど…」 優希「じぇ?別にかまわないじぇ!あのスライダーは何回のっても、たまらないじぇ!!」 和「染谷先輩、私たちはどうしますか?」 まこ「どうじゃのう…正直ちょっと疲れたけん、休みたいんじゃが…」 和「じゃあ、私は宮永さんたちとスライダーに一緒に行きますね」 優希「お、のどちゃんも一緒にくるかい?」 優希「でもあのスライダーにのどちゃんのおっぱいは耐えられるかどうか…分からないじぇ!」キリッ 和「もう優希には突っ込みませんよ…」 優希「む~のどちゃんつめたいじぇ~」 咲「じゃあ、三人で行こうか」 優希「そうときまれば、ダッシュだじぇ!!」ダッ 和「優希!プールサイドを走ったら危ないですよ!…って行っちゃいました」 咲「あはは…私たちも行こう、原村さん」タタ 和「ええ、行きましょう」タタ 久「…」 まこ「で」 まこ「あんたらはどうするんかの?」 久「そうねえ…」 京太郎「あの、部長…」 久「なにかしら、須賀君」 京太郎「さっきの三人とかぶるから言い出しづらかったんですが…」 京太郎「俺も今日一回もスライダー乗ってないんですよね」アハハ 京太郎「隣町のプールにしたのはどうしてもスライダーに乗りたかったってのもあるんですよ…」 京太郎「でも部長は午前中ずっとスライダーに乗ってたんですよね…」 京太郎「えっとその…」 久「別に私はスライダーでも構わないわよ」 京太郎「えっ?」 久「それに午前中ずっとスライダーに乗ってたわけじゃないわ」 久「スライダーに飽きたら適当に他のプールとかに行ってたから」 久「だから行きましょ?私に気を遣うことないわ」 久「慰安会っていっても須賀君が楽しめないのならそんなのこっちから願い下げよ」ニコッ 京太郎「ぶ、部長…ありがとうございます」 久「ん!じゃあさっそく行きましょうか」 まこ「お~気をつけての~」ニヤニヤ ―スライダー階段下付近― 京太郎「おー遠くから見てもでかいと思ったけど、近くで見るとホントすごいな…」 久「そうね。長野にこんな大きなプールができるなんて思いもしなかったわ」 京太郎「じゃあ、早速並びましょうか…ってあれ?階段の下に三人ともいますね」 久「?どうしたのかしら。ちょっと行ってみましょうか」 ―スライダー階段下― 京太郎「おーい!咲ー!和ー!優希ー!」 優希「お!どうしたんだじぇ京太郎。もしかしてお前もこのスライダーに乗りたいのか?」 京太郎「ああ、そんなところだ」 京太郎「って、咲、どうしたんだ。そんなに震えて」 咲「ううう…」フルフル 久「いったいどうしたの?」 和「いえ…宮永さんこんなにスライダーが高いとは思ってなかったらしくて…」 咲「うう…こんな高いの無理だよお」 咲「それになんかこのスライダー…」 咲「作り全体が生き物みたいで…なんか今にも襲いかかってきそうで怖いよ…」 咲「まるで…この間読んだ小説に出てきた魔王みたいだよ…」ブルブル 久「(…魔王、ね)」 久「それじゃあ、和か優希、ちょっと咲をまこのところまで連れて行ってくれる?」 久「まこならさっきの場所で休んでると思うから」 優希「わたしはスライダーにまだ乗りたいじぇー」 和「しょうがないですね…まあ、でも私が行くつもりでしたし」 和「宮永さん?大丈夫ですか?立てますか」 咲「う、うん…なんとか…」 和「じゃあ行きますよ。部長、須賀君。優希のことよろしくお願いします」 久「りょーかーい!」 京太郎「おう、タコス女は俺に任せとけ!」 優希「こらっ!犬のくせに生意気だじぇ!!」ポカッ 京太郎「いてっ!やったなこのっ!」 久「こらこら、こんなところで暴れないの。他の人に迷惑でしょ」 久「それより順番はどうする?」 優希「もちろん私が一番手だじぇ!」 優希「麻雀でもなんでも一番手はおまかせあれ!」 京太郎「なんかその「おまかせあれ」ってお前が使うと違和感あるな?」 優希「そうか?まあとにかく私が一番手だじぇ!」 久「はいはい。じゃあ二番手は…須賀君、先に行っていいわよ」 久「(まさかトラブルなんてないと思うけど…先に須賀君を行かせたほうが間違いなく安全だしね)」 京太郎「ありがとうございます、部長」ジーン 久「いえいえ(なんか罪悪感あるわね…)」ニコッ ―スライダー階段中盤― 久「ふむ。やっぱりこの待ち時間は退屈ね…」 京太郎「そうですね…でもこの待ち時間があるから、スライダーに乗った時の喜びもひとしおなんですよね」 久「ふふっ。そうね。須賀君てホントに前向きよね」 優希「確かに犬はどんなにこき使ってもへこたれないじぇ…犬にしてはやるな…」ムム 京太郎「俺は犬じゃないっつーの!全く…」 久「あなたたち二人も仲いいわよねー」 京太郎「仲いってこいつがこんな風に絡んでくるだけで…」 優希「そうだじぇ!こいつはわたしの言うことを聞いてくれるから仕方なく相手してやってるだけだじぇ!」 京太郎「なんだ!そこまで言うことねえじゃねえか!」 優希「む!なんか文句あるのかー犬のくせにー!」 久「ははっ…だからそれがうらやましいのよ」 京太郎「やめろ優希っ!ってえ?部長?」 久「だから、そんな風にじゃれあえるほど仲のいい、友達が欲しかったなあ、って」 久「私ね、あんまり同級生の友達がいないの」 久「慕ってくれる人はたくさんいる…と思うわ。それは学生議会長をやっててそう思う」 久「だけど親友、と呼べる友達はほとんどいない気がするわ…」 久「たぶん…まこ…ぐらいかしら。私の心の奥まで理解してくれてるのは…」 久「って私何語ってるのかしら」アハハ 久「なんか恥ずかしくなってきちゃったわ」 優希「…部長は私たちの部長だじぇ!」 久「え?」 優希「だから、部長は私たちの部長だじぇ!!」 久「え、ええ…もちろん私はあなたたちの部長だけど…」 京太郎「優希…」 京太郎「部長…俺も優希の言うとおりだと思いますよ」 京太郎「優希の伝え方が下手くそすぎて何言ってるか分かんないかもしれないですけど…」 京太郎「部長、たぶんこいつはこう言いたいんですよ」 京太郎「『部長は今のままでも十分魅力的です』って」 京太郎「たぶん部長の抱えてる悩みは俺たちは解決できないと思います 京太郎「それに部長ほど頭のいい人間が解決できないことを俺たち馬鹿二人が解決できるとは思えません」 優希「む…馬鹿は余計だじぇ…」 京太郎「でも…それが部長の欠点だとしても、部長にはそれを補ってあまりある」 京太郎「むしろありすぎて迷惑なぐらい魅力をもってると思います」 京太郎「さっき昼食を和と買いに行った時だって…」 京太郎「罰ゲーム、とか言って俺たちに気を遣ってくれましたよね」 京太郎「先輩の周りを冷静に見て的確な判断を下せるところ、いつも俺、かっこいいって思ってます」 京太郎「それに…俺たちは部長の親友にはなれませんけど…」 京太郎「先輩の悩みに親身に付き合ってあげられる後輩にはなれますし、そうなりたいと思ってます」 京太郎「きっと…俺たちだけじゃなくて咲だって、和だって…」 京太郎「みんな部長の力になりたいと思ってるやつばっかりです」 京太郎「こんなに親身になってくれる後輩が集まる部長に魅力がないなんて」 京太郎「和だったらこう言うと思いますよ『そんなオカルトありえません』って」 京太郎「だから…」 京太郎「先輩は今のままでいいんです」 久「……」 京太郎「…先輩?」 久「……ふふっ」 優希「大丈夫かー部長ー?」 久「ええ、大丈夫よ。二人ともありがとう」 久「本当に嬉しいときとか感動するときって声が出ないっていうけど、まさにそれよね」 久「私は本当にいい後輩を持ったわ」 京太郎「…部長!」 優希「ふ!通訳御苦労!京太郎!私の部長への励ましの言葉を全訳したお前に感謝状を送ろう!」 京太郎「お前…あんな短いセリフで俺の苦労に並んだと思うな!」 優希「うるさいじぇ!京太郎!今日という今日は決着付けてやるじぇ!」 京太郎「お?やるってのか?やってやろうじゃねえか!」 ギャーギャーワーワー 久「(須賀君ってば…泣かせてくれるじゃない)」 久「(ふふ…なんだか心が軽くなちゃった…)」 久「(須賀君って本当にたまにかっこいいのよね…)」 久「ねえねえ?」 優希「ふう、今日は私の勝ちにしておいてやるじぇ…」 京太郎「なんだそれ!意味分かんねえぞ!って何ですか?部長」 久「あなたたちって付き合ったりしないの?」ニヤニヤ 京太郎「え?!」 優希「じぇ?!」 久「いやーだからそんなに仲がいいもんだからもしかしたらって思ってね」ニヤニヤ 京太郎「そ、そんなわけないですよ!どこがいいんですか…こんな年中タコス食ってるような女の!」 優希「ムカッ!?なんだとーお前みたいな生意気な駄犬はこっちからお断りだじぇ!」 久「ふーん…そっかあ…じゃあ、私が須賀君の彼女に立候補しちゃおうかなー」ニヤニヤ 京太郎「ぶ、部長?」 優希「!だ、ダメだじぇ!京太郎が別にどうなろうとどうでもいいけど、私の言うことを聞かなくなるのは困るじぇ!」 久「別に優希の命令はそのまま聞き続けてもいいわ」 久「だから…須賀君?」ギュッ 京太郎、優希「「!?」」 京太郎「(うわ…部長、俺の腕に抱きついて…ていうかまた胸の感触が…うう…)」 久「ねえ…須賀君…私の…気持ちいい?」 京太郎「え、えっと…(いきなりどうしたんだ部長…というか感触が…やばいやばいやb)」 久「もし…私と付き合うなら…」 久「私のカラダ…好きにしても…いいのよ?」ギュッ 京太郎「(うわ…胸の感触もそうだけど…なんか…部長の体エロすぎる…)」 京太郎「(和ほどじゃないにしても胸は結構あるし…というか今の感触からして、ホントに張りのある胸だ…)」 京太郎「(大胆な水着からこぼれおちそうな果実に…水に濡れて妖しく光った体……)」 京太郎「(ホント、なんで部長はこんなにエロいんだ…うう…)」 久「ほら…ここ触って…ね?…確かめてみて…?」 京太郎「え!?(え?部長?俺の手をつかんでどこに持っていくつもりですか?)」 久「いいわよ…須賀君なら…」 京太郎「(や…やばい!)」 優希「だ、だめーーーーー!!「冗談よ」」 京太郎「あれ?」 優希「え?」 久「だから冗談。ちょっと二人が仲がいいから、からかいたくなっちゃって」アハハ 京太郎「」ポカーン 優希「」ポカーン 久「けど、私でも意外と男をひっかけられるのねー」アハハ 京太郎「っ!部長!からかわないでくださいよ!」 久「ごめんごめん。優希が可愛いからからかっただけ」 京太郎「やめてくださいよ…ていうか、原因は優希で俺はとばっちりですか…」 久「あら…須賀君は私とは付き合うのはいや?」 京太郎「え…あの…いや…」 久「そうよね…私みたいな女の子と付き合うなんてお断りよね…」ウルウル 京太郎「!そんなことないです!部長は十分魅力的です!俺にはもったいないくらいですよ!」 久「ふふっ…須賀君ならそう言ってくれると思ってたわ」 久「(そう……そう誘導すれば…、ね…)」 優希「全く…たちの悪い冗談だじぇ…」ボソボソ 久「あら優希?私が須賀君と付き合ったら何かまずいことでもあるの?」 優希「ち、違うじぇ!だからそれは…」 久「だから冗談よ優希ったら可愛いんだから」アハハ 優希「うーなんか釈然としないじぇ…」 久「(……そう、からかっただけ、なんだから…)」 ―スライダー階段最上階― 京太郎「おーようやく俺たちの番だな!」 優希「なんかさっきより待つのが長かった気がするじぇ…」 久「まあまあ。お、さっそく優希の番ね。いってらっしゃい」 優希「む!よし!ここでスライダーにのって一気に波に乗るじぇー!」 係員「こちら滑られるのは初めてですかー」 優希「私は初めてじゃないから大丈夫だじぇ!気づかいサンキューなアラフォー係員殿」キリッ 係員「アラサーだよっ!って…大変失礼致しました…」アセアセ 係員「それではどうぞ」 優希「いっくじぇーー!!!」ヒュッ 京太郎「おーこんな風になってるのか…すげえなあ」 久「ホント何回乗ってもここ楽しいのよね」 京太郎「しっかし…これ高いなあ、何メートルぐらいあるんだ?」 係員「(こーこちゃんが急にバイト代わってくれっていうから来たけど…)」 係員「(ここってカップルばっかりだよ…)」 係員「(うう…めげるなあ…)」 京太郎「すいませーん係員さん」 係員「は、はい、なんでしょうか」 京太郎「このスライダーホントに高いですよね?これって高さ何メートルぐらいあるんですか?」 係員「(急にバイト代わってもらったからそんなの知らないよ~)」アセアセ 久「(あれ…この係員どこかで見たことがあるような…?気のせいかしら)」 係員「え、えーと!大体えーと(う~いまどきの若い子にどう答えたらいいのか分からないよ~…)」 係員「(ええい!もうやけくそだよ!!)あ、思いだしました!」 京太郎「それで、何メートルぐらいなんですか?」 係員「君の…その彼女への思いのたけくらいかな…」フッ 京太郎「………」 久「………」 係員「えっと…これはスライダーの高さと彼女への思いのたけをかけてて…」 京太郎「………」 久「………」 係員「き、きっと彼氏さんは彼女のことが大好きなんだろうなーって……」 京太郎「………」 久「………」 係員「………」グスッ 京太郎「(やべ、泣かせちまった!!な、なんとかしないと…)」 久「(あら…泣いちゃったわね…というか早く滑らなくていいのかしら…偶然私たちの後ろには誰もいないからいいけど…)」 京太郎「あ、あーそうなんですよ!僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」 久「(うわ須賀君…なんていい人なの…でもさすがにちょっとそれは苦しいんじゃ…)」 係員「ほ、ほんとですか?良かったー若い人ってこういう冗談通じるのか心配だったんです…でもほんとによかった…」 京太郎「(ふう…とりあえず、泣きやんでくれてみたいでよかった…)」 久「(なんて単純な人なの…ていうか、やっぱりこの人どこかで見たような…)」 係員「あ…す、すいません。スライダーですよね?」 係員「このスライダーは安全のため、前の人が下に着いてから次の人のスタートになります」 係員「そこの金髪の子はスライダー初めてだよね?ここに滑り方が書いてるから読んでおいてね」 係員「(ふう…危うく醜態を見せるところだったよ…こーこちゃんにあとで絶対に文句言ってやる!)」 ?「おーい!!こっかっじプロー!」 京太郎、久、係員「「「!?」」」 係員2「おーい福与プロから、アラフォープロはもうへばってるだろうから交代してあげてって頼まれて来たよー!」 係員1「ちょ、ちょっと!三尋木プロ!!」ヒソヒソ 係員2「もう~なんだよ~せっかく代わりに来てやったのにさあ~」ヒソヒソ 係員1「なんだよ~じゃありませんよ!なんで本名で呼んでるんですか!」 係員1本名はまだいいとしてプロとかつけたらいろいろとばれるじゃないですか!」ヒソヒソ 係員1「それにアラフォーじゃなくてアラサーです!この子たちが勘違いしたらどうするんですか!」ヒソヒソ 係員1「それになんでバイトに着物で来てるんですか!あーってもう突っ込みどころ多すぎるよ!」ヒソヒソ 係員2「も~細かいこと気にしすぎだって~小鍛冶プロー」ヘラヘラ 係員1「っていうかもう小声で話すつもりもないんですか!?」ヒソヒソ 係員2「もう~しゃねえなあ~私が説明するから見ときな~」 係員2「おーい君たちー!おいてきぼりにしちゃってごめんねー?」 京太郎「いえ…別に大丈夫ですよ…(なんだこの人…着物でバイト来たのか…?このプールのバイトは変な人ばっかりなのか?)」 係員2「いや~さっきのは気にしないでね~プロとかただのあだ名だから~」 久「いえ、説明は不要です、小鍛冶プロ、三尋木プロ」 すこやん「え!?」 三尋木「ふ~ん私たちのこと知ってるんだ~そりゃ光栄だね~♪」 すこやん「光栄どころか…もうただの恥さらしだよ…」ズーン 久「ちょっと雑誌等で見かけたことがありまして…それでそのプロがなんでこんなところで働いてるんですか?」 すこやん「それにはちょっと…事情があって…(ていうかこーこちゃんはなんでここで働いてるのかな?)」 三尋木「まあ~どうでもいいじゃん~?てか、さっきなんか三人とも揉めてなかった~?」 すこやん「見てたの!?だったら助けてよ!」 三尋木「あはは~なんか小鍛冶プロの慌ててる姿が面白くてね~」 三尋木「で、小鍛冶プロのつまらないギャグで君は笑ってあげたんだって?えっと…」 京太郎「須賀です。須賀京太郎です」 三尋木「須賀君か~まあ京太郎でいいや。そっか~京太郎はすこやんのつまらないギャグを笑ってあげたんだ~」ニヤニヤ すこやん「そんなに早くから見てたんだ…ってそんなことないよ!この人…えと…須賀君はそんな人じゃない、絶対そうだもん!」 三尋木「ん~どうだかねい…京太郎、小鍛冶プロのギャグは面白かったかい?」 京太郎「(ここで面白くなかったって言ったら泣かせることになるな…別にどうでもいいけど、泣かせるのは嫌だな…しかも大人を…)」 久「(なんなのかしら…もういいから早くスライダーに乗りたいわ…)」 京太郎「(…よし)はい!とても面白かったですよ」 京太郎「俺の先輩への想いそのままだったので、なんの違和感なく受け入れられましたし」ニコッ 三尋木「へ~」ニヤニヤ 久「(須賀君も平気な顔して嘘つくのね…人って怖いわねー…っていうか三尋木プロはいったい何が目的なのかしら…)」 すこやん「ほら!やっぱり須賀君がそんな人じゃないでしょ?分かったらさっさと三尋木プロ交代してください!」 三尋木「そっか~そんなに二人は愛し合ってるってわけか~」 三尋木「だったらあたし二人がちゅーしてるとこ見てみたいなー!」 京太郎「?!」 久「(…は?)」 京太郎「え…ちょっと…なんでそうなるんですか?」 三尋木「ん~いや~小鍛冶プロのギャグに共感した人あんまり知らないからさー」 三尋木「きっとよっぽど共感するほどの愛だったんだな~って」 三尋木「だから、その愛確かめてみたくね?知らんけど」 すこやん「ちょっと、三尋木プロ!」ヒソヒソ 三尋木「もう~今いいところでしょ~見てなかったのかいい?」ヒソヒソ すこやん「私たちバイトの身なんですよ??こんなことしてクレームつけられたら…」ヒソヒソ 三尋木「ちょっとぐらい大丈夫だってー。知らんけど。それに小鍛冶プロ見たくないのかい?」ヒソヒソ 三尋木「高校生のカップルのちゅーだぜ?もしかしたら今後の婚活の参考になるかもしれんよ~?」 三尋木「(ま、たぶん参考にならないだろうけどねい)」ヒソヒソ すこやん「…………………………!」 すこやん「(それは…ちょっと見てみたいかも…でも…)」 すこやん「(ってでもとか言ってる余裕が私にあるの?)」 すこやん…………このまま…こーこちゃんに馬鹿にされ続けてホントにアラフォーになって…)」 すこやん「(私は追い詰められているの…だから…ちょっとくらい…いいかな?)」 すこやん「(それにこの二人付き合ってるんだよね?だったら別にキスぐらいしても問題ないはず…)」)」 京太郎「はあ、もういいですか?そろそろスライダーを…」 すこやん「…」 すこやん「…キス…」ボソッ 京太郎「…え?」 すこやん「だから、キスして見せてほしいなって…」 すこやん「「僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」って言ってたよね?」 京太郎「(なんだこの無駄にすごい記憶力は…)」 すこやん「だから…証明してくれないかな?」 京太郎「あ、あの、それはちょっと…人前だし、よくないですよ…」アセアセ すこやん「う…ぐすっ…。私のギャグに共感してくれたのは嘘だったの…?」ウルウル 京太郎「(なんだこの状況は…ていうか部長はさっきからなんで黙ってるんだ?)」 三尋木「(う~んなかなか小鍛冶プロも演技がうまいねえ~)」ニヤニヤ すこやん「うっ…ううっ…やっぱり嘘だったんだ…」グスン 京太郎「あー分かりました!!やりますよ!やればいいんでしょ!!」 久「ちょ…」 久「須賀君、本気?」ヒソヒソ 京太郎「このままじゃ埒があきません。大丈夫です、あくまでする『フリ』にしますから…」ヒソヒソ 久「…分かったわ…お願いね」ヒソヒソ 三尋木「(見たところこの二人は絶対付き合ってないねえ~でも…もうひと押しな気がするんだよねい~)」 三尋木「(せっかくだからこの三尋木プロがひと夏の思い出をプレゼントしてあげちゃうよ~)」ニヤニヤ すこやん「………」ワクワク 京太郎「部長…俺の陰に隠れてください…なんとか見えない角度で演技しますから…」ヒソヒソ 久「わ、分かったわ…」ヒソヒソ 京太郎「(よし…この角度なら見えにくいはず…)」 京太郎「(けど適当にやって文句つけられたら何回もやり直しとかありそうだから、割と真剣に…)」 京太郎「(よし。やるぞ…!えっと…まず…そもそもキスってどうやって始めるんだ?…経験もないし全く分からん…)」 久「(まさか三尋木プロがこんなことを企んでいたなんて…まったく可愛い顔してやることがいやらしいわね)」 久「(それにしても…キスって…どんな感じなのかしら?ま、まあフリだし関係ないんだけど…)」 三尋木「ん~どうしたの~?早くしないとすこやんが年をとりすぎて還暦になっちゃうよ??」 すこやん「アラサーだよ!っていくらなんでも60はひどすぎるよね?!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「ふ~やっぱりあのスライダーは最高だじぇ!」 優希「時間もあるしもう一回行くじぇ~♪」 優希「ってあれ?」 優希「階段に看板がかかってるじぇ…」 優希「なになに…『本日のスライダーは終了致しました。またのお越しをお待ちしております』」 優希「そうか…部長で最後だったんだじぇ~…」 優希「まあ、仕方ないから、一旦皆のところに戻るじぇ!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(くっそー…俺たち以外になんで誰もいないんだ?!)」 京太郎「(おかしいだろ…閉館時間は5時だぞ?!まだ3時にもなってないのに…)」 久「(…須賀君何考えてるのかしら…ちょっと悩んでるような顔してるわね…)」 三尋木「(ま~ホントは仕事サボるために看板かけたんだけどねい~なんか面白そうだったから一石二鳥かなー)」 すこやん「(まだかなあ…)」ワクワク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「おーいみんなー!」 和「ふわあ…あ、優希、スライダーはどうしたんですか?部長と須賀君は?」 優希「それがかくかくしかじかで…」 和「にわかはならんよ、というわけですね」 和「なるほど、じゃあ部長たちが帰ってくるまでのんびりしましょうか」 咲「zzz…」 まこ「ぐー…がー…」 優希「二人ともぐっすり寝てるじぇ…」 和「なんか二人を見てると私も眠くなってきちゃって…」 和「優希も少し寝ませんか?」 優希「うーん…私はいいじぇ!他の場所を探検してくるじぇ!!」 和「そうですか…じゃあ…おやすみ、なさい…」 和「…zzz…」 優希「あっ…あっと言う間に寝ちゃったじぇ…」 優希「一人で探検してもたぶんつまらないじぇ……うむ…こうなったら…」 優希「私もねるじぇ!!」 優希「…zz…zz」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(う…仕方ない…やるしかないよな…まずえと…部長に近づかないと…手をつかめばばいいのか…?)」 京太郎「(それで…顔を近づけるために軽く腰を…)」グッ 久「(あっ…須賀君に手首つかまれちゃった…けっこう須賀君力あるのね…)」 久「(…反対の手で腰を…なんかこれ、無理やりせまられてるみたいだわ…)」 久「(というか…須賀君…顔近い…)」 久「(こうして見ると須賀君ってホント綺麗な顔してるわよね…)」 久「(まつ毛も長くて…適度に筋肉もあって…頼りになって…)」 久「(……って私は何を考えてるの?!相手は後輩なのよ?!しかも意味不明な状況なうえにフリだし!)」 京太郎「部長…いきますよ?」 久「う、うん…」 三尋木「ん~?」 すこやん「どうかしたんですか?三尋木プロ?」 三尋木「いや~彼女のことを部長って呼んでるからさあ~どうしたのかなって」ニヤニヤ 京太郎「(やべ!?付き合ってないってばれたか!?)」 すこやん「まあ、普通のカップルって名前で呼び合う…んだよね…うん(そんなことも分からない私って…)」グスッ 京太郎「…部長ごめんなさい。今だけ名前で呼びますね」ヒソヒソ 久「え、ちょ、ちょっといきなり…」ヒソヒソ 京太郎「久先輩…」 久「っ!」 京太郎「キス…していいですか…?」グイッ 久「(え?なになに?なんなの?なんでこんなに須賀君乗り気なの?もしかして…私とキスしたいとか…?)」 久「(いつのまにか腰にあった手が首まで移動してるし…須賀君なんか手慣れてるみたいな…)」 久「(うう…須賀君本気すぎるわよ…ドキドキしてきちゃったじゃない…)」 すこやん「…//」ドキドキ 京太郎「(よし、あと一歩でキスの『フリ』が完成するぞ…)」 京太郎「(けどちょっと雰囲気なさすぎかな…?)」 京太郎「(これじゃまた三尋木プロに突っ込まれるかも…)」 京太郎「(それに部長もなぜか緊張しちゃってるみたいだから、少しリラックスしてもらう意味もこめて…よし…)」 京太郎「久先輩…可愛いですよ…」 久「ふえっ?」 京太郎「だから…可愛いって言ってるんです」 久「ちょっと須賀君?!急にどうしたの!?」ヒソヒソ 京太郎「先輩の髪…綺麗ですね…それにとってもいい匂いがする…」 久「あ、あの…//」 京太郎「肌も綺麗で…咬み付きたくなる…」 久「ちょ…(何言ってるの須賀君?!なんでそんな恥ずかしいこと言うの?!)」カアーッ 京太郎「久先輩は…俺とキスするのいやですか…?」 久「べっ別に嫌とかじゃ…」 久「(って何言ってるの!私!ああでも嫌って答えたらだめなのよね…それに実際に嫌じゃないような…ってまた何言ってるの私!)」 京太郎「じゃあ、キスします…」 久「(~!ちょ、ちょ、ちょっと!顔、近すぎよ!!ってそりゃキスだから当たり前なんだろうけど!)」ドキドキ 久「(このまま須賀君にキスされちゃうの?え?フリはどうしたの?)」 京太郎「(部長…顔真っ赤にして…あたふたして…なんだこれ…ギャップが…可愛すぎるだろ…)」 久「(あ…ダメ!キスされちゃう…!)」チュッ 久「(ってあれ?)」 京太郎「終わりましたよ部長…」ヒソヒソ 京太郎「鼻と鼻をぶつけるだけでしたけど…(あやうく本当にキスするところだった…部長の体エロすぎるんだよな…)」ヒソヒソ 京太郎「たぶんうまくいったと思います…」ヒソヒソ 久「」 三尋木「ん~なかなかすごいちゅーだったねい、ねえ、小鍛冶プロ?」 すこやん「ええ…///最近の高校生はこんなに情熱的なキスをするんですね…//」 すこやん「いつか…私も…」ボソボソ 三尋木「ん~じゃあ私仕事に戻るから、小鍛冶プロは帰っていいよ~」 すこやん「やっと帰れるんですね。まあ…いいもの見れたので許します」 すこやん「お二人とも私のわがままに答えてくださってありがとうございました」 すこやん「じゃあ、三尋木プロ、あとは任せましたね、では」 三尋木「任せて~」 三尋木「ん~じゃあ私も仕事を終わらせて帰るとしようかねい~」 三尋木「って言っても君ら二人を滑らせるだけだけどねい~どっちが先に滑んの~?」 京太郎「あ、俺からでお願いします」 三尋木「ほい、一応説明しとくねーなんかこれはボディースライダーってやつらしくて」 三尋木「背中付けて足はスライダー側に向けて滑るらしいよ~まあ、別に言わんでも分かるよねえ」 三尋木「けっこう長いらしいから楽しんできてねい~」ドーン 京太郎「うわっ!(この人に今思いっきり押されたぞ…)」ヒューン 三尋木「さて…いつまで放心してる気だい~そこの部長さん~?」 久「…よく言いますね、けしかけたのは三尋木プロじゃないですか」 三尋木「まあ~?確かにけしかけたのは私だけど?」 三尋木「なんかその割には部長さんまんざらでもなかったような顔してたけどねい」ニヤニヤ 久「なっ」カアッ 三尋木「本当にキスしてもらえなくて残念だったかい~?」ニヤニヤ 久「っ!」 三尋木「あの男が好きならさっさととっちゃわないとだめだよ~なかなかよさそうな男だったしねい~」 久「!ええ、でも三尋木プロには関係ない話だと思います」 久「(このスライダーは結構長いから…須賀君が下に着くまでもうしばらくかかるわね…)」 久「(このプロとはあまり一緒にいたくないからすぐにでもスライダーに乗ってしまいたいけど……仕方ないわよね…)」 久「(…ていうかこのプールのトラブルが多いのってまさかこの人のせいなんじゃ…ってそれはないか)」 三尋木「あれ~なんか私とはあんまり一緒にいたくないって顔してるねい~」 久「いえ…三尋木プロの気のせいじゃないですか?」ニコッ 三尋木「ふむふむ。じゃあ望み通りにしてあげるよ~」ドンッ 久「えっ…」ヒュー ―スライダー進行中 久― 久「(三尋木プロに私はスライダーの中に…まあ結果オーライよね…)」フウ 久「(あのままあそこにいたらなんだか気が狂いそうだったわ…)」 久「(…もう、なんなのよもう!このイライラは!)」 久「(とりあえず、今はのんびりこのスライダーを降りましょう)」 久「(………なんなのよ、もう…)」 久「(ていうかまこの言うとおりになっちゃったわね…)」 久「(須賀君にも迷惑かけたわね…下に着いたら、ちゃんと謝らないとね)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「っていうかこのスライダー長いなースピードもあるし…ボリュームたっぷりで最高だぜ!」 京太郎「ホント、今日皆を誘ってよかったな…」 京太郎「(咲の新しい一面を知れたし…和に少し信用してもらえたみたいだし)」 京太郎「(優希は…あんま変わらないか。でももともと仲よかったしな)」 京太郎「(それに部長の悩みも聞けたし…あんなに完璧そうな部長でも悩みがあるって知ってびっくりだったな…)」 京太郎「…というか、さっきはとんでもないことに巻き込まれたな…」 京太郎「きっと俺なんかにせまられて…部長はいやだったんだろうな…」 京太郎「なんか落ち込んできたぞ…」ズーン 京太郎「下に着いて、部長が来たらすぐに謝ろう…」 京太郎「はあ…」 ―スライダー進行中 久― 久「だいぶ進んだわね…ってまだ半分も行ってないのね」 久「ホント何回乗ってもこのスライダーは最高だわ、水が冷たくて気持ちいいし」 久「…それにしてもなんか水の量がさっきより少ないような気がするわね…」 久「あの係員二人にはクレームつけてやるわ!絶対よ!」 ― 一方 ― 和「ふわ~ぁ…よく、寝ましたね…」 和「他の皆はまだ寝てるみたいですね…」 和「あれ?優希も寝てる…結局探検には行かなかったんですね…」 和「…」フワア 和「もうひと眠りしましょうか…」 和「(そういえば…部長と須賀君は…遅いですね…)」 和「(まあ、大丈夫ですよね。今まであの人に任せてダメだったことはありませんし…)」 まこ「…や、やめるんじゃ…それは…わしのわかめじゃ…」グーガー 和「(染谷先輩…一体どんな夢を見てるんでしょうか…)」 和「(………)」 和「zzzz」 ―スライダー最上階― 三尋木「ん~これで私の仕事は終わったねい~感謝しなよー福与アナウンサー!小鍛冶プロー!」 三尋木「それにしても…」 三尋木「さっきのあの子可愛かったな~恋する乙女ってやっぱいいよねえ~」 三尋木「というか~あんまり一緒にいたくないって顔してるとか言ったけどー」 三尋木「それは私も同じなんだよねー」 三尋木「だってあの子なんかすっごい寂しそうだったもんねい~」 三尋木「あんなのといたらこっちも精神すり減っちゃうよ~」 三尋木「だからつい無理やりスライダーに落としちゃったけど~…」 三尋木「まあ、ぶつかることはないよはずだよねえ、十分な間隔はあったし~知らんけど」 三尋木「…ってあれ?なんか…スライダーの水…止まってね?」 三尋木「……」 三尋木「いや、知らんし。」 三尋木「ん~一応直してみるかー」 三尋木「ここをこうやって…ん~?これをひねったらいいのかいー?」 バキッ 三尋木「……」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 三尋木「わ、私は知らんし。」 三尋木「ん~さっさと退散するよータイムカードは事前に盗んどいた小鍛冶プロのを入れて~」 三尋木「これであの時間に係員やってたのは小鍛冶プロだよねい~」 三尋木「よし、じゃあ帰りますか~」 ―スライダー進行中 久― 久「ちょっと…なんだか水が凄い減ってきてる気がするんだけど…」 久「どういうことなの!?まさか三尋木プロの仕業とか?」 久「(んーまあいくらあの人でもそれはないか…常識はずれな人だけどさすがに犯罪まがいのことはしないはず…)」 久「(まあ高校生カップルにキスを強要したりスライダーに人を突き落としたり、犯罪スレスレな気がするけど…)」 久「(まあ、ということは…やっぱりこのプール故障が本当に多いのね…)」 久「(一回ニュースで取り上げられたんなら直しなさいよ!何考えてんの?このプールの経営者は?!)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「おい…なんだかさっきより水が減ってないか…」 京太郎「おい…まさかニュースでもやってたけど…スライダーの水が止まったとか?」 京太郎「…さっきも流れるプールの流れが止まったしな…十分ありうるぞおい…」 京太郎「このままじゃ平らな所にいったら止まっちまうぞ…」 ― 一方 ― 優希「んーーん、よく寝たじぇ…」 優希「んー…」 優希「皆まだぐっすり寝てるじぇ…」 優希「私が言うのもなんだけど、よくこんな場所で寝れるじぇ…」 優希「そう言えば京太郎と部長がいないじぇ…」 優希「スライダーはもうとっくに終わってるはずだし…二人で遊びに行ったのかもしれないじぇ…」 優希「ふわー…」 優希「なんかまた眠たくなってきたじぇ…」 和「んー…そんな約束できません…」スースー 優希「のどちゃん、寝言かい?」 優希「どんな夢見てるんだじぇ…」 優希「……寝るじぇ」 優希「…zz…zzz」 ―スライダー停止中 久― 久「ちょっと…完全に水止まったわよ…」 久「いまは下りだから、なんとか進んでるけど…さすがにスピードは落ちるわね」 久「っていうか…須賀君もどこかで止まってたりするのかしら?」 久「…何考えてるの?須賀君が別にどこで止まってようが関係ないでしょ?」 久「ただ…私は部長として心配なだけで…」 久「…」 ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「おい…完全に平らなとこにきちまったぞ…」 京太郎「水も止まったし…やっぱりこのプール管理がずさんなんだな…」 京太郎「でも、俺がまだ下に着いてないから、まだ部長は外にいるはず…」 京太郎「だから部長がきっとなんとかしてくれるよな。それまで自分で進まないと…」 京太郎「全然進まねえ…ていうかこれ停止してるよな…?」 京太郎「マジかよ…一体いつになったら復旧するんだ?」 ― 一方 ― 咲「うーん…よく寝たなあ…」 咲「まだ少し眠いや…」フワー 咲「しばらくプールに入ってなかったから、すっかり体が乾いちゃったよ…」 咲「ん…そういえば京ちゃんと部長はどこに行ったんだろ?」 咲「あ…思いだした…あのスライダーで私怖くなって…」ブルブル 咲「まだあの二人スライダーにいるのかな…?」 優希「むーやめてくれ…タコスをいじめるのはやめてほしいじぇ…」スピースピー 咲「優希ちゃん…寝言かな?タコスって…食べ物だよね?夢の中では人になってるのかな?」 咲「どんな夢なんだろ…」 咲「まあ、いっか…」 咲「もう少し寝よう…」 咲「………」 咲「……」スースー ―スライダー停止中 久― 久「…」 久「とにかく今はさっさとここを出ることね」 久「三尋木プロがきちんと対処してくれるとは思えないし…」 久「……」 久「よし、かなりの下りになったわ。滑り台の要領で一気に進めるわ!」 久「せーの」ズルッ 久「…!って須賀君?!」 久「ちょ、ちょ、ちょ、と、止まってー!」ジタバタ ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「とりあえず……のんびり進むか……」 京太郎「ん?」 「と、止まってー!!」 京太郎「え?部長の声?どうしてだ?」 京太郎「って!え?!部長?」 京太郎「(ちょ、部長がものすごい勢いでこっちに来る…ってそんなこと考えてる間に…!)」 京太郎、久「「(ぶつかる…!!!!)」」 ガンッ! ― 一方 ― まこ「んん~!よく寝たのう…しっかし、皆よく眠っとるのお…」 まこ「(まあ…午前中たっぷり遊んだけんの…それに昨日は買い物にもいったらしいからの…)」 まこ「(疲れても仕方ないかのう…)」 まこ「そういえば部長はどこにおるんじゃ?京太郎とまだスライダーいっとるんか?」 まこ「…まさか本当にトラブルに巻き込まれとったりしての…」ハハ まこ「(まあ、さすがにないじゃろ…)」 咲「んーお姉ちゃん、私のプリン食べないでよ~…ううっ…」スースー まこ「寝言か…?」 まこ「(そういえば咲は姉に会いに行くために全国目指しとるって言っとったの…)」 まこ「(…わしにとっては麻雀は生きていく上での手段じゃったが…)」 まこ「(こうして麻雀でお互い分かりあおうとする人もいるんじゃの…)」 まこ「(…頑張ってな、咲。わしも精一杯フォローする)」 まこ「それにしても…咲はどんな夢見とるんじゃ…インターハイチャンピオンのイメージが崩れるのお…」 ―スライダー内― 久「(…あれから下りを思い切り進んだ私は平らなところで停滞してた須賀君に直撃した)」 久「(どうやら、私の足が須賀君の脳天にクリーンヒットしたみたいで…)」 久「(須賀君を気絶させてしまった…いくら揺らしても起きないわ…ごめんなさい須賀君)」 久「(しかも…ぶつかったときの衝撃で腰に巻いてたパレオが…向こうに飛んで行ってしまったわ…)」 久「…」 久「い、今のこの状況を整理しましょう」 久「あ、ありのままに起こったことを…い、いま…」 久「なんて言ってる場合じゃないわ…」 久「…」 久「(わ、私の、パレオに、須賀君が思いっきり顔をうずめてる…)」 久「(足をこんなに開くなんて…恥ずかしすぎるわ…うう)」カアッ 久「(し、しかも…パレオはさっき流されちゃったから…)」 久「(ちょ、直接…って水着はあるけど…でも恥ずかしい…)」 久「(しかももともと狭いスライダーなのに思いっきりぶつかったから…ほとんど身動きがとれないわ…)」 久「(どうしよう…!)」 ― 一方 ― 三尋木「今頃あの部長さんはうまくやってるかねい~」 三尋木「そういやあのスライダー直ったかなー?」 三尋木「ま、知らんけど」 三尋木「(そう言えば看板外すのも係員の交代をお願いするのも忘れてたねえー)」 三尋木「……」 三尋木「うーん、暇だから小鍛冶プロまたいじって遊ぶかな~♪」 ピポパ 三尋木「……」 三尋木「あ、小鍛冶プロ~?今暇かい?」 すこやん「ええ…福与プロに頼まれたお仕事も終わったので今は家でのんびりしてるけど……」 三尋木「りょーかーい!んじゃ今から家に行くから待っててねい~♪」 すこやん「え?!ちょ、ちょっと三尋木プロ!?」 ツーッツーッツーッ すこやん「もう…こーこちゃんも三尋木プロも皆勝手だよね…」 すこやん「ってあの人なんで私の家知ってるの!?」 ―スライダー内― 久「(…須賀君起きないわね…起きなくていいんだけど…)」 久「(っていうか早くこの姿勢をなんとかしたいわ…だってこの姿勢…)」 久「(いやいや!言わないけどね!でも須賀君の息の熱が…下半身に…集まって…)」 久「(うう…お願いだから須賀君起きないでよ…!)」 久「……」 久「はあ…」 久「それにしても本当にまこの言う通りになちゃったわね…」 久「いつも通り冷静に対処する…か…」 久「こんな状況でできるわけないじゃない…ていうか動けないし…」ハア 久「それにしても暑くなってきたわね…ってっ??!!!」 久「(須賀君が寝がえり打とうとして…顔動かしてる…)」 久「(やだ…動かないで…お願い…)」 久「(そんなに動いたら…)」 久「ちょ…(う、動きすぎよ……なんなの!?なんなの!?これじゃまるで私須賀君に…)」 久「(…されてるみたいじゃない…)」 久「~~~~!!!」カアッ 久「(なし!今のはなしよ!あり得ない!そんなオカルトありえません!)」 京太郎「ん…」 久「(やばっ…須賀君まさか…起きた…?)」 京太郎「ぶ…ちょう…」 久「な、なにかしら?」 京太郎「俺たちが…いっしょに…います…よ…」 久「…寝言?」 久「(っていうか気絶してる時も寝言って起こりうるの?寝言って名称もおかしいかしら…)」 久「(っていうか…ほとんど私のせいで気絶させられたようなものなのに…)」 久「(私のこと…気遣ってくれてる…?なんて…)」 久「須賀君…」ドキッ 久「(えっ…?何ドキッって…)」 久「(…きっと何かの思い違い…怒気、そうねきっと怒気のことだわ)」 久「(こんな狭い場所に、こ、こんな体勢で閉じ込められたら、そりゃ怒りたくもなるわよ!)」 久「(……)」 久「(須賀君…髪の毛サラサラ…)」 久「(肌も…綺麗よね…筋肉もちょうどいい具合についてるし…)」 久「(さっきは緊張してて気がつかなかったけど…なんだか甘いかおりがするわ…何かつけてるのかしら…)」 久「(言うまでもないんだけど…須賀君ってカッコいいわね…)」 久「(いっつも皆からの扱いはひどいから…って私がそれをいっちゃだめよね)」 久「(そのせいであんまり考えてなかったけど…)」 久「(綺麗な顔してるわ…)」 久「(こんなに須賀君が気になるなんて…馬鹿みたい!って誰よ、今の)」 久「」ドキドキ 久「(なんか急に胸が苦しくなってきたわ…この狭い空間で暑いのもあるんでしょうけど…)」 久「(!また、須賀君が動いて…)」 久「(うう…あ、当たってるわ…//)」 久「(す、須賀君の顔が私の…私の…わ、…)」 久「(ううっ…//)」 久「(言えないわ!女の子の口からそんな…)」 久「(さっき何ってナニに決まってるじゃないとか言おうとしてたって?知らないわよ!そんなの!)」 久「(や…んっ…ちょ、動きすぎ…)」 久「(す、すがく…)」 京太郎「ん…」 久「(…起きちゃった?)」 京太郎「ぶちょう…」 久「っ」 久「(……むり…)」 久「(…もう…むり…)」 久「(体が暑くなって…頭がぽーっとして…下半身に凄い熱が集まって…)」 久「(須賀君がそこを刺激して…)」 久「(きっと…今私の下の水着、凄いことになってるわ…は、恥ずかしくて言えないけど…)」カアッ 久「(仕方ない、わよね?)」 久「(こんな状況想定外なのよ…)」 久「(ごめん須賀君、少し…だけ…)」 ギュッ ― 一方 ― ピンポーン! すこやん「はーい!今開けるからちょっと」 ガチャ 三尋木「おう~小鍛冶プロー来たよ~」 すこやん「え?!なんで今開いたの!?鍵しまってたよね?!」 三尋木「もう~また小鍛冶・アラフォー・プロは細かいんだから~」 すこやん「いやいや限度があるよね?!っていうか何その変なミドルネームは!?」 三尋木「いや~小鍛冶プロにも二つ名がほしいと思ってねい~今いろんなところでこの名前広めてるんだよ~?」 すこやん「金輪際やめて!それにアラサーだよ!!って何度言わせるの??」ハアハア 三尋木「もう~そんなに怒ったら疲れちゃうぜ~すこやん~?」 三尋木「分かったよーこれからは小鍛冶・アラサー・プロで広めとくからさあ~」 すこやん「それもなんかやだ!ていうかその名前にするメリットはあるの?!」 三尋木「ふ~やっと落ち着いたかい~小鍛冶プロ~?」 すこやん「まったく…ホントに誰のせいだと思ってるか分かってるの…」ブツブツ すこやん「みんなして私をいじめるんだから…」ブツブツ 三尋木「いや~ごめんごめん。機嫌なおしてよ~すこやん~」 すこやん「…すこやんでも小鍛冶プロでもいいけど、呼び方統一してくれないかな?」 すこやん「なんか変な違和感があるから…」 三尋木「ん~じゃあすこやんで~これでいいかい?」 すこやん「まあ、いいよ…」 すこやん「あ、遅くなりましたけど、バイトお疲れさまです。わざわざ代わっていただいて、ありがとうございいました」 三尋木「お~い?私とすこやんの仲だろ~?気にすんなって!バイト代は全部もらっとくからさ!」 すこやん「なんですか、私たちの仲って…ってがめつい!?お金もちなのになんでそんなにがめついの?! ―スライダー内― 久「(とりあえず…須賀君の首に手をまわして抱きついてしまったわ……)」 久「(そんなつもりはなかったのよ…)」 久「(…でも温かい…)」 久「(実際はすごく暑いわ、この狭い空間で水が止まっちゃったから…)」 久「(でも須賀君に抱きついてると…なんか…ポカポカする…)」 久「(……)」 久「(今気がついたんだけど…)」 久「(須賀君に抱きつくためには体勢からして首に抱きつくしかなかったんだけど…)」 久「(これって…須賀君の顔を自分で押しつけてることになるわよね…)」カアッ 久「(わ、私ただの変態じゃない!)」 久「(い、いやでも須賀君が寝がえりを打たないように自制できるから、さっきより安定するわよね…)」 久「(…)」 久「(あんまり考えたくなかったんだけど…)」 久「(水着がべとべとして気持悪いわ…)」 久「(でもそれ以上に…)」 久「(刺激が足りないって思ってるなんて…)」 久「(私、ついに痴女になり下がったのかしら…うう…)」 久「(私彼氏なんていたことなし、自分でしたこともないけど、知識ではさすがに知ってるわ…)」 久「(…体が疼いて…)」 久「(須賀君のことを考えるだけで胸がドキドキして…)」 久「(その度に須賀君の顔を自分に押しつけたくなる…)」 久「(う…//ホントにどうしちゃったの私…)」カアーッ 久「(……)」 久「(……一回だけ)」 ― 小鍛冶家 ― 三尋木「いや~でもカップルのちゅーはあつかったねえい~」 すこやん「そ、そうですね…//多少強引でしたが、いいものが見れたかな」 三尋木「でしょ~私はもっと褒められてもいいと思うぜ~?」ニヤニヤ すこやん「三尋木プロってホントこーこちゃんかって思う時あるよ…」 三尋木「ん~?それってどういう意味だい~?」ニヤニヤ すこやん「まさにそういうとこだよ…」ハア 三尋木「あはは~ね~それよりさー聞いてくれよーすこやんー」 すこやん「どうしたんですか?」 三尋木「実はさ~あのあと、すこやんとバイト代わったあとなんだけど~」 すこやん「そのあとどうしたんですか?」 三尋木「いや~なんかスライダーの水が止まっちゃってさあー」 すこやん「ああ…そういえばあのプール頻繁にトラブルが起こるって有名らしいですね…」 三尋木「へ~まあ知らんけど。それで大変だったんだよ~」 すこやん「それで、どう対処したんですか?」 三尋木「へ?」 すこやん「だから、壊れたんでしょ?どう対処したの?」 三尋木「ん~とりあえず水を流すためにそこらへんのポンプ適当にいじったよ~」 すこやん「適当って…それで直ったの?」 三尋木「実はそこなんだよねいーなんか知らんけど、ポンプが壊れちゃってね~」 すこやん「…え?(何か嫌な予感が…)」 すこやん「えっと…じゃあ責任者の人とか呼んで直してもらったとか…ですか?」 三尋木「んー」 すこやん「え?」 三尋木「いや、知らんけど」 すこやん「はい?」 三尋木「んーまだ分かんねー」 すこやん「ちょっと…真面目に…」 三尋木「いや、知らんし。」 すこやん「いい加減に…」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 すこやん「…三尋木プロ?」ゴゴゴゴゴゴ 三尋木「あはは~ごめんごめん。まあ最後の二人だったから、たぶん大丈夫だってー」 すこやん「…ならいいですけど…でもたぶんそれあとでばれて三尋木プロのお給料カットですよ?」 三尋木「んーたぶんそれは大丈夫だぜい~」 すこやん「?どうしてですか?」 三尋木「だってすこやんのタイムカードで帰ったし~?」 すこやん「え?」 すこやん「聞き間違いだと思うのでもう一回聞きますけど…」 すこやん「…タイムカードがなんですか?」 三尋木「だから~すこやんのタイムカード借りたんだよ~」 すこやん「」 すこやん「」 三尋木「?」 三尋木「おーい?」 三尋木「小鍛冶プロー?」 三尋木「…」 三尋木「アラフォープロ」ボソッ すこやん「アラサーだよ!って」 すこやん「何してくれてるの??!!」 すこやん「は、早く連絡しないと…」 三尋木「おいおい~そんなにお給料がほしいのかい~」 すこやん「」イラッ 三尋木「じょ、冗談だってばーあはは…」 すこやん「はい、もしもし…先ほど福与さんの代理でバイトに入った小鍛冶ですが…はい」 すこやん「実は…はい…はい。本当に申し訳ありませんでした!」 すこやん「…ふう」 すこやん「さて…これでたぶん大丈夫だね…水も流れるようになるはずだよね…」 三尋木「お、おー!さすが小鍛冶プロ~!手際いいねえ~あ、あはは…」 すこやん「…三尋木プロ?これから暇ですか?ちょっと一局打ちませんか?」ゴゴゴゴ 三尋木「おや~私だっていつまでも負けてないよお~?」 三尋木「いいぜーやってやろうじゃないかー」ゴゴゴゴ ―スライダー内― 久「(…一回だけ…)」 久「(一回だけ…)」 久「(いっか…って何言ってるの私!)」 久「(何!?この暑さでついに頭がやられたの?!)」 久「もう!しっかりしなさいよ!私!」グッ 久「…てあれ?」 ザーーーーー 久「あ…水が…」 久「…あ、あら?」 ―帰り 長野駅― 優希「今日は楽しかったじぇー!」 京太郎「おう!途中からの記憶がまったくないんだが…でもすげえ楽しかった!」 和「そうですね、とても楽しかったです。途中からほとんど寝てたきもしますけど…」 和「(須賀君とも仲良くなれましたし…いい一日でした)」 咲「そうだね…スライダーは怖かったけど、楽しかったよ!」 咲「(それに京ちゃんに水着褒めてもらえただけで…私には十分だよ…//)」 久「(何かしらこの脱力感…熱していた鉄が一気に冷えたみたいな…)」 久「(もう一回って何よ!…ああ恥ずかしい…)」 まこ「部長?どうしたんじゃ?」 久「ん、い、いや、なんでもないわよ」 久「(まあ、それでも…今日は楽しかったわね…頼りになる人も見つけたしね)」 久「(…また、須賀君に頼っても…いいわよね)」 久「須賀君、今日は皆のために企画を立ててくれてありがとうね!」 咲「本当にありがとうね、京ちゃん。これからもよろしくね」 和「須賀君、今日はありがとうございました。須賀君の想いに報いるために、頑張りますね」 優希「京太郎ー!今日は楽しかったじょー!一応礼を言っておくじぇありがとうなー! まこ「今日一日でだいぶリラックスできたのう。京太郎、ありがとうな」 京太郎「…みんなが喜んでくれて、俺嬉しいです!」 京太郎「全国に行ってもまた皆の役に立てるように頑張ります!」 京太郎「皆で全国優勝目指して頑張りましょう!」 久「ふふ…じゃあさっそく景気づけに今からご飯食べに行きましょうか」 久「もちろん、須賀君のおごりでね」ニコッ 京太郎「そ、そんな~勘弁してくださいよ~部長…」 ―完―
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5696.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 02 35 08.59 ID pMZkOtLJo [2/3] \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ | 必 お ま | 、 "" i ノ \\ |. 然 っ. : | \ r‐ ― ァ U 八i' // | な か : |..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i / | ん け ま |" \ /  ̄ ! i < や .は あ .|i /‐'iハ | .;' | け |ハ__,/》《∧_}\. |/ | ど |,/ /|| |ト、! \ | な |_/ .|| || i } \________/ /ハ! ,/ i { / .! i/ |\ } \ / / 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(54) <雀力> F(14) <歌唱力> F(13) <演技力> D(30) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllll歌唱力|lllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 98 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 34 43.30 ID 6hvUCspUo [2/4] いかん、スレが殺伐としてきた…… ここは、ぽんこつで清めるしかない……!! ということで 【第一回 ぽんこつ会議】 照「ということで、みんなに集まってもらった」キリッ 咲「ふぇ?」 和「あの、これはどういうことなんでしょうか?」 菫「……」 照「さっきも説明した通り、私達は不名誉にもぽんこつの烙印を押されている」 咲「ぽんこつ?」 和「そんなオカルトありえません!!」バンッ 菫「そうだ! 私のどこがポンコツなんだ!?」クワッ 照「……」 咲「え、それは……」 和「……」メソラシ ---、...--<¨\-...、 / -- --\ \ \ // \ \ \ /´ \ .. / | | \ _| . l\__ | | 、l _ _ Ⅵ | . l_/ _l イ|\ | \ 〉| | . 八 ´ l八|  ̄ =苧芹| | え? |`¨Τ=苧芹 V_ノ | | | | . V_ノ l /| | | ∧ ' イ | |. 八/i .、 rっ /| | | | 个 .... /| | | | | | Τ ∨| | | | l | /У り l―┴ 、 | | 斗{/-、 , -/| | /-、 ┌‐  ̄ |´ ̄ ̄/ | |--// ∧ \ | / . /// | { `ト \ l / . -=/ /´ / { ノ |二ニ=- { -=ニ二/ { / \ / /\二二ニ、∠二ニ= i | | } / / >‐〈ニニ/ニニ\ | ∧ | \__/ /. ∨ { /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨| l「 ̄ ̄ ̄ `く ∨--/二ニ/ } `¨¨¨¨¨ /{ニニニニニニニ | } 厶=イ 〉 / |_ ┬―‐┬v' /__} { / `¨| |¨′ 照「(どうしよう、気づいてない)」ヒソヒソ 和「(それとなく教えてあげるというのはどうでしょう?)」ヒソヒソ 咲「(で、でも……!)」ヒソヒソ 菫「おーい」 107 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/05(木) 23 43 58.38 ID 6hvUCspUo [3/4] 照「ということで、脱ぽんこつを目指して頑張ろうと思う」 咲「う、うん!」 和「何を持ってぽんこつなのかはわかりませんけど」 菫「いや、だから私はぽんこつじゃ……」 照「それじゃあ、進行役を呼ぼう」パンパン 菫「頼む、聞いてくれ……」 はやり「はぁーい! 呼ばれて飛び出て、はやりだよっ☆」キャピキャピッ 咲「(こっち側じゃないんだ)」 照「(こっち側だと思ってた)」 和「(どう見てもこっち側ですよね)」 菫「なぜ、瑞原プロが……?」 はやり「まぁまぁ、細かいことは気にしない♪ 早く始めちゃおうよ!」 照「そうだった。私達はぽんこつを脱却しないといけない」キリッ 咲「頑張らなきゃ!」 和「(もっとまともな人はいなかったんでしょうか)」ウーン 菫「私はしっかりしている。しっかり者なんだ……」ブツブツブツ はやり「はいはい! それじゃあ、最初のお題はこれだよ!」 安価↓3 1 京ちゃんのいいところ 2 好きなモノ 3 苦手なこと 4 自由安価 ※内容によっては安価↓ 118 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 23 59 06.52 ID 6hvUCspUo [4/4] はやり「はい、これっ!」デケデンッ! 【ファン度自慢】 はやり「ファン度自慢だって☆」 咲「ファン度自慢?」カキカキ 和「一体なんのファン度でしょう?」カキカキ はやり「そこらへんも踏まえて考えてみてね」フフフ 照「……」カキカキカキカキカキカキ 菫「う、うーん」カキカキ ピンポンパンポーン はやり「はい、時間だよっ! 一斉にカードをオープン!」 咲「えっと」 <雑誌を三冊ずつ買った> 和「こんなものでしょうか?」 <実は声を録音して目覚ましにしている> 照「このくらい当然」 <おはようからおやすみまで見守っている> 菫「まぁ、こんなものか」 <出ているCD全てを揃えている> はやり「……えぇ?」ドンビキ 咲「ちょっとお姉ちゃん!? それどういうこと!?」 照「当然でしょ」ドヤッ 咲「それに和ちゃんも!」 和「特注です」フフフッ カチッ 時計「オハヨウノドカ! キョウモカワイイナ!」キョウタロウボイス 和「ふふふっ」ニッコリ 咲「私も欲しいよっ!!!」 照「是非作り方を……」 菫「みんな、須賀君の事を書いているのか……」 はやり「この空気の読めなさ具合が、ぽんこつの所以だね!」 菫「」 はやり「今回のお題、優勝者はこの方ですっ!!」キャピン! 安価↓1~3 で一番コンマが大きい人 1 咲 2 照 3 和 4 菫 131 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 11 16.47 ID h7KEr7qZo [1/2] はやり「弘世菫ちゃんでーす!」 菫「や、やった!!」 はやり「おめでとうございまーす」パチパチ 菫「どうだ!? 私はぽんこつじゃないんだ!」 はやり「ということで、優勝者の弘世さんは一抜けですね☆」 菫「え?」 はやり「ここはぽんこつだけの会議ですから」 菫「そ、そうだな。うん、もうここに用は無いか……」 咲「イヤー、ザンネンダナァー」 照「ユウショウデキルトオモッタノニー」 和「ツギガアリマスヨ、ツギガー」 菫「……」 菫「ハメられた!?」ガビーン ※ 祝 菫さんポンコーズ卒業です はやり「これから新ぽんこつが出現する度に、増えてくるからね!」 照「最後まで残ったものが……ぽんこつおぶぽんこつくいーん」 咲「ほのぼのスレにおいて、最も優遇されるPOPQ!」 和「ある意味、シリアスのヒロインを取れない人にとっては……こちらが本命!!」キラーン はやり「それじゃあ、次回のぽんこつ会議もお楽しみねっ☆」 菫「な、なぜだ……なぜ私がこんな目に」ガクッ さて、次回はどんな新メンバーが現れるのか? そして最後にPOPQに輝くのは一体……!? .i. . . {. . !. . . .} .}! . .i} . . }i . . .', .ハ.!.; . . {. . i i . . .}! }i . .}i リ .}i . . . ,ハ{. . . .{.,i;;;;!};;;;;;;;}!;;} !;;_}ェz-チ} . . . i ハ.i.}. ',. ヽ乍示勿 ゞ=゙'チ. . . . .i}从 (ん? ということはシリアスヒロインの座は私が……).ヾ!',.',. ヾー ´ i . i . i;;;i゙ }.i. ;ヾ; .ゝヽ 丶 ハ;;i尤リ! i .}.ヾ,,ヽヾ、 ‐ - イ . ! .ii}i. i } . l . . . }> .. _. . '. {. . . i .i} ! ! i . !i'´`ヾー 、 . , '. ./、 . . . i.! !. { .i . { .. i≡ヾ .iノメ.ヾ、 i.i i,メi i ! i. .ゝ i./ . ヽ,冫i i//i .!/ヽ、 !ヾ、 ゝ、. }ゝ .i ノリ从ゝ、//i !///ヽ、! ヾ、 〈 .iノ. }. i }/////i//ヽ 竜華「ん? 何か言った?」 煌「すばらっ!」 淡「……」 菫「……急に敵のハードルが上がった気がする」 菫さんの戦いはこれからだっ!! カンッ! 143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 00 38 31.64 ID h7KEr7qZo [2/2] 【おまけ】 【白糸台 正門前】 京太郎「ふわぁぁ」 菫「こら!」 京太郎「ほへっ!?」ビクッ 菫「こんな場所で大口を開けてあくびとは、関心しないな」フフッ 京太郎「す、菫さん?」 菫「君はもうアイドルなんだ。少しは周りの目を気にした方がいい」ツンッ 京太郎「うっ」ドキッ 菫「私はこっちだ。ちゃんと遅れないように教室に行くんだぞ?」 京太郎「は、はい……」ポーッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ ー /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「また放課後に……な」ニコッ 京太郎「~~~っ!?」ドキドキ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「一体なんなんだ……今日の菫さん」 なんだかいつもより大人っぽくて…… 京太郎「綺麗だったな……」ポーッ ぽんこつレイプ! クール美女と化した菫!! カンッ! 170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 28 43.54 ID TrGzLH8zo [1/15] 遅くなってすいません まぁ、雑談に関してはスレに関係ある内容なら何も言わんお 変な内容があってもスルーでオナシャス! マホちゃんがなんでもしますから! 【今日の内容】 アイドル活動 祝 soulcatcher(s) 1巻発売! サイン会していいんかい?(サイン会だけに) 祝 soulcatcher(s) 一巻買えた 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!! ~~~~~ 和「京太郎君、大丈夫ですか……?」 京太郎「優希は味方だ! 絶対に!! 味方にしなきゃいけねェ奴だ!」 咲「!!」 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる!!」ガチガチガチガチッ 煌「須賀君……明日はサイン会ですよ」 京太郎「!!」キッ / , / / / / | | . . . / / / ' | | | | i| | . イ ' /| /| l | | | | l| | |// / | | { ' . | | } | l| | { ' 〃 | | | | ト, /| /| /| ' ∧|/ / .' , ' Ⅵ |_'. | | | | l | ' }/ }/ / .イ `\{/ / / / / { | Ⅵ≧!、,| | 、 | _/ム斗七 / . / }' ' ,イ / | { 从 | イ { しメ∧ l Ⅵ イ { し刈 `ヽ' ' }/' / /イ Ⅵ . Ⅵ Vzり \ 、 } / Vzり }/ // | 从 | \ ∨/ , / _∨∧ . ` \ , _ノ> 、_ , <//////{/{{`∧ 、 / }}//////> 、´//////////// l| ,∧ _ ∧ ||///////////>/////////////从 { 、 _ ィ -vノ ' } /'//////////////////////////{/∧ l\ ー=≦__ , ´ /' / イ∧//////////////////////////|//∧ . \ / / /'////}///////////// 京太郎「悪ぃな、明日のサイン会……荒れるぜ!!」 はっじまるよー! 178 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 35 15.02 ID TrGzLH8zo [2/15] 【某日 朝 京太郎のアパート】 京太郎「う~ん……」ムニャムニャ ピピピッ (こ)ロ个ロ(こ) ⌒~´`'7,... _ /7´ ̄ ̄ ヾヽ , -‐ ゝ-‐_ ニ-‐-'| || |_ .| | <テルサンオハヨウ! キョウモカワイイデス! l ̄ ̄ ̄ ! ,!. || | | |ニニニニニ|_ -‐ ' " ヾ、____,〃  ̄ ̄ ̄ ’ ’ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _. . ----- . ._ ドゥフフ __ ryーv‐ー.,. ´ ` .、 . 、_r-r-vー┐....ryーv‐ . /´ ̄ \ ¨¨¨ 、..゙、_r-r-vー┐.....f , -‐.,. ´ \ -- 、 〈 . f , , -- | 、 、 \ -- 、 〈. } i|... / ヽ 、. |!; }'..} ゙/イ , | |、 \ \ \ \.... |!; }'...゙{ l|... ' , '. \...|l {、 l| . / / { ∧ \ \ ヽ |゙'" |l {、 f l|......| | | ヽl )f...../ / / 从 { 、\_ \ | ト、 、 . |l ). 〉 i| - | | | 、 .、 / イ / , { \ ∧ ´ \ | } /l } |`\..゙ ....{ l|......| { | },、 l  ̄ `..゙〉.. l|....Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ ,.... |l 〉 ン~,ウ~ン…….゙〈 ;l! | | | | / { .| | .|. |! {..〈 ;l / イ/ ∧ ィ= ` /' , / /.... |! {...._ l!.....| l .| | |_ノ 从 j. |! ´.._ l! ,./ イ从{ 、 u | ハ}. |! ´...゙i ;i|.....| , , | | | | | ' l! 〉..i ;i|. 叭 _ .._ ., 从{.... l! 〉.....}/ . | | | | | | | . --\{......}/ー-====..゙\´ ./ |\. --\{_└ー^...| , / , |ィ} ,..=ー^ー┘ . ー^ー--'''~`ー-ー..` r ´ ! 、.ー^ー┘. | { / / | .| , / / .. / | ∨、. | /| , { / // イ_ _ _ .} , | .〉 \. |' , / | | ̄ / イ ヽ / .\/ 〉 / \_. \ {/、 .从 / , < ∧ ./ ,イ ☆ > 、. / }/{ \{. ,. -──────- 、_...★.... ,. -───- 、_.. ★ } ____ __ ,. - - ‐ ''''' " ̄ ̄ >--" ̄ ゙ '''ー  ̄ ̄` 丶 、 ̄ ̄ ー‐ ''' " ̄ \__ 京太郎「はっ!?」 チュンチュン ピヨピヨー ミキリツ……ムヒョー! シゴテシクダサイ 京太郎「夢、か……?」 ガラガラ 煌「おはようございます、京太郎君。朝ごはんできてますよ?」ニッコリ 京太郎「……はいっ!!」パァッ 184 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 47 04.47 ID TrGzLH8zo [3/15] 【白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 教師K「はい、それじゃあ授業は終わり。各自寄り道せずに帰りなさい」テクテク ザワザワ ガヤガヤ モブ子I「ねぇ須賀君、放課後暇? 一緒に遊びに行こうよ!」キャハ 嫁助「(無駄だぞモブ子I)」 京太郎「ごめん、今日はレッスンあるからさ。事務所行かないと」アハハ 嫁助「(須賀の心完全に閉じてっから)」 淡「タロー……」バキッ 嫁助「(それ見て大星が傷ついてるし)」グッ 京太郎「お前さっきから何言ってるんだ?」 嫁助「言ってねェス、言ってねェス」 京太郎「??」 淡「今日は麻雀部来ないの?」 京太郎「ん? ああ、もうすぐサイン会があるからそれの準備だな」 淡「……そうだったね」 京太郎「やるのは日曜日だから、お前も来いよ」 淡「もうサイン持ってるし」 京太郎「別に二枚あってもいいだろ? それに、あのサイン字汚いから書き直したいんだけど」 淡「ダメ!!!」クワッ 京太郎「え?」 淡「……いいの。私はあれがいい」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ?」キョトン 安価↓3 1 今日は事務所に行く 2 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 200 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 21 57 40.73 ID TrGzLH8zo [4/15] 【芸能事務所 アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございます!」 竜華「おはよう京太郎君」 京太郎「あれ、竜華さん早いですね」 竜華「サイン会が近いんや、ボヤボヤしてる暇はないで!」 京太郎「そうですね! 頑張りましょう!」 社長「頼むよ須賀君。ファンに直接会う第一印象というのは、かなり大事だからね」 京太郎「はいっ!!」 メラメラメラメラ 煌「燃えていますね、すばらっ!」 久「あー、忙しい忙しい」カタカタカタカタ 煌「でも、事務仕事かなり早いんですね」 久「これでも会長だったからねー当然よ」フフッ 京太郎「(凄い、なんだか本当に……みんなに支えられてアイドルに導かれているみたいだ!)」 竜華「さぁ、今日のスケジュールはこれや!」 京太郎「!!」 安価↓3 A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) グラビアの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 210 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 06 51.37 ID TrGzLH8zo [5/15] 竜華「ビシバシ、レッスンや!」 京太郎「はい! 頑張ります!」 竜華「サイン会前やからって緊張はせんでもええよ。普段通りや」 京太郎「そ、そうですね!」 煌「今日の京太郎君は、なんだか硬くなっているようですね」 久「硬くなってる……//」カァッ 煌「?」 社長「事務員はスケベなことしか考えないのか?(偏見)」 竜華「そんでな、今日のメニューはこれなんやけど」 京太郎「あ、はい!」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 5 はやりんスペシャル☆ 220 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 15 15.46 ID TrGzLH8zo [6/15] 竜華「今日はトレーナーの先生がおるんや!」 京太郎「トレーナー? ということは……」 ガチャッ はやり「お待たせ! はやりんだよっ☆」 京太郎「瑞原プロ!」 はやり「もう、はやり先生って呼んでよ!」 京太郎「すいません、はやり先生」ペコリ はやり「うん! いい子いい子♪」ナデナデ 京太郎「こ、子供扱いしないでくださいよ!」テレテレ はやり「ふふっ、可愛いねー」ニコッ 竜華「……うちはプロデューサー、うちはプロデューサー……」ブツブツブツ 煌「?」 久「こういうのを気にしないあたり、貴女も相当な聖人ね」 煌「ほへ?」 はやり「ということではやりんスペシャルいっちゃおうか?」 京太郎「はやりんスペシャル!?」 はやり「うふふ、じゃあ行っくよ~☆」 京太郎「!?!?」 シュババババッ!! 竜華「こ、これは!?」 煌「!!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 弾道が114514上昇 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 234 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 22 18.54 ID TrGzLH8zo [7/15] はやり「はい、完成っ!!」 京太郎「す、すげぇ!!」デデーン / イ/ / / /! / j .7 ', i、 /.∠/ 7 77 7| / i 7 ', .i ', // / , i .ヽi.7'i! / ! .7 ∨ .i ', 〃 / ン' ,.! .7! i心! 7 | .i ∨ ..| ', j / ン´7 y'/i i`'弋z| .7 _! .i====='', .|--ヘ イ / 7 /〃.i ! , '.i .i . i i,七士ニ__,', .7 ヘ /イ 7 / ,イi', i / ヤ i ヤ.彳 ヒ艾心 i ..7フT ヽ 彳´ 7 / イ≠ / ヤi', ヘ| `゙''ゝー--Ⅶ.7 7 、 j / 彳 ヽ ヾ i 7 7/∧ ※ 京ちゃんです |.7 ',ヽ 、 . 7,' //// ヘ レ ', _ . 7,' /// ハ ヾ、_ . 〃 〃´ ヘ \ . 彳 , ハ ヽ .. ;イ ', ... , < ', ... _ , -‐ ' ´ ` ─── ¨¨ヘ ヘ 竜華「い、今何が起こったんや!?」ビクビク 煌「超スピード!?」ガタガタ 久「私が遅い? 私がスロゥリィ?」ガタガタ 社長「私が説明しよう」ズイッ 竜華「見えたんかおじさん!?」 社長「今瑞原プロは一瞬にして須賀君の喉、丹田を入念(意味深)にほぐし、乱れているメイクを整えたんだ」 竜華「そ、そないなことできるわけ……!」 はやり「ふふっ、アイドルたるもの、一瞬で身だしなみを直せなきゃね☆」 京太郎「す、すげぇ!!」 はやり「じゃあ、続けて細かいところの修正もしようか?」 京太郎「お願いします!!」ペコリ はやり「はやり~んスペシャル!!」カッ 一同「「「!?!?!」」」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 何も無し 30~89 成功 雀力以外+1 90~99 大成功! 雀力以外+2 250 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 30 09.35 ID TrGzLH8zo [8/15] はやり「ふぅ~」アセアセ 京太郎「す、凄い!」ツヤツヤ 竜華「京太郎君の顔がまるでゆでたまごみたいみたいや!」 煌「ツルッツルですよ! すばらっ!!」 京太郎「お、おぉぉぉお!!」 _, ...... / . イ .ヘ >'" >'" . イ / i ヘ ヘ >'" __ _ ,..... >'" -‐' ./ ./ // .j i 7', ヘ , イ__, -- フ , ... -‐ 7 _i / / / / .// ≠7 i i',',\\ / ィ'´ i ', ン , y / //=、// ≠' / 7 ! i | `ヽ、 '´ i /// // .ン〃弋Zフ¬ ハ / .7', .! .i.! フイ7 //≠ 〃.//  ̄ ///ij ヘ/7 7 ハ.i リ >-イ ;; ; 7 .// i ! イ 〃 イ ヘ 7 .ヾ >'"´‐ / ; イ≠ /i | 〃 レ' , , イ7 ; イ´ ./イ´≧---'-、ヾ ヽ _, -‐ jイ i,'イ´ 彳 ,、/ >-、>、 i > . / / >、\ ヾ / > _/ ./ \\ ./ヘ_ . イ \\ヽ .',>.、 , -‐'" \\ ヘ > 、/ \\ヘ > 、 \\ \ ヘ ヘ ヘ 久「やっぱり似合うわねぇ、こういう格好」ウンウン 京太郎「か、かつらが重いですけど……」 煌「歌舞伎役者みたいでカッコイイかな!」 はやり「うん、やっぱり男前だね!」 京太郎「はっ!? もしかすると……んあー!」キュピーン 社長「声の張りもよくなっている!!?」 久「凄い!!」 竜華「じゃ、じゃあ歌唱力も!!」 京太郎「妖↓精↑たち↑が↓夏↑を↓刺↓激↑する! ナマ足↓魅惑の↑マーメイド↑↑!!」キィィィン 一同「「「「」」」」ブクブクブクブク 京太郎「あっ……(察し)」 雀力以外が少しだけ上昇した!! 260 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 43 19.76 ID TrGzLH8zo [9/15] 256 ナイナイナイナイ! ナイナイナイナイナイ!! あれ、キャップが沸かない……? キャプ出現は見送りだし! 華菜ちゃんの出番を増やすしかないし!! 【京太郎のアパート】 煌「いよいよサイン会ですね」 京太郎「そうですね……ふんっ」フンフン 煌「自分のファン達に、初めて会うなんて……すばらっ!」キラキラ 京太郎「ファンが居てくれればの話ですけど」グググッ 煌「きっとたくさん来ますよ。ふふっ、たーくさんっ!」 京太郎「……(優希も、くるのか)」 ~~和「ゆーきを、救えるのは須賀君だけなんです」~~ 京太郎「いや……あいつがオレがアイドルだなんて知ってるわけないんだ」 煌「京太郎君?」 京太郎「いえ、なんでもないです」 大丈夫、明日は何も起きない きっと……大丈夫 【長野 優希の部屋】 優希「……京太郎、明日。お前を連れ戻して見せるじょ」 お前は私の……大切な人なんだじぇ 優希「勝手に、ヒグッ傍を離れたら…うぇぇ…許さない、ん……グスッ」ポロポロ こうして、それぞれの思惑を胸に夜はふけていくのであった 268 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 22 54 28.83 ID TrGzLH8zo [10/15] 【サイン会当日 舞台裏】 京太郎「うわぁぁぁぁ緊張してきたぁぁぁ!!」 竜華「落ち着いて深呼吸や!」 煌「ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」 竜華「何を産む気や!?」 久「花田さんも緊張することあるのねー」 煌「きき、緊張なんてしししててて」ガタガタガタ 京太郎「お、落ち着いてください!」アセアセ 煌「で、ででででももも!?」 京太郎「俺は大丈夫ですから、ね?」ナデナデ 煌「は、はい」ホッ 竜華「(なるほど、京太郎君を落ち着かせる為にわざとやな)」メイスイリ 久「(コンディション管理はマネの仕事だけど、花田さんレベルマネが業界にどれだけいることか)」 京太郎「よし、頑張ろう」 煌「ふぃー、なんとかなりそうかな?」クスッ 京太郎「え?」 煌「いいえ、なんでもないですよ」ニコッ 竜華「そろそろ時間やで!」 京太郎「本当に並んでるんですか?」ジトッ 竜華「当たりまえやん! ほら、見てみぃ!」 京太郎「……」コソッ ガヤガヤガヤ ザワザワ 京太郎「す、すごいっ!」 久「あれが全員須賀君のファンなのよ?」クスクス 京太郎「俺のファン……」ドクンッ 久「胸を張りなさい須賀君。貴方はもう、私に使われていただけの男じゃないわ」 京太郎「部長……」 久「さぁ、開演よ!!」ニッ 京太郎「はいっ!!!」 279 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 02 27.62 ID TrGzLH8zo [11/15] 煌「皆さんお待たせしました! これからアクセル1の期待の新人、須賀京太郎君のサイン会を始めます!」 ワイワノワイノ ヤッタゼ アァ~イイッスネ アクシロヨ イキマスヨ、イクイク! 煌「それでは、須賀京太郎君の登場です!」サッ パチパチパチパチパチパチ 京太郎「ど、どうも」オズオズ ファン一同「……」ピタッ 京太郎「須賀、京太郎です」ニコッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V ファン一同「!!!」 キャァァァァ!!! カッコイィィィ!! ダイテェェェ! フゥゥゥ!! 京太郎「え?」 竜華「掴みはオッケーやな!」 久「よしっ!」 煌「それではまず、京太郎君に挨拶をもらいたいと思います」 京太郎「あ、挨拶!?」 ガンバッテー! 京太郎「はい、頑張ります」ニコッ ファッ!? クゥーン…… バタンッ ファンガタオレタゾ! ナンテハカイリョクダ!! 京太郎「???」 293 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 13 06.59 ID TrGzLH8zo [12/15] 京太郎「あーえっと、皆さん。今日は俺なんかの為に集まってくださってありがとうございます」ペコリ ダイジョウブダヨー ナガノカラキタヨー 京太郎「え? 長野ですか? 俺も長野出身なんですよっ!」パァッ アゥッ…… キャー! 京太郎「それで元々は冴えない日陰者で、目立たないような男だったんですけど……」 ソンナコトナイヨー チョーカッコイイヨー! 京太郎「あ、ありがとうございます!!」ペコリ ウゥッ!? トヨネシッカリー! 京太郎「えっと、それで俺は元々……大したことない奴だったんです」 竜華「(京太郎君……)」 京太郎「だけど、そんなオレがこうしてファンの方にサイン会を開けるのは……ある人のおかげなんです」 ザワザワ エー? ダレー? 京太郎「その人は頑張り屋で、時々怒るけど……根は誰よりも優しくて」 竜華「っ!!」 京太郎「今この場を借りて、その人にお礼を言わせてください」スッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「俺をここまで導いてくれて、ありがとうございます」 ガヤガヤ ザワザワ 京太郎「これからも俺がトップアイドルになるまで、よろしくお願いします!!」 ガヤガヤ ガンバッテー! ナレルヨキットー! ソンナスガヲオウエンシテル ケッキョクタダノファンッテワケヨ オ ウ エ ン カクテイネ!! チョウガンバッテホシイデス 竜華「な、何を言うとるんや……ヒック、あの、バカ……グスッ」ウルウル 久「自分を誇っていいのよ。貴女は須賀君の……恩人なんだから」 309 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 30 31.43 ID TrGzLH8zo [13/15] 【なんやかんやでサイン 握手会スタート】 京太郎「応援ありがとうございます」カキカキ 鯖缶好きな女の子「中々見所ある男なわけよ」ニギニギ 京太郎「中学生かな? ありがとう」ニコッ 計算されてミニスカの女の子「超応援してます! B級映画に出たら絶対見ますから!」キラキラ 京太郎「……具合悪いんですか?」 ぼーっとしてる女の子「ううん、大丈夫。ちょっと記憶してるだけだから」ミョンミョン 京太郎「こ、個性的な右手ですね(声が和に似てる……)」ヒクヒク むちむちボディの鮭弁好きの女の子「関係ねぇよ!! カァンケイねェェんだよォォォオ!!」ニギニギニギ 京太郎「し、白い!」 白もやし男「あァ? てめェ、喧嘩売ってんのかァ? あ、あっくんへってください」ニギニギ 京太郎「これからもよろしくお願いします」パキィィィン! 幸薄そうなウニ頭「おぉぉ! ついに俺の右手にも運が向いてきたぁぁ!!」ヤッタゼ! 白いシスター「いいからご飯食べに行くんだよ! お腹空いたんだよっ!!」ガブリッ 竜華「京太郎くんのファンは個性的やなぁ」コソコソ 久「個性的ってレベルじゃない気もするけど」コソコソ 煌「でも、中には見知った顔もいるようですよ?」ヒソヒソ 咲「京ちゃん!!」 京太郎「咲、来てたのか!?」 咲「うん、サイン欲しくて」エヘヘ 京太郎「バカだな、言えばすぐにやるのに」カキカキ 咲「えへへ、じゃあ握手!」ギュッ 京太郎「おう、これからもよろしくな!」 咲「うん!」パァッ 照「お待たせ」デデドン 京太郎「うん、分かってましたよ」カキカキ 照「テルテル愛してる(照だけに)って書いて欲しい」テレテレ 京太郎「あ、はい」 サイン「テルテル愛してる(照だけに)」ババーン 照「家宝化不可避」パァァァッ 329 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 45 01.92 ID TrGzLH8zo [14/15] 京太郎「お、大きいんですね……」ビックリ 豊音「うぅっ、恥ずかしいよー」テレッ -‐=====‐- /二二二二二二二\ __ /二二二二二二二二二\ / } /二二二二二二二二二二二∨ {_ /二二二二>''"´ ̄ ____,,.斗<二ニ=‐┐ /二>'''"´ ,.. -=ニ二二二二二二二二二>''"´ |/ ,,... -=ニ二>''" {\\ ∨二>'". 斗<二二| l |_,ノ ' \ . _\∨ |´ <二二| | |从 _ \ \ \刈|∨ | ∠二二二二| |l l |_/γ心` \ i\ \| l∨ ト. --――━━┥ 八从^ 乂ツ ,\ \ \ | . | | l∧ ,,, Χ \ | . | | |⌒ .、 ~ー'^~ .. i \ } | . | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ \ / / / /| | \ \ / / / -- 、 ┴- 、___ \ \ / /´/  ̄\) /二、 ∨\∨ ∧. / /ニニ{ /二二) (__ \ |ニニ| | . / |ニニニ{ ´ ィ^'´ |{ヽ ∧ニ| | .. / |ニニ/∧ 」 |{ /ニ}ニ| | | / / lニニiニニニ二|_________|ニニニニ{ニ| | l |. / / lニニl二二二二二\二ニ∨ニ二二二二二二〉ニ | l | 京太郎「その服似合ってますよ。これからも応援よろしくお願いします」 豊音「ちょー応援するよー!」 胡桃「お、おぉおぉぉ」ブルブル 京太郎「大丈夫ですか?」ギュッツ 胡桃「は、はひっ!」ニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね」ニッコリ 胡桃「」ビリビリビリビリビリッ!! 京太郎「!?」 豊音「充電しすぎだよー!」アセアセ 短髪の女の子「(誰よあのビリビリ……見ない顔ね)」 モブ子A「お、お姉様ぁぁぁ!? なんでこんな冴えないアイドルのサイン会に!?」 煌「はて、何やら親近感の沸く人が……」ウーン 智美「ワハハー。清澄の須賀君、久しぶりだなー」 京太郎「あ、蒲原さん! 来てくれたんですね」 智美「今じゃすっかり須賀君のファンだぞー」ワhワh 京太郎「な、なんだか照れますね」ギュッ 智美「わ、ワハハ……//」マッカッカッカ 京太郎「以前は買い出しを手伝ってくれてありがとうございました」フフッ 智美「どうってことない……さ」フラフラ 340 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/06(金) 23 53 42.75 ID TrGzLH8zo [15/15] まこ「盛況のようじゃな」ニッ 京太郎「染谷先輩!!」 まこ「なんじゃ、わしが来らいかんのか?」クスクス 京太郎「そんなわけないですよ」アハハ ギュッ 京太郎「これからも、応援よろしくお願いします」ペコリ まこ「当たり前じゃ、バカタレ」 セーラ「君が須賀京太郎君やな?」 京太郎「そういう貴方は江口セーラさん」 セーラ「あれ、なんで分かったん?」パチクリ 京太郎「あはは、プロデューサーから噂は聞いてますから」ニッコリ セーラ「うっ……竜華の奴余計なこと言うとらんやろな?」 京太郎「さぁ、それはどうですかね?」クスクス < _ / ヽ フ / / ヽ / ;/ / / / / \ / / /\_ハ l ハ \ \ ∠―フ l /fァミミ l ト LLレ ! ト ヽ  ̄ / レ i 辷ソ ∨‐ァミハ / { ` / /j "" 、 (z/ソ 〉 /V j ヽ レ { _ ""´ /;イ ./ /\ ゝ \ ヽつ u -イ ∧ / rァァ―ミ..┬ T´ < レ' /// /'┘ / z彡ミ\ /〈〈 /⌒フ´ ///⌒Y ハ / \ ' / // / } i / / iヽレ イ i / ! ヘ / i _ 小< ∨ V ヘ く\/ . ノY\ .ヽ /___ノ! ヘ \!⌒´ ´ ヽ _. 〈____ノー―' l/ / / / / / セーラ「かなわんわ、ほんま……//」ドキッ 京太郎「???」 竜華「(スカート嫌いなくせに、わざわざ着てるんやな)」ニマニマ 煌「……」パシャッ!パシャッ! 久「何やってるの?」 煌「いえ、誰かに撮って欲しいと言われたような気が……」 【千里山】 | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ ごちそうさんですー \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 350 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 03 37.80 ID u/yJ2W55o [1/13] 怜「……」ツカツカ 竜華「ん、あれは……怜!?」ガビーン | ./__// } } ./ | |___} | | ./ // ` //| /´ l ./ |/| .. | | ./ /イ 〃 , ィ ../ 〃 ,ノ .| | .. .ト、/___j!__,/__/ / ../ /_,j!______ | | | .. i!〃つ。ノ.V/l|\-‐ ´ '´つ。ノ.V/l}㍉ | ハ , fヘヽ弋l(......)ツ 弋(......)lツ / , イ .. ′ | i ¨¨¨¨¨ ¨¨¨¨¨ / | い i.| .| , ゚. . . . . . . . . . . . . .゚ , | .. ..| |i |ハ | ′ . . . . . . . ' . . . . . . . ′ノ | || || | .\__j j_/ .. | || || l .∧ / , l| リ 乂 个 .. ´  ̄ ` .. 个 ゚ リ \} .ト、 >... イ ./ \ い乂 .. .| > __ <│ j ./} /} /j/ `ー―ヘ ヽ}ィニ| |ニヽ ノ}ノ/_,イノ ィ __ -=ニニニニニノ ∨ニニ=- __ 怜「……」ジーッ 京太郎「あ、あの?」 怜「……」ジジーッ 京太郎「あの、後ろが混んでいるので……」 怜「……」ジジジーッ 京太郎「(聞こえてないのかな?) じゃあ、握手しますね」ギュッ 怜「」ピシィィィィィン!! その時、怜に電流走る(トキだけに) 怜「は、はぁぁぁぁぁ!?」 駆け巡る怜の脳内物質!! βエンドルフィン! チロシン! エンケファリン! バリン! リジン! ロイシン! イソロイシン!! 京太郎「!?」 怜「……」 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 怜「……もっかい」ボソッ 京太郎「え?」 怜「もっかいや」 , -──- (⌒ i / \ ( ) / | ! \ もっかい、もっかいや!! / l / /{ | _人_ l l ヽ : __ ./. | /ハ X.u| i `Y´ | | ヽ : /整 握 / \ : / l. |レ_」上__\ l / . | | il /理 手/ /、 : / .| l.〃厂_人气ヽゞ /斗七チ} i||/券 /. / / : /. | | ゞ乂`Y´ノ .芹人气ルr j |リ/ ) _// / i | | | |. { `Y´ }ノイメイ u / \/ l | | | | /\ ー - ' ./ l / : | | | | | u ヽ / { |/l : レ∨ル ヘ| lヽ __ u _ノ |ヽ} (⌒ ヽ /!∨‐ !トL. ! ¬丁  ̄ ̄ノ イ ハ j/ ( ノ / j‐‐ 、 \ !⌒/ /⌒ レノ リ \ { i⌒ i 、ノ \__∨ __/ / : \! '⌒ヽ{⌒怜⌒} / : ̄ ̄ ̄ ̄ ⌒ー ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「」 竜華「」 363 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 11 45.23 ID u/yJ2W55o [2/13] 怜「お願いや! もっかい!」 京太郎「でも……」 怜「お、お願いや……じゃないと、ウチ……」ブルブル この時、長らく膝枕パワーを得ていなかった怜の体には反動が来ていた。 突然のパワーの補給により、体がついてきていないのである。 そして……その時は訪れた(怜だけに) 怜「がはっ!?」ブシャァァァ 京太郎「ぎゃぁぁぁぁ吐血したぁぁ!?」 竜華「あかん!! 限界や!!」 煌「こんな事もあろうかとスタッフさんを用意しています」パンパン BJ「また仕事か」 幼女「ちぇんちぇー!! 早くするのよさ!」 三 三三 /; "ゝ 三三 f; 二iュ 三三三 三 _ゞ .ニ! ,..'´ ̄`ヽノン /.; . }^( ; i . } } 三三 〈 .´ . ;.へに)二/. i ,.イ ト ヽ__ ,へ; ヾ-、ll__/. 、 f=ー'==、`ー-="⌒ヽ ←怜 . 〈 ミ/;;;iー゙ii====| .` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド' };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄| .ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll BJ「あんた、今日は運がいいぜ。依頼料は前払いでもらってるからな」 幼女「須賀君のサイン貰ったのよさ!!」ワーイ __/ / / \ /. / / / \ / / / / /}/ / \ / / / / / / / / . / / / / / / // / /| | . / / / / 7´~~//-/ // / ! ! l . ∨ l /l/ /´___/ /、,/ / ! ! l | / /|l /xァ≠=-ミ l / /__彡 へ | | | | / i 八/{ /三三 ハ| //  ̄ ̄、 \ 从 l | | |. . --./ l ′rうく三/ }/´ ____ // l | | | / / l ′ `う ⌒7三≧x // / 从 / ; / / l ′/// /三三三ハ/ / )イ ; ウチ、勝てへんかった…… / . / / ′ / てうぅ三ジ 厶イ / 勝てへんかったよ竜華…… . / . / / / { し `う゚ ´ / / { / . / / / / .| /// /イ l l .. / | / / / .| / .、 乂_) / l l . / l/ l / |l ∧ .、 U / l l l l .. / l/ 八{ ∧ | \ / l l l |\{\{.. /----=ニ二. \从 l≧=--------‐┬=≦>-/ l l l | ニ=- 二/ /二二二二二ニ===ニ二ニ==\/ / / l l |)ノ \/ニ/ /二二二二二二二ニ二二二二′ / / l l / / ̄| lニ/ /二二二二二二ニニニ二/ / / / l l / / . | 京太郎「一体なんだったんだ……?」 竜華「あのバカ……」マッカッカッカ 久「中止にならなくてよかったわ」 376 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 30 49.60 ID u/yJ2W55o [3/13] 洋榎「お、おぉぉぉ!? ホンマもんの須賀京太郎や!!」バーン 京太郎「ど、どうも……(姫松の人だっけ?)」 洋榎「やっぱホンマもんはちゃうな。これからも応援したるで!」ニギニギ 京太郎「ありがとうございます。今サインを……」スッ \ . \ \ ; イ .i . ヾ\ つ /\/ .,' ハ .} .i// ハ;/ \//i / ! /i i′ / 气テテZ=, // -‐‐''" ! }{. l ;;; i テ=ェx_ / .} .;' 乂 ソ | ;;; 「./ ./i/ xxxx 乂ソ厶イ _;ィ′ あ、それなんやけど……一つええか? 、 "" i ノ \\ \ r‐ ― ァ U 八i' //..r‐/≧ ..._  ̄ __, イ i /" \ /  ̄ ! ii /‐'iハ | .;'ハ__,/》《∧_}\. |/,/ /|| |ト、! \ 京太郎「あ、名前ですか? 漢字は……?」 洋榎「絹ごしの絹に、恵むって書いて絹恵や」 京太郎「(あれ、絹恵さんって妹さんの方じゃ……)」キョトン 洋榎「? なにか問題あるん?」 京太郎「いえ、なんでもないですよ」ニコニコ カキカキカキ スッ 洋榎「あんがとさんさん、さんころり~♪」ニコッ 京太郎「これからも応援よろしくお願いしますね、洋榎さん」 洋榎「当然や! 後おっかけの洋榎とはうちのことやで!」バーン テクテクテク 京太郎「あははっ!」 洋榎「……んん?」アレ? 【一時間後】 絹恵「お、お願いします!」 京太郎「はい。応援ありがとうございます」ニギニギ 絹恵「はぁぁ、ええなぁ」ホンワカー 京太郎「それじゃあ、サインを……」 絹恵「あっ、えと……」 京太郎「(もしかして……)」 絹恵「洋榎……洋楽の洋に榎の木で洋榎で書いて貰ってもええ?」 京太郎「……はいっ! もちろんです」ニッコリ 絹恵「ありがとな、須賀君。これからも応援しとるわ」ヤッタ 京太郎「……いい姉妹ですね。これからもファンでいてください、絹恵さん」 絹恵「???? ようわからんけど、またの活躍楽しみにしとるで!」テクテクテク 絹恵「ん? あれ?」 381 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 00 41 40.37 ID u/yJ2W55o [4/13] 京太郎「次は……」 健夜「お、お願いします!」 京太郎「こ、小鍛治プロォ!?」ビクッ / . . . . . . ./ . . /. . . . . . . . .| . . . . . . . .| . . . . . . . . . . \ / . / . / . / . . | i | | . | . . | . . . | . . . . . . . . . . . . .ヽ. / . i. . ハ . ./}ノ\|八|\| . N\ . | | . | . . . . . . . . . . . . . . . . ′ . |/{ V ヽ{ Vレ'}ノ| . . . . . . | . . . . . . . i i . . . .| | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __,ノ´ 廴___ | . . . . . . | . . . . . . . | | . . . .| __ ___ l . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| ィfチ芋ミ ィfチテテ芋ミ . . . . . . . . | . . . . . . . | | . . .爪〈 し i} し i} 〉 . . . . . . . .| . . . . . . . | | . . . .| 弋辷ソ 乂辷ン | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . i . .| .| | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . l . .| .|/ / / / ' / / / / / | . . . . . . . . | . . . . . . . | | . | | .} / . . . . . . . | . . . . . . . | | . | . . 人 r‐、 / . . | . . . . . | . . . . . . . | | . |i . . . . .\ ー' ′ | . . . . . | . . . . . | | | . |l . . . . . . . . ヽ ィリ | . . . | . . . . . | . . . . . | | | .八 . . . . i . . . . .个ー‐┬ ´ | . .| . . . | . . . . . | .| . . | | | . | \ . |\{ヽ从 . | . .| | .i | . . . | . i . . 八{ /八| | . | \| ヽー } | 八 . . .|/}/ ヾ ,. -‐ァ…'厂 ′ ノ \| `丶、 / / ./ / // /⌒トミ 健夜「あぅっ……// やっぱり知ってるよね」カァッ 京太郎「光栄ですよ、小鍛治プロに来ていただけるなんて!」 健夜「あ、ありがとう」ギュッ ニギニギニギニギニギニギ 京太郎「これからも応援してくださいね!」 健夜「(やっぱり生はいいなぁ……)」ポヤー 京太郎「じゃあサインを」スッ 健夜「あ、その前に、す、須賀君!!」 京太郎「はい?」 健夜「……ごめんなさい」ペコリ 京太郎「へ???」 健夜「とにかくごめんなさい」 京太郎「(何を謝ってるんだろう?)」コンワク 健夜「こ、これからも応援してるからねっ!!」ダダダッ 京太郎「あ、ちょ、ちょっとー!?」 優希「……」テクテク 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 22 10.02 ID u/yJ2W55o [7/13] ザワザワ 竜華「ふーっ、大分数が減ったなぁ」 久「もうすぐ終わりね」 煌「色々ありましたけど、無事終わりそうでなんとか……」 京太郎「はい、どうぞ」ニッコリ なんか偉そうな金髪「このサイン、大事にして奉りたるけりね」 バーコード十四歳「いいから、早く帰りましょう」ゲンナリ 京太郎「次の人どうぞ!」 優希「……」テクテク 京太郎「え?」 優希「……」ピタッ 京太郎「優……希?」 優希「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 優希「キョウタロォォォ~~? アイタカッタジェェ~~~?」 30~89 優希「京太郎……久しぶりだじょ」 90~99 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 427 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 34 01.25 ID u/yJ2W55o [8/13] 京太郎「なんでここにいるんだ、優希……?」 優希「うっ……ぐすっ……」ウルウル _ _ _ _ _ _ _ , ‐  ̄  ̄ 、 / 丶、 _ .、/ , ヽ.,-.‐.、 ../ / , / / ヽ _)_ /〈 / / ./ .| , i /⌒ヽ' `ヽ ./ ヾ| | /| | | λ .i 丿 ヽ / .| i | | | .λ λ ハ |、 ., `ーi ' |.i ヽ .| | l λ ハ | | ヽ .|ヽ、 | ヽ | ! ノ | | | i | ゝ、ヘ | ヽ |. \ヽi ヽ、 | 丶/.丶 | !/| | |/ , i .| ハ ハ | 丶、 | イ.⌒ヽ 丶 /⌒ヽ, .| | '// / Y ヽ _| ゝ | ◯、_ノ ヽ、_.,◯ i | |/ , / / イ ! / / / / / / / / ∠ _ / / / ノ | ヽ、 /~~\ ∠ / / `' ' ヽ、 lヽ` 、 イ /ノ!ノ `'ヾ` ー ‐ - - - ‐ 一 ' ’ ''' ’’' 京太郎「優希?」 優希「う、うぇぇぇ!!」ポロポロッ 京太郎「!!」 優希「うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 京太郎「」 優希「会いたかったじょぉぉぉぉ!!」ダダダッ . . // . .! / \_/ 、二ニ==ー- . . . / . .〈!. . .| / . . . . . . . .. 、 . ..f' ヽ . . . . . . . .`ー-、_, . . . ! . . ゙i'´`y'´ . . . , . . . ./ . . . . . . . .、 .ヽ ゙、._.ノ 、 . . . . .`ー---='´ー'ノ . .. .. . . . . . . __ \__!‐'" . . . / i | . !. .. . . ヽ . ゙、... !、.、` . . . .、___ ,ノ'´ . . .. / `i . 、ー-‐/ i ;. .i -+-| | . .i . .゙、-ヽ-| . . i . . |iヽ丶、 . -=ニ二_ ,、 . . . . . . . . | | `ー'| ハ i、 、 i . | .;ハ .|ヽ、 、ー-\ V| . .i . . .| . . .ヾー- ̄二´----r-r' / . f´ \ . ! i . 、i ゙、! \i と=ミ `ー /⌒うイ . . . | . . . . .i-‐ '´ / /_/ . . ! \ . .i ! . / . . . . ..//// , __ ////ノ;. . . .ノ;,;,;ハ! / ... / ̄ 丶 \ ゙、 ! ,/ハ .i . . . .! r‐'´ ~ヽ 彡_;.ノ } | |! / _/-‐'´ . . \ \ ゙、 i . " ヽ!、i、_` ..、_ 丶、_ ノ _,.イ ハ! / / . . .. . . . . \ \_ノ 丶 _ ; -、-‐'´`ヽ `ー-<´kュ! /」 \/ ,..-.、 ( ̄ ` ー-、 _ `ヽ \-、 _,>――-、ー-、ー-、 \ | // ヽ¬-| ノ__ . . . \  ̄`´ `ー ' ノー-、゙、 `=ニ==fコー-、__l -― '´ / . `ー- 、 ___ _,..-‐'´ ,...-‐\ ハ!ー-<____/ヽ . . . . Τ ,. イ´ / .. \ 〈_ーヾー--‐ ' ´,..イ┘ // . ._,..ノ _,..ノ/ / _,../ . . r 、 ‐'Yヽァー--イ 人、_// ,..-―‐ '´ __ // //-'― ' ´ . .. ( .,、・ノ 〈__,ノ / /7`| (_ _,...-‐'´ `ー---‐' `ー ' ´ . . . . .`フiヾ、___,ノ / ! . .  ̄ ̄ . . . . . . . . iハ! ヽ_!__ェ.-^‐' |/ . . .. . . . .、‐|^~~~~~~~~K ̄.. . . . . . ..、!"" "" " /´ . 京太郎「ば、バカっ!! こんな場所で!?」 432 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 37 23.71 ID u/yJ2W55o [9/13] 竜華「なんやしらんけど、このままじゃイベントが台無しや!」 煌「な、なんとかしないと……」オロオロ 久「まさか優希がこのタイミングだなんて……!!」 ?「私がなんとかしよう!」シュバッ 竜華「あ、あんたは!?」 煌「そんな、ぽんこつの筈じゃ……!」 久「無理よ!!」 ?「ぽんこつではない……」 /_ ̄` ヽ_ ゚ マ /////ヌ ム / ̄ ´ ̄ヽ ゚ヽ`ヽ マ ム ム / ア \ ゚ \ 、 マ //r v≦オ{ // ヽ ハ . _ゝュ/八_j≠‐' ア i ハ ....i l i ィf 」ム__jムハ / ! ! '; ゚ i! | i . Y 三三. ム ' ...i iハ ヽ ゚ィz i i i ⌒ヾ 「 マ ム i.. l };> ´ 7マ tji | ! {_リ ハ ム L 」 ; ィハテj ゞ'´! ; j j | マ Vハ ム _ ―rォ | ハ ゞ' j L;!/ / ! ! マ Vハ_ム __ ―=  ̄ ̄ | ハ ` ィ{ l | r≠キ /////ハ―=  ̄ ̄ | ム ゚ ` イ { i |__ ―=  ̄ ヾ=<///`ー― j> ´ ̄ ̄ `ヽ,_, _ ―=7  ̄ ̄_\_ >-、 マ///[ ヽ -ー  ̄ ̄ ヾ{` 〉≦ ̄ ̄ / /ィ ̄ ア7⌒7 ̄ 7{ ヽ マ// イ / _z、__ ヽ_)/ / / / イ/ / 仁ニニ{! ; > __)イ / ヽ { ,ィ T ハ` ´ /=≠ / /| リ / 「≦'==ヘ! |八_ ィ { `ヾ _ イ | ! { | / / ィ/ ム| { ! !r―ニ二{. i/(_ イ ノ ` ヽj j! ! i八 ! /゚ /{ /ニi| ム 、 マニニニ人 |!_( _ ィ {  ̄ ̄ 、 个ミ丶{ / /゚j/ニニム ム≧ュ_ゝ=キ ´ ̄ L≧ュ__ イ / `ヽ j }`ヾj/ ムニ゚ニニ八 了/ i j了 ///| / 7 ゝア ムニニ.゚ニニヽ ! | h! /////{ / / /イ⌒ ムニニニニ゚ニニュ、 人 i 人丶///ハ 菫「菫だ」シャキンッ 竜華「何をする気やねんっ!!」 煌「」 久「あーもう滅茶苦茶よ」 440 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 45 07.26 ID u/yJ2W55o [10/13] 京太郎「お、落ち着けって!!」 優希「京太郎ぉぉぉ!!」ダダダッ 久「ゆうきぃぃぃぃい!! やめてぇぇぇぇぇ↑↑!!」 竜華「あかん! もう間に合わん!!」 菫「はぁっ!!」バシュッ ギュィィィィイン!! 矢「」ドスッ 垂れ幕「須賀京太郎サイン会!!」ファッサァァァ パサッ 優希「じぇ?」フミッ ズルッ ドシャッ!! 優希「」ゴッチィィイィン 京太郎「ゆうきぃぃぃぃぃい!?」 優希「うぐぐぐっ……こんなのって無いじょ」ウルウル / ̄ ̄ ̄ミヽ⌒'x___ / ,.ィ(⌒)" ` 、 | / `¨ \ { / ヽ \|ヽ/ /|/| |‐"/ ゙, ,' / (◯)´Χ /゙ . | i≦ミ(⌒)_.レ| |\| U  ̄ フ / . ト、. /⌒xヘ/⌒{ <___Χ . . | .) { //__|_/沁、 \ `ー_.\ . リ"ヽ ,.ィ" ̄ ∪)、{i込. } (◯)/` / . . } {||───⊂) ̄/\ ∪ / , ,ィ | `ー───‐゙ー" `゙''ー---‐'ー─‐'゙ム彡" ソ 竜華「」 煌「」 久「」 菫「ふっ、こんなものか」ニヤリ 453 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 01 56 54.02 ID u/yJ2W55o [11/13] 煌「ちょ、ちょっと垂れ幕が落ちるハプニングがありましたので、少し休憩にしますね!!」アセアセ エーソンナァァ! イイジャン、マッテルアイダニパンツミセテアゲナヨ-! ヒャァァァ!! ナニスルンデスカ!? サイン、ホシイ 京太郎「皆さんすみません!! すぐに再開するので!」 ソウデアリマスカ サインホシイジャン? ハヤクシテホシイノデスヨー ボカァイケメンケイアイドルカラジョソウケイアイドルモイケルンヤデ? ウッセェンダヨドシロウトガ!!! キョウタロウクンハスガオガイチバンナンデス! 京太郎「本当にすいません! すいません!!」 優希「うぅっ……」グスグス 京太郎「回収班!!」 竜華「今や!!」 久「もう、心配かけて!」ガシッ 優希「じょ?」 煌「ほら、こっちです!!」ガシッ _,.......-―--...、_ ,..=ニ二二ヽ,. ‐-.、,.... . ' ´ `ヽ、 _ ,..- .ニニ 丶 ,..-‐ ' ´( / \ Y∠.-‐-.、 `ヽ / ; ' i | | i ∨、 \ / / // i ! | ハi |i |i | i ヽ \ 、ヽ 、 ヽ / / ィ/ i / .i | !i | | i! |.! . .| i | .! i } ヽiヽ i i { / / / !| l.i! ! ! ! |―|、Τ`ト、 i`!  ̄!`!ー!- } ! | i ! ヽ ! } !ハ i / リ 人j、 ! i N ィ==ミ、 \{ ヽ;ィ=キ;ィ'| ノ!/ ;ィノ | ! ヽ! !. ハ从! ./ / ヾーヽ!メ. r' ; } _,} i゙ヽiイ ノ ヽ ゙、 リ | / ヽ! .i / i| ハ (.__)--u uー-(_.)/|' i、 i }ノ 仆 | i ト、_! . " " " ' " " " i .,! i i |i } __ リ、 i、 ! | .丶 /' | ハ ! }リ _ヲー-ユ、_ \{ `ー!、|、 `;..、⊂ニニニニ⊃.ノ , . .リjイ;ノ;ノ rニ巳⊂二ヽ  ̄-―{ __`二ニー----‐πフj;丿'"__ '" (_,.--‐ \ -イ ,,ィ' i !i |~~^^^~~| i.! /)i、 ヒ_ー \ ,.イ´ r' |! i ゛、 匸_)(二) ;;" / .iハ )ー---、_/、 ̄ \ /′ i! i\\ Vハ} / ;; " ;/i / 丶 / / \. ゙、 \ rイ \ \!、 \ ー=\/=='_; イ! レ / \. / / \ 丶. \/\\ \ ゙| 丶、 二ヽ◇フ'二∠_|! / / 〉 / / 優希「じぇぇぇ!?」ズルズルズル 京太郎「(なんとか回収できたか……)」ホッ 457 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/07(土) 02 08 29.28 ID u/yJ2W55o [12/13] 【そうこうして、サイン会も終わり】 シーン 京太郎「お、終わった……」ガックリ 菫「お疲れ様。よく頑張っていた」ポン 京太郎「ありがとうございます、菫さん」 菫「ほら、アク●リアスを飲むといい」フッ 京太郎「助かります」ゴキュゴキュ 菫「100人はいたと思う……好評じゃないか」 京太郎「自分でもビックリです」 竜華「お疲れ様やな、京太郎君」テクテウ 京太郎「竜華さん……」 竜華「せやけど、もう一仕事残っとるで」 京太郎「……はい」 煌「お願いします……」 京太郎「もちろんですよ」ニッ 久「……ごめんなさい。須賀君だけに押し付けて」 京太郎「いいんですよ。それに、これは俺の問題ですから」 だから、俺が解決しないといけないんだ 京太郎「なぁそうだろ、優希」 ガチャッ 優希「あっ」ビクッ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { _ ___,-、 __  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 { Y´ / ' }- 、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、r  ̄ { { | / _ }、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / | 乂_人_/、_/ / \ / //从 l∧\ ,\ | /イ/ }==  ̄ ̄ ̄ ー く / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j' / \  ̄ ̄ ー∧ _, 从 , \ ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ / / ' ∧ \ / |/> , / {(从_| -- ´ 「/// | { |/ ̄}} |////|_ | _,. <|///|| l/////` | _,.. -=<///// \//} ,r-/////// | <//////////////////∧-- 、 {///////l{ 京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ 518 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/07(土) 23 43 03.23 ID AngjAgDLo 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart1【新人!】 99 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU イケナカッタ…… 100 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 是非とも行きたかったのですが、主人が熱を出してしまいまして 101 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃぁぁぁぁぁ!! コーチの奴許さないんだし!! 行く遅れのくせに偉そうなんだし!! 102 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA ↑池田ァァァァァ!!!! 103 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ひぃぃぃ!? 池田じゃないんだし!? 可愛い華菜ちゃんじゃないんだし!? 104 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe がっしゅくとかさなってざんねんです 105 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー! すっごくよかったぞー! 106 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 凄い盛り上がりだったっす!! 107 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルなんて何がいいのか分からないのです 108 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ところどころハプニングあったみたいやけど、結構いい感じやったで 109 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 サイン貰い損ねてしまった……死にたい 110 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー興奮したんだよー!! 111 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電完了 112 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO あのインハイチャンプ宮永照選手と妹の宮永咲選手! さらにはあのアラフォー小鍛治プロまでいたとの噂は本当!? 113 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ アラサーだよぉぉぉぉぉぉ!!!! 114 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 行きたかったのに、お母さんがダメだって…… 115 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa あいたい 116 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur やっぱ須賀京太郎は期待の星やなぁー ほんまええ男やでー 117 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister サイン会とかくだらないって、それ一番言われてるから 118 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress しかし、まだアイドルとして日は浅いのに……その才能の片鱗が見えていたな 119 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ↑ どういうことじゃ? 120 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru ファンの一人一人をしっかり見て、それぞれにちゃんと言葉を用意していた 表情も笑顔一つではなく、その人に対して色んな顔をくるくる見せる 流れ作業ではなくファン一人一人と向き合って、楽しもうとする気持ちがひしひしと伝わってきた 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi え? そんなに凄いの? 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 仕事がなければ見に行きたかったなー 532 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 00 52.81 ID 5wvlSv5Oo [1/8] 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 妹の為にとサインを貰ったんやけど……妹もウチと同じことしてた 泣けるでほんま……最高の妹や! 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ アンタも最高の姉や うちが保証したる 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘二人が泣きながら抱き合ってるんやけど…… なんか寂しい 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 確かに須賀君、すっごく優しかったんだよー! それに……か、可愛いって言われたよー……// 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi やっぱり格好よかったなぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当然じゃない、これからトップアイドルになる男なんだから 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE サイン会には可愛いシスターや、ミニスカロリっ子がいたというのは本当ですか? 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sikorinn0 ↑ 哀れだなァお前……本気で言ってんなら、抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE しかもウチ、妹の名前でサインしてもらたんやけど…… 最後ホンマの名前の方で呼ばれたわ なんで知ってたのかは分からんけど…… 一生この人のおっかけでいたいって、本気で思えたんや 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ウチもそうや! 須賀君のこと、ホンマ応援しとる! 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur せや! 関西人総須賀京太郎ファン化計画や! 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU え、それは…… アリやな!!! 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba アンビリーバボー 少しはマシになったようですね 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 マシどころか、これから大活躍だよっ☆ 537 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 21 07.27 ID 5wvlSv5Oo [2/8] 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 正直、まだどこがいいのか分からへん 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 何がいいって、あんなん卑怯やろ!! 破壊兵器や!! 核や!! 麻薬や!! 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ↑ 意味わっかんねー 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar お会いして、確かめたかったです 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI もしこの人が姫様の探す人なら…… 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister ファンが増えて来た……最悪 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress ? 喜ぶべきことじゃないか? 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんがこんなにも人気になって嬉しい 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やだもん 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 友達がすごくハマってるから……私も、応援しようかな? 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN あ 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 これからも頑張って欲しいのぅ 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん、きっとトップアイドルになってくれるよ 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 当然です 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO これからに期待っすねー 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルにハマるわけがないのですよwwwwwww 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse この人、あったかそう…… ~~~●ヶ月後 松実館にて~~~ 544 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 27 51.87 ID 5wvlSv5Oo [3/8] ( ) i ニlニ○ _L/、 / (⌒ ⌒) { cト ´ | ノ ⌒ ーノ{__ノ て人_) . ―― .. / .. . . . . . . . . . . . . . ` ..、 ' . . . . . . . . . . . . \ / / . . . . . . . . . . . } . } .. / } ハ / . ′. . } 斗/L/! . . . / 、i . . .}...... .  ̄ / . | ... . /| . / j/ | . . /} /リ|\| . .}.‘ ― { /.! |. . .. | / -- _} /ノ' /十/,「 ..ハ .i おねーちゃーん! rぅ' ,| .| . .| ;{z≦三 三ミメ.| /| .ト{ \ 京太郎君のテレビ始まるよー!! / { V | .| . .|´i `| | .| | .|/ . , . . . l |/// 、__ /// | .i! .! {i { ハ . 込{. __ (__ ノ .ィ} リ| 乂 / . ∧ . .V/⌒ヽ.--r >ォ抓/ ./ |′ / /. . . . /\ ハ´  ̄`V ´  ̄`∨ /| ( )イ. / . . . . / /\ { { 小{ (⌒ ⌒) // . . . . . . { fノ |! 人.} .{ て人_)./ . . . . . . 人 ,八 ノト{' . . . . ./ . . . ト、 / 乂 / . | _ __  ̄ ̄ ̄ . ヽ _ / '" ` 、 ` / \ ^ヽ / \ / / / ヽ / / . ヽ . . . } {i / ′ ,′. ト、 | | .、 ', ,′ l .! . ! . . .| ! .| | . . .| . 〈 l . | . . | . . 斗匕 ̄ メ | . .ハ-┼- 、. . .| . 〉 | . . i! | / / / l/ | / .l ∧ . ハ ヽ! | | . . .i| . . | /x = x. |. . ハ/ j/ l | | . . || | ,〃 ヾ j/ 〃 ̄`ヾ ハ .′! く、くくくく玄ちゃん!? | . . . .|| |/ {{ }} {{ jイ ! /. /| || | ヾ _ '′ ヾ _ ノ . // / / | || | 、 、 、 、 、 、 `¨¨¨´ ムイ´ { │ i ! . .| ` ` ` ` ` ` ` | | | たたたた大変だよぉ!! ヽ. | . .| ! ト、 _, ~~ ┐ ! ! ! i! .| | | . 、 丶 __ ノ _ ィ ,′ ′\ i! | ! . / __> _ .. - ´ / ./ . ヽ i| . . .| \ 、 \ .. - ‐ ムイ i! !. / | .|. . ./ \\ \__  ̄ ̄ ヽ ハ ′| . . | / /`¨\ >'´ -‐∨. / !/. / . | . . .レ′ _{__ .〕、__ イ / V / . | | /| / !\ . イ /. レヘ | . . l / \/i/| ー '_| / | \ |. . . . | ./ | / 、 ,′ \ | . ′ . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . ./ . . . . . . . ./ . . . イ . . . . . . . . . . . /! . . . . . . . . . . | . . . . . . ‘, . . . . . . . ./ . . . ./ } . . . ._ . . . ./ i . . . . . . . _∧ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 斗 . . ̄ . / . ./ . . . . . . . イ . . i 丁 .丶 . . . . . . . . . . | . . . . .| . . ./// / . . . . . ./ . ./ |/! . . . . . . . . . . . . . | . . . . .|/ /_ . . -‐'′}/ ! . . . . . . . . . . . /| . . . . .|γ⌒ヽ γ⌒ヽレ . . . . . . . . . ./ . | . . . . .|弋 丿 弋 丿 | . . . . .| . ./ . . .| . . . . .| ¨ ¨ | . . . . ほへ? .◯ . ./^! . . . . .| 、、 、、 . . . . / . .{ .‘,| . . . . .| r‐----r V . . . . . i . . .`| . . . . .| { } /. . . . Ⅳ . . . . | . . . . .|≧ ..._ ゝ _.ノ _. イ . . ./ . .V . . . . . . ‘, . . .|斗-‐ ≧=‐----‐=≦ 、 . . .| . ./ . ./ . . . . . . . . . ∧ . . ‘, { { } } ヽ .| / . ./ . . 549 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 30 41.95 ID 5wvlSv5Oo [4/8] 宥「きょ、今日のお客さんが!!」ガタガタガタ 玄「お客さん?」チラッ ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム \ ,ノ / \ | ∧ i| ∧,イ 今日、予約していた須賀ですけど―― Ⅵム. ,__`_'_, .イ // ヽl \ ー‐ .//イ .イl| \ / lハヽ _/ ノ ヽ 、 ̄ V ヽ \_ _ .ィ´ ′ ヽ . / i \ ‐ 、_ _.. -‐ ‘ / ! ム ム { ヽ 、 `゙"''‐-..,,__ ,. -‐'"`゙´ 〈 l / l__ __」 ∧ |_ 〉 \ ``丶 / ___> | ハ \ / ハ | `<__、 | ¦ . ' | | |/\\ V // \ ! |ヽ ! | l | l 「 、\\j// ヽ{ | | ! | | | ¦ \ l ̄ ̄! 'l | ! | ゙i . l l | ヽ . . / | l ! ヽ l .l i | j丁{ | | _, -‐v ' ) . } i l ! ! .|! | i'⌒゙_.-‐'/ く . ∧ l ! , . l! { 厂 / ヽ ! '、 . l { / l| | 厂 ,' ..... (_ 〉 . ; . ! ' / l| / l , ; ... /. } } . 、 | ∨ !| / | / {、__ ⌒i ! . '、 ! / ! !´ /! ∧ | . ............ 〈 j 、 ! /. l .! ! ' { ....ー- .\_ { 、 l ! . . l .| l / | .... .....L._ 」 、 ¦ | . . |/ { ,' 「\ .......'、 〉 ' ! ! . . . . l } ! | \ -―… \ } リ | . . . . ! '、{ {, 丶 / ' ノ ;i { ! . . . . | ∧! 八 ∨/ ̄ ̄ | 玄「……」 宥「」ガタガタガタガタ / / ... / ′ / . . ..... ./. / ! . . .i ..! . ..... { . . . . . ハ /. /.〃/ ...../ ′'. | i . . . . | i _{__| .| . . .i | . .../  ̄`ヽ/ ふ ' // ′ /斗 十 | . . . . . . }}ハ ハ { ≧ト| / な な な ぅ {// { /|i 八 {=从 { i N孑弐{ミト∨ | ′ る. る .る (. i 从 {イァ う{ミト爪ト . ! ん) ハヽト、 { | ほ ほ ほ ). |. | \《 { } ヽ\{ { リ | ヽ! ど ど ど む. | ! |ハト.乂__ノ ー ' | < | 八 | | i /i, , , /i/ , } }i 人 __ ノ\ (__) l . i. / 厂「{ { ` ー― ´ / { | V 入 { ̄`ソ }/} }/ l.| | { |人 ∨ >... ` . ィ升| / 八 { 551 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 33 37.22 ID 5wvlSv5Oo [5/8] 宥「」ガタガタガタ 京太郎「震えてますけど、大丈夫ですか?」テヲギュッ 宥「あっ……」 / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | あったかい…… \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 京太郎「え?」 | /〃 斗-- 、 ヾメ、ヽ / /. / / / /} | | / / {~⌒ヽ_ V》. { / / / / // / / /} ヽ/ぃ 十 ヽ | { / r'⌒ヽ } ` レ / ' / / / / / // (__ j⌒) | | ん 〃⌒) v‐ ' } / / ⌒// ./ / / / ー l Ⅳ __{ {{ し' 〃 / / / 斗=≡メ // / / ⌒) .フ|'⌒) | ( ゝ⌒) `- ´ ./ / / , -‐-ミx / /} / / レ| α | 〉- <\\\\ .// ./ { )ヾメ/ / / | | | { ノ \\\\\ ′' >-=' 〉ヘ / / 廴ノ .| |l. } /´ { { { し 〃 }}/ / ├ ナ 八 { { 乂` `ー=' _/ /' /}/ / _ト、 '⌒) ヽ} } ′ \\\/ `ヽ}/ / / | ー や \ 斗-―- \\>- r' \/ | | ⌒) / \ ヽ { ⌒~`ヽ __ } j \,′ ハ | / /⌒し ヽ \ `ヽ // j / } | : 京太郎「なんで泣いてるんですか?!」ガビーン 玄「うぇーん!!」 果たして松実姉妹の運命やいかに!? 続く
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3890.html
京太郎「こんちはー、って誰もいない?」 バサッ 京太郎「ん?また部長が寝てんのか?」 咲「すー……すー……」 京太郎「なんだ咲か。寝相悪いな、布団落ちてんぞ」 咲「ん……むぅ……」 京太郎「ん?Kちゃんぬいぐるみ抱いて寝てるのか。つーか学校まで持ってきたのかコイツ」 咲「んん……京ちゃん……」 京太郎「……なんだよ」 咲「……カン……りんしゃんかいほー……飛んだ」 京太郎「夢の中でもやってんのかよ。このポンコツめ」プニプニ 咲「あぅ……すー……すー」 京太郎「ほっぺ突っついてるのに起きねーな……結構やわらかいな」 咲「……京、ちゃぁん……」 咲「行か……ないで」 京太郎「うん?」 咲「置いて……かないでよぉ……一人……やだよぉ……」 京太郎「……安心しろよ」手握る 京太郎「お前は一人じゃないし、俺もお前を置いてくようなことはしねーよ」 咲「すー……すー……」 京太郎「ったく眠り姫ってか……ゆっくり寝てろよ咲。一人にはしないからな」 咲「……えへへ……京ちゃん……大好き……」 京太郎「そりゃどーも……俺もだよ」 その後、二人が同じベッドで寝ていたことによりひと波乱があったとか カンッ!!
https://w.atwiki.jp/miyanagake/pages/27.html
1/3 158 照にあすなろ抱きされて耳元で囁かれる京太郎 159 照の誕生日京太郎独占 181 照の誕生日京太郎独占権プレゼント 永水編、宮守編ときたら次はきっと白糸台編……。 ちなみに今度のインタビューのテロップでは須賀照(予定)。 今日は咲の許可を得て京ちゃん独占の日。 忘れもしない。私と京ちゃんが初めてあった日のこと……。 あれは咲と和解して、咲が彼氏を連れてくると言った日だった。 『須賀京太郎です。 その、宮永咲さんとお付き合いをさせてもらっています』 『……そう。 京太郎くん、君が咲にふさわしいかしっかり見させてもらう』 『は、はい! あとこのゴディバのチョコを挨拶代わりに……』 『京ちゃん。結婚して』 『はいィ!?』 確かに『ハイ』って言ったのを覚えている。うん、言った。 ……冗談は置いておく。うん、冗談。 彼は私たちが出来なかった咲の心の隙間を埋めてくれた。 咲と家族になることによって、咲が求めているものを埋めてくれた。 咲から離れていた私に、何か言う資格なんてなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2/3 「お義姉さん?」 京ちゃんは卑怯だ。 京ちゃんは咲が声をかけて欲しい時に声をかけてくれる。 お父さんが酔って弱っている時に一緒に酔ってあげる。 こうして私が声をかけて欲しいと思ってるときにも、的確に声をかけるんだから。 「なんでもない」 「なんでもなくないです。 ほら、仏頂面やめて」 むにゅ、と私の頬をつまんで横に伸ばす。 京ちゃん、既婚者がやることじゃないよ? 妹の旦那にそんなことされたら興奮しちゃうよ。 「京ちゃん。私を呼ぶときは照でいい。 『おねえさん』は嫌。それが誕生日プレゼントでいい」 「はぁ……。それでいいならそうします。 というかお義姉……、照さんの誕生日なのに咲のやつどこに行ったんだ」 何を隠そう咲との取引で今日は京ちゃんを独占する日なのだ。 咲が京ちゃんと一緒にいると安心するのがよく分かる。 彼は人を安心させる雰囲気を持っている。麻雀しか知らなかった私にも、咲のついででもいい、こうして人の優しさを教えてくれた。 私はただ、誰かに側にいて欲しかった。 一番いて欲しいときに、父親がいなかったから、父親を求めたんだと思う。 でも今日は『お父さん役』を求めてるわけじゃない。 「照さん?」 後ろから抱きしめる。『あすなろ抱き』と言うらしい。 この格好で耳元で囁くとイチコロだって尭深が言ってた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3/3 ……あれ、なんて囁けばいいんだっけ。 いいや、私の思いをそのまま言葉にしよう。 「京ちゃんお菓子」 「ひいぃゃぁぁぁぁ!?」 京ちゃんがすごい勢いで暴れる。くすぐったかったのかな。 確かにこれはイチコロだ。京ちゃんは耳元が弱いんだ。 「照さん、何を……。 まぁいいです。お菓子ですね」 「うん。帰ってきたら膝枕して」 「はいはい」 うむ、満足。 今日はこのまま一日中甘えよう。 営業スマイルだって疲れるんだから、家でくらいこうしていたっていいはず。 ……あれ、そう言えば私が借りてる家ってどこだっけ? カン